Wearable Ideas RLL
都市論の現在形のために ― 戦術、築層、メトロポリス ―
高祖岩三郎さん+co-op/tってことは、『死にゆく都市、回帰する巷』(以文社)の組み合わせ。
中身は高祖岩さんでカバーグラフィックはco-op/t。
そして装丁はintellipunk(RLL)に写真はユウジ・アゲマツさんなんだな。
http://www.rll.jp/hood/text/intellipunk/20100913122909.php
「都市論の現在形のために ― 戦術、築層、メトロポリス ―」
http://cp.rikkyo.ac.jp/news/news_fc_2.php?id=130
いまだ記憶に新しいウォール街占拠に見られるように、“occupation(占拠)”は、今日の社会運動の中心的な戦術となっている。この“occupation(占拠)”を都市空間論的に捉え返し、都市における集合的表象と集合的身体の今日的な結合を分析している翻訳家・批評家の高祖岩三郎氏と、2名の若手建築家からなるユニット「co-op/t」、いずれもニューヨーク在住の3名をお招きして講演いただく。
【日時】 2012年8月26日(日)14:00~17:00
【場所】 新座キャンパス6号館 N636教室(ロフト2)
【講師】 高祖岩三郎氏(1955年生まれ、ニューヨーク在住)
ラミア・ベンスーダ氏(モロッコ生まれ、ニューヨーク在住)
エッサン・バンダイ氏(イラン生まれ、ニューヨーク在住)
内容 《プログラム概要》
14:00~15:30 講師3名によるプレゼンテーションおよびレクチャー
15:30~17:00 質疑応答および討論
【対象】 学生、教職員、一般 (申込み不要、入場無料)
【担当者】 田崎英明(司会、現代心理学部映像身体学科教授)
【問合わせ先】 現代心理学部事務室 TEL:048-471-7149
講師
高祖岩三郎氏(翻訳家・批評家)
1955年生まれ、ニューヨーク在住。1982年ニューヨーク大学芸術学部修士課程修了。柄谷行人氏の著書の英訳などの他に『ニューヨーク列伝―闘う世界民衆の都市空間』(青土社・2006)、『流体都市を構築せよ!―世界民衆都市ニューヨークの形成』(青土社・2007)など著書多数。
co-op/t(ラミア・ベンスーダ氏、エッサン・バンダイ氏)
ニューヨーク在住の2名の建築家からなるユニットで、建築家としてのキャリアの傍らGlobal Justice運動などに実践的、理論的に関与してきた。
大阪での講演はこちら:
http://urbanculture-osaka.tumblr.com/
- Intellipunk
- By intellipunk / Aug 21, 2012 2:38 pm
カルチュラル・タイフーン+広島文化台風
今週末14日15日は、今年もやってきました文化研究の祭典カルチュラル・タイフーン!
RLLは、ある意味でカルチュラル・スタディーズから生まれた活動ともいえます。文化研究と文化実践の混じり合うなんだかよくわからない僕ら活動は、このカルチュラル・スタディーズの呪われた部分を表象するプロジェクトなのだと我々のIndependent Cultural Jammers(アカデミズムから独立した文化的攪乱者)という肩書きは物語ります。2006年下北沢で上野俊哉さんのセレクトでパネル「文化研究/文化政治の呪われた部分;エクスプレスウェイ(自動車専用道路)に抗して、表現的アクションのために」で発表して以来(かの肩書きは、そんとき付けられた!)、カルチュラル・スタディーズの外延を走り続け、研究からの逃走をしてきた幾数年ですわ。先端や前衛や切っ先に居るという自覚はないですが、退屈な研究をすればするほど文化そのものから乖離し、また参与観察を追求すればするほど学問ではなくなるという、カルチュラル・スタディーズの本質的な問題に、非研究者として文化研究のアカデミシャンに突っ込みを入れてきたつもりです(控えめに云ってそれは、09年の毛利嘉孝『ストリートの思想』、12年の五野井郁夫『「デモ」とは何か』で傍証されてはいないでしょうか?)。そしてその返報として研究者各位から911の僕への保釈金(求対カンパ)が奮発されたという理解であってますか? そういや09年のカルタイ打ち上げでホストみたいな五野井さんにはじめて逢って変な人だなーと注目し、昨年の神戸カルタイでウェルカムパーティーをRLL+横山純+五野井郁夫+鈴木慎一郎でやって、今年の状況にぴったしなデモの本で大活躍されているのが何かひとつの節目のような気もしてきますが、よく考えると彼は国際政治学者であって呪わしき文化研究者ではない! カルチュラル・タイフーンの10年の積み重ねの中から大きな成果が生まれると思ってはいますが、まだ著作として若手が台頭してきてはいないのかな?(カルタイ主催でも尽力されている田中東子さんの初単著『メディア文化とジェンダーの政治学―第三波フェミニズムの視点から』楽しみです!)期待してるぜ若手の文化好きアカデミシャンたち!
さて今年は、東琢磨フードジョッキー(食いしん坊万歳)とひろしま女性学研究所&シャリバリ(ダダオのグラフィティがやばい同じビル)が全面プロデュース?かどうかよくわかりませんが広島開催です! 昨年の311直後に山下陽光くんと広島に逃げた思い出の地ですね。RLLは外大・駒大・神戸・広島と4年連続の行商になります(仙台メディアテークにも行きゃよかった…)。会場は広島女学院大学ってじょしだい!
RLLは盟友山下陽光の「アトム書房」と同室505教室を高円寺部屋として居心地のいい空間を作る予定。いま必至でRLL広島カルタイzine作ってます。あと江畠香希監督作品「RLL MEGAPHONE PROJECT」「RLL 間宮の古本ハスリング!」「RLL ハーポのちまなこ接待」のRLL三部作もパソコンモニターで上映予定。
陽光くんのアトム書房はホントにヤバ面白いので、文化研究者も絶対に必見(ここでちらりとまとめられているが、研究はもっと進んでいる!)。ダダオ+高円寺組も遠征してくるし相当楽しみです。
そんで、江畠監督の映画『カレが捕まっちゃった』 ‘My Boyfriend was Arrested!’ も14日10時、15日13:30に人文館303号教室上映予定。高円寺部屋でトークもやります。
同じブース枠に『カレが捕まっちゃった』を福岡で上映していただいたSHE SAYS distroさんや「!」という謎ブースもあり、西の文化人と交流も出来そうです。
カルチュラル・タイフーン+広島文化台風
http://cultural-typhoon.com/2012/
マジヤバな発表を軽く紹介↓
http://cultural-typhoon.com/2012/panel.html
Main Panel
軍都広島からチョッケツ東アジア
7月14日 (土) 15:30-17:00 401
パネリスト2 行友太郎 (シャリバリ地下大学)
応答歌 富田克也(空族) 相澤虎之助(空族) 権鉉基 Kwon Hyon Gi
Panel Session
6.【音楽と/のアクティビズム】Music of/and Activism
7月14日 (土) 15:30-17:00 402
Panelist 1 大野光明 「沖縄闘争」における「文化」の位置――竹中労の島唄論再考
Panelist 2 五野井郁夫 社会運動のサウンドトラックとは何か?:出発のリトルネロをめぐって
Chair 酒井隆史
↑これマルかぶりどうするよ…
↓オーガナイザー力が発揮されている、この雑多な感じがたまらん。
Group Works
原発避難者による広島
7月14日(土)13:30-15:00
Organiser 行友太郎 シャリバリ地下大学
Panelist 1 神原将 ライター、「原発引っ越し」著者 呉在住
Panelist 2 羽鳥智裕 前衛華道家、豊平在住
Panelist 3 大杉聖児 quizkid ベーシスト、福岡在住
Panelist 4 小柳津まさこ SHE SAYS distro、福岡在住
Panelist 5 崔真碩 広島大学教員、東広島市で学校給食の放射能汚染問題に取り組んでいる
Panelist 6 山戸明子 祝島出身
原子力事故後を考える ― 計測運動、フェミニズム、テクノロジー
7月14日(土)15:30-17:00
Organiser 松本麻里 No nukes more feminism network
Panelist 1 水島希 東京大学 情報学環
Panelist 2 森元斎 日本学術振興会
Panelist 3 矢部史郎 未来につなげる東海ネット市民測定所
パイレーツ・ダイアローグ4:テクノ海賊、あるいは海賊のテクノロジーについて
7月14日(土)15:30-17:00
Organiser 小笠原博毅 神戸大学大学院国際文化学研究科
Panelist 1 塚原東吾 神戸大学大学院国際文化学研究科
Panelist 2 太田淳 広島大学大学院文学研究科
Panelist 3 栢木清吾 神戸大学大学院総合人間科学研究科博士課程
空族と魯迅
7月15日(日)13:30-15:00
Organiser 行友太郎 シャリバリ地下大学中国文芸研究会
発言 中国文芸研究会 シャリバリ地下大学
応答 富田克也 空族 相澤虎之助 空族
議論 会場全員
あ、最後に『年鑑カルチュラル・スタディーズ』のフライヤー作りました。当日主催者が配る予定です。
- Intellipunk
- By intellipunk / Jul 12, 2012 5:11 pm
あつくなってきて立ち上がろうとおもう
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=NWci9iZNv-4[/youtube]
Get Up Stand Up- Bob Marley
Lyrics:
Get up, stand up: stand up for your rights!
Get up, stand up: stand up for your rights!
Get up, stand up: stand up for your rights!
Get up, stand up: dont give up the fight!
Preacherman, dont tell me,
Heaven is under the earth.
I know you dont know
What life is really worth.
Its not all that glitters is gold;
alf the story has never been told:
So now you see the light, eh!
Stand up for your rights. come on!
Get up, stand up: stand up for your rights!
Get up, stand up: dont give up the fight!
Get up, stand up: stand up for your rights!
Get up, stand up: dont give up the fight!
Most people think,
Great God will come from the skies,
Take away everything
And make everybody feel high.
But if you know what life is worth,
You will look for yours on earth:
And now you see the light,
You stand up for your rights. jah!
Get up, stand up! (jah, jah!)
Stand up for your rights! (oh-hoo!)
Get up, stand up! (get up, stand up!)
Dont give up the fight! (life is your right!)
Get up, stand up! (so we cant give up the fight!)
Stand up for your rights! (lord, lord!)
Get up, stand up! (keep on struggling on!)
Dont give up the fight! (yeah!)
We sick an tired of-a your ism-skism game -
Dyin n goin to heaven in-a jesus name, lord.
We know when we understand:
Almighty God is a living man.
You can fool some people sometimes,
But you cant fool all the people all the time.
So now we see the light (what you gonna do? ),
We gonna stand up for our rights! (yeah, yeah, yeah!)
So you better:
Get up, stand up! (in the morning! git it up!)
Stand up for your rights! (stand up for our rights!)
Get up, stand up!
Dont give up the fight! (dont give it up, dont give it up!)
Get up, stand up! (get up, stand up!)
Stand up for your rights! (get up, stand up!)
Get up, stand up! ( … )
Dont give up the fight! (get up, stand up!)
Get up, stand up! ( … )
Stand up for your rights!
Get up, stand up!
Dont give up the fight!
- Intellipunk
- By intellipunk / Jun 29, 2012 4:58 pm
気流舎イベント NO ACTA研究会:ネット動画を通して海賊党ムーブメントを知る!!!
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=5s8nknThQ7o&feature=player_embedded[/youtube]
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=BNOTtMpBbPA&feature=player_embedded[/youtube]
日本が提唱した条約・協定であるのに、その詳細が全くと言っていいほど
報道されないACTA(Anti Counterfeiting Trade Agreement.
「模倣品・海賊版拡散防止条約」または「模造品の取引の防止に関する協定」)
実はこれ、インターネットと言論の自由を脅かす条約・協定であるとされ、
欧州を中心に世界中で大規模な抗議行動が行われています。
本会では6月9日に行われたNO ACTA、AntiACTAの世界同時アクションの報告や、
このムーブメントに関係の深いドイツでも大躍進中の海賊党について、
インターネット動画を見ながらほんわか研究したいと思います。
私はそこら辺詳しいヨ!という方、よくわからないけど興味はあるヨ!
という方、お気軽にご参加下さいませ。(文:ひげビジョン)
日時:2012年6月26日(火)19:00~
場所:気流舎
会費:無料(ドリンクオーダー)
主催:NOACTA研究会
参考リンク
Wearable Ideas RLL – ACTA
※NO ACTA Tシャツを特別価格で販売します!
- HarpoBucho
- By harpobucho / Jun 25, 2012 7:51 pm
道の手帖「深沢七郎」と雑誌「スペクテイター」
ハーポ部長です。久しぶりのブログです。
同時期に書いた文章が紙の媒体に乗っかって帰還したのでご紹介します。
まずはKAWADE道の手帖「深沢七郎 没後25年 ちょっと一服、冥土の道草」。
深沢七郎はずっと気になっていたけど、なんだか避けていた(波長が合い過ぎたらこわい!)作家なので、読む機会が与えられてうれしかったです。そう、恐ろしいことに、まったくの深沢初心者が商業誌に書いてしまったわけです。まあ、これも深沢的といえば深沢的。目次の末席に居座って「自伝群」「日記群」「流浪の日記」について短い文章を寄せました。
団鬼六風の作家顔に変貌している町田康の顔写真や、素敵なエピソード満載の矢崎泰久の語りや、twitterでゴーストライターを募るという斬新な手法で書かれた中原昌也名義の誰かの文章や、ラジオ生放送中に片手間で書かれた根本敬の漫画とか、曲者作家へのみんなのアプローチがタイヘン面白いのでぜひチェックしてみてください。
「ちょっと一服、冥土の道草」が今回の深沢七郎特集のキャッチコピーだったことを送られてきた本によって知ったのですが、奇しくもスペクテイター最新号のエッセイに書いた内容と一致するものでした。しかしそれが全然「奇しくも」でもないことにも気づいていて、深沢七郎のエッセイを短期間に大量に読み込んだことにより、それが思想模写(昔のタモリの芸)のようなカタチでスペクテイターの紙面に反映された模様です。
「蛇の道は蛇」という諺のダブバージョン「ジャーの道はヘヴィ」を書きたくなったわけです。同類のすることは、同類の者が一番よく知っているというわけです。深沢七郎がマンボやロカビリーのリズムで文章を書いたように、レゲエのリズムに乗って書いてみたかったのです。
ネタバレになりますが、まあ、大したネタでもないし、これからそのネタに関する野暮なことに触れなきゃいけないので書いてしまいますが、エッセイが夢の構成になっているのも『風流夢譚』の影響でしょう。天皇陛下の辞世のおん歌の代わりに、ボブ・マーリーの歌詞、つまり、ジャー(神=ハイレ・セラシエ皇帝)のメッセージを文章の間に挟みました。もうすぐ自分がボブ・マーリーの死んだ年になることを意識したら、なんだか急にボブに親近感が湧いてきて、ボブの歌詞を読み返していたところでした。彼の最新のドキュメンタリー映画もそろそろ日本で公開されるみたいですしね。
このエッセイに深沢七郎的な影響が意外なところに出ていてボクは愕然としました。「風流夢譚」に少しでも影響を受けたなら、事件もつきものです。
<道の手帖>のなかで、丹生谷貴志は「Don’t be cruel」というユニークな深沢論を書いています。ちょっと引用します。
「ほんの束の間、自分は奴隷じゃないと思えても、それこそは詐欺で、裏で社会は自然という王にお伺いを立てて・・・・・病院とお墓と裏約束・・・・・要は「社会的存在」となることは、奴隷の中の奴隷になることでしかないのではないのか? ではどうすればいいのか? 逃げ場は、だぶん、ない。」
エッセイ「ジャーの道はヘヴィ」の冠には「バビ論」と銘打ってあって、『花物語バビロン』(空族製作。2作目が近日爆音映画祭でプレミア上映予定!)についてのレアなテクストを引用/分析して、そこからバビロンによる精神的奴隷制度からいかにエクソダス(脱出)するかを提示したつもりでした。しかし、事件は起こりました。
な、な、なんと、信じられないことに、その一行がすっぽりと抜けているのです。
ボクは目を疑い、何度も確認しました。その一行のために伏線を張り巡らせるように物語を紡いでいったので、その一行がないということは致命的なのです。つまらない冗談を言うために、わざわざちゃんと構成を考えて、相手のツボにきっちり入るように語ったつもりが、重要なオチの部分を聞き逃した相手に「え、もう一回言ってよ」と強請られるときのあの感じをいま経験しています。そもそも内容としては大したこと言ってないし、他愛もないボケを聞き返されても困るわけです。さらっと笑い流して欲しいだけなのに。すべては間なのに。
そろそろ野暮も極まってまいりましたので、本来の原稿をここに載せておきます。赤線の部分が本誌では消えていた部分です。
p176
(正)スペクテイターによるDUB処理前のオリジナルバージョン
(誤)実際の紙面。DUBは引き算!?
深沢チューニングで見ると、冗談としてこれは非常に痛快ともいえます。構成した物語がガタガタと崩れていく痛快さ! それを自分自身でお客さんに喜んで売る痛快さ! ボクが本の売り子をしている気流舎という古本カフェでスペクテイター最新号絶賛販売中です。ぜひ手にとって見てください。特集は「これからのコミュニティ」。「どうすればいいのか?」を模索しながら実践している人たちがたくさん紹介されています。
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=Bq7kVInxlPQ&feature=youtu.be[/youtube]
書き手であり売り手である立場からは、アンコを詰め忘れた今川焼を客に売りつけるような気分ですが、そこに新たな痛快さを見いだすという<ポン引き的快楽>を教えてくれたのが深沢七郎なのでした。
- HarpoBucho
- By harpobucho / Jun 08, 2012 2:47 pm
69に乱れる夜にPSYCHEDERIVE
今週末6/9、神戸I’maで素人の乱のツートップがイベントする中、留守の高円寺で残されたRLLはHUMAN ERORR WORK$のイベントに日本海賊放送の生放送で登場するのでした。HUMAN ERORR WORK$+日本海賊放送+RLL!
http://www.wonderful-o.com/ima/event/event2012.html#siroutonoran
I’ma トークライブ vol.15
素人の乱 松本哉と山下陽光のわけわかんない話
「原発やめろデモ!!!!からちょろいファッション話まで」
2012.6.9 sat 18:30 OPEN.19:00~ START @I’ma(map)
前売予約¥1,500(1ドリンク別) 当日¥2,000(1ドリンク別)
※御予約は下記予約アドレスまで参加人数・お名前・参加するイベント名を記載の上ご送付ください。
御予約:reserve@wonderful-o.com
トークは2部構成の予定です。
ゲスト
【原発やめろ!!!!デモ】素人の乱、松本哉、山下陽光
【ちょろいファッション話】途中でやめる、cochae、potto、boco、Repeat after me !
当日は途中でやめる、cochae、potto、Repeat after me! のミニショップも出現します!
高円寺の素人の乱が、いろんなもの引っさげてI’maにやってくる!俺のチャリ返せデモ、PSE法反対デモ、家賃をタダにしろデモなどを経て、最近では記憶に新しい、原発やめろデモ!!!!。独自のユーモア視点なデモを先頭でぐんぐん引っ張る、素人の乱の松本さんと山下さんをお招きし、デモからちょろいファッションまでのわけわかんないトークを繰り広げていただきます!
プロフィール
松本哉 まつもと・はじめ
「素人の乱」5号店店主。1974年東京生まれ。1994年に法政大学入学後、「法政の貧乏くささを守る会」を結成し、2005年、リサイクルショップ「素人の乱」を山下陽光と高円寺にオープン。「おれの自転車を返せデモ」「PSE法反対デモ」「家賃をタダにしろデモ」などの運動を展開してきた。2007年には杉並区議選に出馬した。2011年原発やめろ!!!!!デモ等
著書に『貧乏人の逆襲!タダで生きる方法』(筑摩書房)、『貧乏人大反乱』(アスペクト)、編著に『素人の乱』(河出書房新社)。
山下陽光 やました・ひかる(途中でやめる)
1977年長崎生まれ?「途中でやめる」デザイナー。パフォーマンスグループ「トリオフォー」在籍。2005年「素人の乱」を松本哉と高円寺にオープン。駅構内の標識案内をガムテープで製作していた警備員の佐藤修悦さんによる“修悦体”を発見したり、ギャラリーMAKIにて個展「大チョロズムパノラマワールド展」を開催。2009年広島現代美術館でグループ展を開き、『美術手帖』で特集される。2011年「原発やめろデモ」で司会を担当。渋谷や表参道にて「途中でやめる」の服を取り扱い中。
HUMAN ERORR WORK$制作のフライヤーにRLLのグラフィックがremixされてて見違えてカッコイイ↓高円寺△山▲のイベント。神戸に行けない都内に来れる輩は集合です。
http://www.piratebroadcasting.jp/program/artorafuzuku-6/
【ARTRAFUZUKU.6】6.9(sat)
@KOENJI △山▲http://koenjiten.web.fc2.com/
OPEN/START: 21:00
DOOR ONLY ¥1000(with 1D)
△山▲にて不定期で開催される、音楽、映像、パフォーマンスアート、空間装飾、演劇、お笑い、思想、ポエトリーディング、ライブペインティング、舞踏、創作料理…etcなどによる新次元クリエイションPARTY!!!
出演者・観客の隔てはなく自分の好きな製作、表現をジョイントコラボレーションMIX! 絡み合う時空の中で自己の再発見、クリエイティブ、スキルの情報交換、さらには、あらゆる表現行為の可能性を探求し【精神の変容】と【新しい感覚】を生み出す場所になればと期待しております。またU-STREAMによるリアルタイム配信も行う予定です。
http://www.ustream.tv/channel/piratebroadcasting
21:00~GUEST TALK LIVE: RLLのpsychederive
23:00~ALL NIGHT EXPERIENCE!
GUEST DJ: ZIZ-O
VJ&DECO: TELEPATHYPUNKS
ARTRAFUZUKU DJ HEADZ:
HUMAN ERORR WORK$(△山▲)
no money sensei(DEMON’S)
TET3(T.S.F)
FOOD: HARUCAFE(HENTAI-SOU)
ARTORAFUZUKU vol.6 ゲストトークライブ!
RLLのpsychederive(サイケデリーヴ)
ユーストリームでRLLラジオ新番組開始、6月9日(土)夜21時からARTORAFUZUKU vol.6にて生放送。平成の梅原北明、珍奇とエログロナンセンスの夜の四番バッター、∞+∞=∞ことziprockersが放つぶっ飛び変態学講座、邂逅開講開口、マリアナ海溝よりディープに大人のトイザラスオープン。これを聞けば脳に効く!
今回第一回は○○○部長という人物について熟考します。○○○はしかし決して楽屋落ち(ハーポ)じゃない! 69の日の夜、今宵の生はちょっと違う!?
- Action
- By intellipunk / Jun 07, 2012 2:45 am
Cultural Action; vol.5: Anonymity
【イベントのお知らせ】Cultural Action; vol.5: Anonymity
告知がぎりぎりになりましたが、明日6月1日(金)の19:00から、神宮前の bar bonobo にて、イベントをやります。前半は、「アノニミティ」(匿名性)をキーワードにトークイベントを、後半はそのままの流れで朝までパーティに突入。ご関心のある方はぜひお立ち寄りください。
::ゲスト::
マーク・スタインバーグ(コンコルディア大学)『アニメのメディア・ミックス:日本における玩具とキャラクターのフランチャイズ』(ミネソタ大学出版)
エリック・ボルドロー『誰とも知れぬフーコー(非人称のフーコー/フーコーの非人称)』
::タイムテーブル::
18:30~ Open
19:00~22:00 Talk Event
22:00~ Music gonna be start.
DJs Miss Medical
Toshiya the tribal
Nick Cage
& special guest DJ
Ian Condry (MIT)
The author of Hip Hop Japan (Duke) and The Soul of Anime (forthcoming)
多くの文化表現や活動はカリスマ的な個人の知性や才能ある有名人にもっぱら基礎づけられているのではない。むしろ、それらはヴァーチャル(潜在的=仮想的)で一般的な知性や一般意志という非人称の(匿名的な)プロセスにもとづいている。こういう知性の具体的な例としては、パーティのDJ、コスプレイヤー、カーニヴァル型のデモや示威行動、空間や空き家の占拠、反グロのOccupy運動、ハッカーの諸活動(「アノニマス」という集団にいたってはガイ・フォークスの仮面をみんな着けている!)、ウィキリークス、街角のグラフティ(落書き)、芸術やパフォーマンスの恊働=共演、起業家からアクティヴィストにいたる恊働作業(脳の恊働)、複数で書くこと(ドゥルーズ&ガタリ、ティクーン、不可視委員会、アドルノ&ホルクハイマー、などなど)、いろんなzineの編集作業、ブログやネット圏での運営管理・・・などがあげられる。
個人=個体性とは単に恊働、共同作業、一緒にはたらくことのための資源=手段でも源泉でもない。どっちかと言えば、これは「ジェネリックな(総称=生成的)知性」の特異化/唯一化をめぐる非人称のプロセスの帰結であり、効果にほかならない。個々の個体的な知性や意志、表現は、一連の非人称の流れに織りなされた前個体的なプロセスにただなかではたらいている。それでいて、この非人称の流れはつねにすでに特異性=唯一性(かけがえのなさ)とともに発現する。
こんなことを言うと、単に集団的な恊働と知性を言祝いでいるだけに聞こえるだろうか?
もっと悪く言うと、アクティヴィズムのふりをして、マーケット本位の新自由主義(ネオリベ)的なライフスタイルや起業家のやり口に屈していることになるのか? この手の具体例にはしばしば、ロハスやニューエイジ、オタク、クラバー、なんちゃってグルメやDiY、ボードスケーター、NGOやNPOの取り組み…といった「来るべき共同体」や「不可視の共同体」としての、あらゆる非人称の共同性があげられる。
この問いに対して、きっぱり「そんなことはない」と言ってみよう。これらのなかにもカルチュラル・アクションは息づくからだ。
Cultural Action; vol.5: Anonymity
Cultural Action is the term that has been used among Ian Condry, Touko, Atsuhisa, Toshiya, Kambe since 2years ago. Luka (the moderator) has also been very familiar with the varied concrete examples of it in Montreal, Amsterdam and so on. It indicates neither a mere social movement nor activism, but just actions that resonate with each singular scene of the varied expressive cultures. IT IS NOT cultural studies which exclusively tends to have ‘mere’ researches on different cultural scenes. Cultural Action is more pragmatically and performatively focused on the vibes of each scene (Genba) and spirits (Tamashii) which means spiritual moments incorporated within materialistic formation).
It always relies on re/mixing or media mix, which must be distinct from an accumulation or sums of plural media. It is a practical index of multiplicity of singular experimentation.
Cultural Action is NOT the event for academia and intellectuals but instead a pure event or occurrence of singular and collective assemblage of expressive cultures and ‘generic’ intellects (that perhaps is related closely to the idea of ‘general intellect’ by Marx), more closed to the streets tribes and folks.
On this time, anonymity is opted for the key term for our gathering.
Many cultural expressions and cultural actions are not exclusively based on a charismatic individual intelligence or talented celebrities but rather on the anonymous process of virtual and general intellect and will: DJ in the party, costume players in their performance, carnival styled rallies and manifestations (sound demo in Japan), Squatting, Occupy movement, hacking (the group called anonymous with the mask of Guy Fawkes!), wiki-leaks, graffiti on streets, collaboration of arts or performance, cooperation of entrepreneurs or activists (cooperation of brains), collective writing (Deleuze&Guattari, Tiqqun, Invisible Committee, Adorno&Horkheimer,etc), editing zines, moderating blogsphere,etc.
Individuality is not merely a re/source of collaboration, cooperation and co-working but rather the result or effect of anonymous process of singularization of ‘generic intellect’. Each individual intelligence, will and expression is of operative within pre-individualistic process woven by the series of flows or streams of anonymity that, nevertheless, does always already emerge as/with singularity.
Does it sound like a mere celebration of collective activity and intelligence?
Does it succumb to the neo-liberal life-style entrepreneur attempt in a guise of activism: LOHAS, New-Age, Otaku, clubbers, foodies, DiY praxis, board-skaters, NPO/NGO initiatives, all anonymous cooperation as ‘a coming community’ or ‘ a invisible community’,etc?
Let’s say No to respond against such a question.
In order to talk, discuss and chat for the series of question, on this time we have two guests from Montreal, QC, Canada. Accidentally both brilliant intellectuals and writers have just recently published their own first book.
Marc Steinberg: the author of Anime’s Media Mix: Franchising Toys and Characters in Japan (Minnesota University Press)
In his presentation, Marc would talk about media mix as the effect of cooperating in intelligence, brains and consumption. He will shed light upon the entanglements of characters in anime/manga as a double articulation between ‘singular’ and ‘generic’. His careful analysis allows us to combine the post-autonomia theory (Lazzarat or Virno) and corporative or entrepreneur discourses and practices. He is definitely one of representative scholars of post-cultural studies and sociology of popular culture.
Erik Bordeleau: the author of Foucault Anonymat (Le Quantantier)
As the radical ‘spiritual materialist’ thinker, who also contributed as one of co-writers of Invisible Committee (The Coming Insurrection: Semiotexte,MIT press), and is close to Tiqqun and Agamben personally, Erik would examine with the significance of the notion of anonymity in the different cultural scenes as well as the speculative theory on ‘incorporated materialism’.
Around 7pm we will start the presentations and discussion. Luka undertakes the task as moderator and introducer. Toshiya will do interpreter or translator ad hoc. Although Bonobo is very tiny place using traditional Japanese house, it is combined with a couple of bars and food corners, and installed with a good quality of sound system.
Music gonna be start around 10pm.
DJs Miss Medical
Toshiya the tribal
Nick Cage
And special guest DJ
Ian Condry (MIT)
The author of Hip Hop Japan (Duke) and The Soul of Anime (forthcoming)
RLLは当日、Tシャツを持参します。あと、友人の檻之汰鷲が「金曜日は、フリースタイルで頭に浮かんだ言葉を発して並べてでかつヒップホップマナーを無視してみようと。自分の原典「BEFORE AFTER THE END」に沿って詠みを試みます。カミ懸かった「儀式」式で。」とのことで楽しみです。彼のグラフィック・ノベル『BEFORE AFTER THE END』へのレスポンスzine『Dialig Before After The END』に上野俊哉せんせいとintellipunkは寄稿してます。たぶん明日も観れるはず。
Erik Bordeleauさんはこんなテクストとかこんなを対話を書いてて『アノニマスなフーコー』(?)って本も出しているティクーン系の人のようで、語学はからっきしだけど興味あるぞ。
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- By intellipunk / Jun 01, 2012 3:09 am
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