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RLL 2014′S BEST BOOKS

RLLBestBooks2015
10冊並べるだけっす。ご興味あれば、リンク読んでみて下さい。それで興味がもっとわいたら本を読みはじめたら。人文読書のきっかけにどうぞ。

① ニール・スミス『ジェントリフィケーションと報復都市 新たなる都市のフロンティア』(ミネルヴァ書房)
翻訳者の原口剛さんと酒井隆史のトークセッション「大阪から考えるジェントリフィケーション 〜 都市は滅びるのか?」のPDF必読です!
美化再開発だけが都市を動かす産業化として蔓延る今に、もっとも望まれた翻訳書が登場。そして地方経済を動かす産業化したバリエーションとして復興予算もナイキ公園も大阪府構想もオリンピック景気も高速道路・ダム・河口堰・リニア・基地・原発建設公共予算も地震用補強工事も災害用拡幅工事ある!!!



② 栗原康 『大杉栄伝 永遠のアナキズム』(夜光社)
学生に賃金を』も好評で快進撃! 栗原くんインタビュー「もっと「馬鹿」になれ! いま、一番叩くべきは「社会」だ」もおもしろい。



③ 市田良彦『存在論的政治——反乱・主体化・階級闘争』(航思社)
ネグリとドゥルーズとアルチュセールを政治哲学として読むべし! まずこの本と【じんぶんや第98講】市田良彦選『反乱の政治を再考する』リストからはじめよう。
公開研究会「市田良彦著(平凡社新書)『革命論』マルチチュードの政治哲学序説をめぐって」では前著『革命論』の廣瀬純、管孝行、檜垣立哉の書評も読める!



④ 港千尋『革命のつくり方 台湾ひまわり運動─対抗運動の創造性』(インスクリプト)
いろいろと書評1書評2も出ているが、とりあえず「台湾ひまわり運動HP」を観て魅かれたら、写真も美しいこの本を開こう。



⑤ 小泉義之『ドゥルーズと狂気』(河出書房新社)
ドゥルーズに関する著書もある檜垣さんによる、ドゥルーズに関する本二冊、江川隆男『アンチ・モラリア 〈器官なき身体〉の哲学』との合同の書評「ドゥルーズ後期読解の成熟」は、対比が面白い。千葉雅也推薦「やりたいようにやることを、これほど明確に、激烈に考える本がほかにあるどろうか?」と。資本主義に対抗するために読む。



⑥ 大野光明『沖縄闘争の時代1960/70 分断を乗り越える思想と実践』(人文書院)
書評[「未発の政治」は、いつ発現するのか――『沖縄闘争の時代1960/70』を読んで考えたこと]田中佑弥
『インパクション』197号(最終号)のレビュー
辺野古の運動もオール沖縄で選挙でも反基地闘争が盛り上がった今年、本土(ヤマト)に住むぼくらに辺野古高江沖縄反戦を考えるときに、先人の運動を系譜するにもっとも適切な研究が出た!



⑦ プルードン『貧困の哲学』(平凡社ライブラリー
この本の反論書であるマルクス『哲学の貧困』の神通力が切れた今こそ読もうとおもう。翻訳者の斉藤悦則氏のサイトに補助線がある。斉藤「社会主義や共産主義は社会の「悪」をなくそうとするが、悪は善とセットなのです。悪だけをなくすわけにはいかない。社会を良くしようとする運動はかならず否定面を生み、その否定はさらにつぎの否定を生む。だから、われわれは均衡をもとめて常に動き続けるしかない。歩行とは体のバランスをくずしながら足を前に出しつづけること、という話に似ています」
プルードン『貧困の哲学』のボットでエピグラフに使えそうな名言がずらり。。。



⑧ 川満信一、仲里効 編『琉球共和社会憲法の潜勢力 群島・アジア・越境の思想』(未來社)
未來社 出版文化再生ブログ「80絶対平和主義の社会構想 ――「琉球共和社会憲法私案」をいま問い直す必要」「86戦争と国家なき豊かな社会の建設へ」「87 『琉球共和社会憲法の潜勢力』の裏話――東京新聞のコラム補足」「90那覇の熱気 シンポジウム『いま、なぜ、琉球共和社会憲法か』の提示する方向
1981年に川満信さん一によって起草された「琉球共和社会憲法C私案」が、沖縄独立論との関係で再び議論の俎上に上がるこの私案として、中国語圏の雑誌で特集が組まれ韓国でも論集が出版されるなど、アジアの視点でにわかに注目されはじめているらしい。「琉球共和社会憲法C私案」から反響する12編のポストコロニアル思想を堪能するべし。



⑨ 田中ひかる・飛矢崎雅也・山中千春 編著『グローバル・アナーキズムの過去・現在・未来 現代日本の新しいアナーキズム (Global Anarchism: Past, Present and Future – New Anarchism in Japan)』(関西アナーキズム研究会)
国際シンポジウム「グローバル・アナーキズムの過去・現在・未来~世界とアジアをつなぐために」を観て、この活字になったのを文字で反芻する。ゲストであるガブリエル・クーンの「グローバル・アナキズム」はコンパクトで当然ながら素晴らしい。そして『気流舎通信 SOMA』で「群島のアナキズム」を寄稿してくれた樋口拓朗くんの「グローバル・アナーキズムと地球意志-東洋の共振からの示唆-」がほんとにいい。いろんな人に読ませたい。菰田くんや飛矢崎くんや仲田くんや栗原くんのレア原稿もいい。



⑩ ドリーン・マッシー『空間のために』(月曜社)
あ、まだ読書中だ。。。。ジェンダーバランスを考慮してランクインしましたが、もっと順位上かもね。空間・場所・地理・都市について、ふわふわと書き流すところと串刺しに畳み掛けるところとがまざってなんだか云い難い。それは本質主義や二項対立といった固定化させた価値観を常に揺れ動かせる「関係性の美学」に似た行きつ戻りつする思考で空間という漠としたモノを語ることにあるせいなのではないか。ハーヴェイにはない繊細さがあって非常に魅力的だけど、読み進めるのに余裕がいる。



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