Wearable Ideas RLL
背後からの視線
ハローワークは長期失業者にとっては精神安定剤だ。特に用事がなくても、そこに行けばなんかシューカツした気になって不安定な心も落ち着くってもんだ。まあ、何もしないのもなんなんでパソコンで求人検索でもしてみるのだが、退屈でいつもウトウトしてしまう。これは精神安定剤の副作用だろう。
背中に気配を感じる。人目が気になりはじめたらやばい。失業者を見下す社会の冷たい目。でもここは失業者たちが集う「無能な者たちの共同体」ではないか? みんな仲間ではないか!
今日、着ているTシャツに原因があった。
http://www.rll.jp/hood/tee/rll10_azenbo.php
背中にはこんな詩が書いてあったのすっかり忘れてた。
添田唖蝉坊「ああ金の世」
http://www.ne.jp/asahi/anarchy/anarchy/data/soeda01.html
オフィス労働者だったときはワイシャツの下にこれを仕込み、残業を強いる上司に対して密やかな抵抗をしていたもんだが、必死に職にありつこうとしてる人々が集うハローワークに着ていく服ではないな。失敬。
だがポスト・フォーディズム体制下の「心を亡くした」忙しい労働者にとってはオススメの下着。これが一着でも売れるとボクは「宣伝」という労働をしたことになるわけだ。
ああ金の世や。
- HarpoBucho
- By harpobucho / Oct 21, 2009 3:07 am
ドゥボールTシャツ、東京でも緊急発売!
山形国際映画祭「映画に(反)対して――ギー・ドゥボール特集」の限定30着の公認Tシャツが現地で売り切れたということなので、プロシチュ商売人としてはこれは増産するしかない!ということで、東京でも明日、明後日、日仏学院で2日間販売します。
▼映画に(反)対して ギー・ドゥボール特集
http://www.institut.jp/ja/evenements/9216
2009年10月17日 (土) – 2009年10月18日 (日)
お問い合わせ: 東京日仏学院 (03)5206-2500
シチュアシオニストの主要な理論家であり、68年5月革命を予見した書物として、世界中で翻訳され、現在に至るまで多くの読者をもつ『スペクタクルの社会』の作家、ギー・ドゥボール。「見世物的な」、スペクタクル的な社会に成り果てた消費社会の批判を基に、革新的で挑発的な国際同盟として組織されたシチュアシオニストたちのムーヴメントは、思考を路上で展開し、理論と実践を不可分としながら、50~60年代の政治や美学の状況を転覆させ、68年5月の運動の流れを世界中に循環させるよう目指しました。ドゥボールはまた、20世紀を代表する偉大なアーティストであり、彼の書物、コラージュ作品、スローガン、フィルム、そしてその生き方さえもが創造活動でありました。東京日仏学院は、山形国際ドキュメンタリー映画祭と共催で、ドゥボールの映画全6作品を、日本で初めて特集します。上映後には、レクチャーやシンポジウムも行い、様々な角度からドゥボールについて考察します。
Guy Debord ギー・ドゥボール
1931-94 年。フランスの映画作家、革命思想家。52年に、最初の映画作品『サドのための絶叫』を発表。57年、シチュアシオニスト・インターナショナル(SI)を結成。67年に『スペクタクルの社会』を刊行し、68年「五月革命」の先駆者と目される。彼の活動は、映画制作、執筆にとどまらず、既存の広告、地図、小説、コミック雑誌の「転用」のみで成り立つ画文集など、境界を横断したさまざまな芸術表現に及ぶ。72年のSI解散後は、イタリア・スペインの革命運動と関わりつつ映画製作・著作活動を行うが、病を得て自殺。
東京日仏学院での上映作品
ギー・ドゥボール監督作品
『サドのための絶叫』(1952年)
『かなり短い時間単位内での何人かの人物の通過について』(1959年)
『分離の批判』(1961年)
『スペクタクルの社会』(1973年)
『映画〈スペクタクルの社会〉に関してこれまでになされた毀誉褒貶相半ばする全評価に対する反駁』(1975年)]
『われわれは夜に彷徨い歩こう、そしてすべてが火に焼き尽くされんことを』(1978年)
ギー・ドゥボール原案作品
『ギー・ドゥボール、その芸術とその時代』(1978年)
18日の『われわれは夜に彷徨い歩こう、そしてすべてが火で焼き尽くされんことを』の上映後に廣瀬純氏、藤原徹平氏、小田マサノリ氏、フィリップ・アズーリ氏によるシンポジウムがあります。
http://www.institut.jp/ja/evenements/9232
「イルコモンズのふた」にやたら精力的な関連情報をあがっているのでそちらをぜひご参考に。
▼「映画に(反)対して」公式情報
http://illcomm.exblog.jp/10346190/
【非公式情報】
▼映画に(反)対してから(逸)脱して/イルコモンズ資料1[テキスト篇]
http://illcomm.exblog.jp/10346177/
▼映画に(反)対してから(逸)脱して/イルコモンズ資料2[映像篇]
http://illcomm.exblog.jp/10346066/
▼イルコモンズの「夜に彷徨う映画」
http://illcomm.exblog.jp/10342519/
- Action
- By intellipunk / Oct 16, 2009 6:32 pm
衝動の落語
山下陽光くんの日記から気になるイベントのコピペ。
チンピラ落語聴きたいなあ。
いつ行こうかな。
●●●●●●福住廉連続企画「21世紀の限界芸術論」vol.5
飯田裕之「衝動の落語」展
会期 2009年10月16日(金)~2009年10月31日(土)
時間 火・水・木 1300~1900
金・土 1700~2100
休み 日・月
場所 ギャラリーマキ
東京都中央区新川1-31-8ニックハイム茅場町402
03-3297-0717
http://www.gallery-maki.com/
行事 会期中の金・土、いずれも1800~2100まで、
「鶴屋一門のチンピラ落語」を催します。
入場料500円+投げ銭制
(食べ物と飲み物の持ち込み大歓迎)
***
飯田裕之は、グラフィックデザイナーにして、
パンクバンド「切腹ピストルズ」および
素人落語「鶴屋一門」のリーダーを務める、
類稀なアーティストです。
それらの多岐にわたるクリエイションには、
いずれもパンクの精神「DO IT YOURSELF」が
静かに息づいています。
【切腹ピストルズ】
本展は、飯田が手掛けたグラフィックワークに囲まれた高座を仕立て、
会期中の毎週末に「鶴屋一門」による落語を楽しむものです。
今秋、隅田川のほとりに、江戸時代とも近未来とも似つかない、
奇妙な高座が出現します。
チンピラたちが繰り広げる《衝動の落語》を、
この機会にぜひご堪能ください。
- HarpoBucho
- By harpobucho / Oct 15, 2009 10:31 pm
平岡正明 追悼の集い
去る7月9日に亡くなったスーパークリティーク・平岡正明を追悼し、あらゆる表現や事象を対象にしたその特異な仕事を語り尽くすスペシャル・トークイベント!
日時:10月18日(日)午後5時より
場所:京橋「MAKTOシアター」
http://www.makototheater.com/map.html
出演:石飛仁、上杉清文、佐藤正樹、伊達政保、平井玄、四方田犬彦ほか
平岡正明主演の映画『俗物図鑑』(内藤誠監督、筒井康隆原作)や、平岡正明が落語を演じている秘蔵映像の上映あり
会費:2000円(予約制)
TEL&FAX03・3821・9651(石飛仁)まで、ファックスか 電話にてお名前と人数をお伝えください。
主催:石飛仁
今回は「ハーポ部長」ではなく、ちゃんとした人間の名前で出演します!
ぜひお越しください~
- HarpoBucho
- By harpobucho / Oct 15, 2009 11:51 am
山形国際ドキュメンタリー映画祭2009
山形国際ドキュメンタリー映画祭に遅い夏休みがてら行ってきました!
毎日4、5本もドキュメンタリーを見て過ごすという、いままでにない贅沢な時間を過ごしました(つまんない作品で寝ることも覚えた)。山形に里帰りしたサイトウマコトデザイン室時代の後輩と再会したり、夜に蔵をリノベーションした香味庵という飲み屋で監督スタッフ観客入り乱れる交流会に参加したりで、毎日充実した旅行だった!!
んで今日、映画祭の受賞作品が出たみたい!
http://www.yidff.jp/2009/2009.html#award
インターナショナル・コンペティション
ロバート&フランシス・フラハティ賞(大賞)
『包囲:デモクラシーとネオリベラリズムの罠』
監督:リシャール・ブルイエット
『包囲:デモクラシーとネオリベラリズムの罠』の監督とは香味庵で名刺交換して握手したぜい! ケベックの黒縁メガネのインテリって感じの監督とオルタ・グローバリズム同志でちょっぴし仲良くなりました。映画もよかった、っていうかデヴィット・ハーヴェイ著作を証言ドキュメンタリーでやったみたいな作品で、ネオリベのこと知りたいけど本を読むのが苦手な人にはうってつけかもしれない、でも160分もあるけどね。
柳下毅一郎氏の感想
http://garth.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/rip-2008-86ae.html
あと映画祭の「映画に(反)対して—-ギー・ドゥボール」特集があって
http://www.yidff.jp/2009/program/09p4.html
それの公認GuyDebordTシャツを作ったりして。大好評で売れ切れ(?)だったみたい
http://www.rll.jp/hood/tee/rll48_guydebord.php
なんで、山形でのみ販売の予定だったんだけど、幾ばくか増産したんで、今週末の日仏学院でも売りたいなあ。
http://www.institut.jp/ja/evenements/9216
ドゥボール初監督作『サドのための絶叫』を、映画館でたくさんの人たちと観たのは特別だったかも。シアターで共通体験をしたことでしかわからない反映画的な体験。パリの初上映では18分で打ち切りになるほどの暴動が興ったとか。それにしてもドゥボール特集開場30分前から若い男性中心に長蛇の列だったのには驚いた。こんなに皆さんシチュアシオニストに興味あったの?けど木下先生のレクチャーは若干寒かったので矛盾したり、そうか「映画」としてしかドゥボールに興味ないのかな?RLLのTシャツ「スペクタクルの社会」「プロ・シチュ」がもっとはけたら嬉しいが、やっぱ「映画」って特別なのかな。
ドゥボール特集の特別パンフレットは紙ヤスリのカバー付きの特殊仕様で、数年後にはレアアイテム化必死?その元ネタになった木下先生がドゥボールからポトラッチを受けたベルギー紙ヤスリ付きオリジナル・レア本『 (なまえなんだっけ?)』も見れた!パンフからは、この8年越しの企画のコーディネイター土田さんの気合いの入りまくった情熱が伝わる。そん中でオリヴィエ・アサイラスが『サドのための絶叫』の見解と同じこと考えていて面白かった。Tシャツ制作ご苦労さんってことで、土田さんがパンフ一部プレゼントしてくれた!それはハーポ部長へのお土産にしたので、パンフ見たい人は部長にリクエストして下さい。
以下、山形国際ドキュメンタリー映画祭の期間中の自分のtwitterだす。
高速バスなう。一足早くサヨナラ山形〜また再来年。いい映画沢山観て知識欲旺盛な人達と交流してキラキラな思い出だらけ。来月は高円寺のアンパン形式ミニ映画祭「馬橋映画祭」で逢いましょう#YIDFF
10:32 PM Oct 11th movatwitterで
忘れてた書いておこ。昨夜香味庵で話したジャン=ピエール・デュレ監督「生まれたのだから」ブラジル最下層の少年の厳しい環境と酷い労働。彼の誠実な人柄が伝わるナレーション音楽スクリプトなしのスタイル。けど実存的で視点が社会構造に行かないのが不満。タイトルは何故か小津から。 #YIDFF
10:26 PM Oct 11th movatwitterで
この時代を串刺しにした名文 RT @harunoriyukamu: #YIDFF 2009 公式カタログの序文に、藤岡朝子・東京事務局ディレクターが寄せている「コモンズを探せ!」なる一文…まだ読んでないひとはぜひ読もう。おらはもう我が意を得たりの思いで読…
10:07 PM Oct 11th movatwitterで
木下誠先生レクチャーなう #YIDFF
5:08 PM Oct 11th movatwitterで
吉増剛造なう #YIDFF
4:00 PM Oct 11th movatwitterで
ブレット・ゲイラー「RiP! A Remix Manifesto」最高にアクチュアル!ネットで見れるけど日本語字幕は山形だけ?!監督からDVD買っちゃった!TOKYO F.A.T.で上映会しましょう! #YIDFF
12:40 PM Oct 11th movatwitterで
ギー・ドゥボール「サドのための絶叫」白い警句と真っ暗闇が連続。ケージ4:33やデュシャン泉やマレービッチ白いカンバスに白い正方形の様な脱構築映画。黒パートが増え最後は20分暗黒、サドの放置プレイどMシアター。携帯が鳴り笑いも興るが観客は修行中の生真面目さ #YIDFF
2:49 AM Oct 11th movatwitterで
マルチン・マレチェク「オート*メート」プラハにおける反自動車運動オート*メートの軽快な記録。リクライム・ザ・ストリート(公安にやられ失敗)やクリティカル・マス(壮観なチャリ群)やゴースト・バイク(創始者追悼)やその他が5年分。IRA成田君に見せたい#YIDFF
7:50 PM Oct 10th movatwitterで
ではこの後香味庵で逢いましょう! RT @harunoriyukamu: #YIDFF 俺も並んでるなう。RT @intellipunk ギー・ドゥボール特集、開始30分前から並んでいる!なんでか人気あるよ!?
7:20 PM Oct 10th movatwitterで
ドゥボール会場に柳下毅一郎さん発見なう #yidff
7:08 PM Oct 10th movatwitterで
ギー・ドゥボール特集、開始30分前から並んでいる!なんでか人気あるよ!?#yidff
6:42 PM Oct 10th movatwitterで
リシャール・ブルイエット「包囲:デモクラシーとネオリベラリズムの罠」イグナシオ・ラモネやチョムスキーやスーザン・ジョージらのインタビュー形式で語られる新自由主義の新植民地主義とエリート主義的反民主主義の正体。見えざる手や新古典派や自由競争や均衡理論の嘘とプロパガンダ。
5:43 PM Oct 9th movatwitterで
山形国際ドキュメンタリー映画祭 アマル・カンワル「稲妻の証言」印パ分離からカシミール紛争そして現在に至るまでの軍隊による女性への性暴力レイプ殺人をリリカルに暴く。沖縄や南京、パレスチナやバグダッドやグアンタナモにも繋がる戦時暴力への問い
5:30 PM Oct 9th movatwitterで
山形国際ドキュメンタリー映画祭へ出発〜夜行バスなう
11:28 PM Oct 8th movatwitterで
- Intellipunk
- By intellipunk / Oct 15, 2009 1:13 am
〈近代〉の終わりと変性意識 Ver. 2.0−『観る』ことと『醒める』こと−
昨日、ヴィパッサナー瞑想帰りの加藤さんを訪ねに気流舎にいったら、『LSD プロブレムチャイルド&ワンダードラッグ』でホフマン博士の映像を作ったマイケルと加藤さんがディープな話をしていて面白かったなあ。10日間会話を禁じられていた加藤さんのトークはいま絶好調。
今日は変性意識の人類学的研究をされている蛭川立さんと瞑想あけの加藤さんのトーク。しかもボクの最近の関心事である「茶」の話! 楽しみです。
以下コピペ
気流舎
http://www.kiryuusha.com/blosxom.cgi/shop/event/090925a.html
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『風の旅人』38号+『新しい茶道のすすめ』刊行記念イベント
「〈近代〉の終わりと変性意識 Ver. 2.0−『観る』ことと『醒める』こと−」
気流舎では6月に、拙著『彼岸の時間』再版記念イベント、「〈近代〉の終わりと変性意識」を行いました。会場からあふれ出すほどのお客様の猛烈な熱気にうれしい悲鳴でありました。その勢いで、日食の後にでもぜひまた続編を、というお話になっていたのですが、このたび、私が連載をしている『風の旅人』の38号と、茶の湯の師匠との共著『新しい茶道のすすめ』(第5章:密林の茶道−茶道の人類学−を執筆)が刊行されるタイミングで、そしてまた、店長さんが瞑想のリトリートからお帰りになった翌日というタイミングで、第二部を行う運びとなりました。二つの出版物に寄稿した文章の共通点は、「瞑想」です。
前回は「変性意識状態」ということを強調するあまり、その状態が、なにか普通の日常生活からかけ離れた特殊な世界だという含意が強くなりすぎたかなと思いました。「トランス」とか「サイケデリック」とか、そういう言葉には「ここではないどこか」へトリップする、というニュアンスがあります。「瞑想」にしても、なにか特殊な意識状態に入っていくというイメージがあります。
しかし、われわれがほんとうに目指すべき地点というのは「ここではないどこか」ではないはずだ、と私は考えます。むしろそれは逆で、「今ここ」にあって、正確に地に足をつけることだと思うのです。じつは、われわれが「日常」と考えている、たとえば、月曜から金曜まで働いて、土日は休日。そういう、曜日という暗示を自明のルーティンワークだとして生きていること自体が、一種の社会的催眠状態という変性意識状態であり、むしろ、「今ここ」の感覚を明晰に観察し続けることによって、日常の中にありながら、その催眠トランス状態から「醒める」ことができる、という逆の視点もありえます。そして、その作業こそが瞑想という身体技法なのではないかと考えることもできます。
今号の『風の旅人』には、私自身がタイの山寺でプチ出家してヴィパッサナー瞑想を学んだ体験談を書きましたが、とくにこのヴィパッサナーは、『新しい茶道のすすめ』の中で触れた禅とともに、そのような指向性を強く持っている瞑想法だといえます。残念ながら、禅の伝統が形骸化してしまっていることが多い現在の日本で、特定の宗教とは無関係にヴィパッサナーを実践している人が増えているのは興味深いことです。瞑想を実践していらっしゃる方も、そうでない方も交えて、今回は「行く」ことよりも「戻る」という側面にフォーカスして、皆さんと語り合えればと思います。
◉『風の旅人』38号+『新しい茶道のすすめ』刊行記念イベント
「〈近代〉の終わりと変性意識 Ver. 2.0−『観る』ことと『醒める』こと−」
日時:2009年10月14日(水)19時〜
トーク:蛭川 立さん
入場無料(ドリンクオーダー)/予約不要/投げ銭歓迎
明治大学 蛭川研究室
http://www.kisc.meiji.ac.jp/~hirukawa/indexJ.htm
- HarpoBucho
- By harpobucho / Oct 14, 2009 5:39 pm
レアものに目がない
昨日は午前中から世田谷文学館で地域のおじいちゃんやおばちゃんたちと一緒に川島雄三監督、森繁久彌主演「青べか物語」を観るという贅沢な時を過ごす。なかなか観る機会ないよ。フィルムがボロボロのため、まったく狙ってないゴダールのようなジャンプカットにドキっとしたり。
川島作品を観ているときのあのなんともいえない幸福感はなんだろう、まったく説明できない。森繁の間の魅力も然り。あんなに抑えた演技で、どーしてこうも魅せるのだろう。
森繁ブームがきた。レアものには「目がない」ボクは、早速夜にはテレビ版座頭市の森繁がゲストの回「渡世人の詩」(前編・後編)を観てしまった。勝新と森繁の演技の応酬を観てるだけで飽きない。森繁は勝新にとっての「間」と「流れ」の師匠であり、森繁もそんな勝新の演技に惚れまくっている相思相愛な関係なのだ。
勝新太郎対談集『泥水のみのみ浮き沈み』という古本屋で入手できる中レアな本のタイトルは、「渡世人の詩」の中で森繁が歌う「ボウフラが人を刺すような蚊になるまでは、泥水飲み飲み浮き沈み」から取られている。勝新と森繁の両想い対談がなかなか泣ける。まあ、エロ話メインだけど。石原慎太郎とのビーフ(?)対談「侠気について」は今読むとかなり笑える。石原相手に大麻の有用性を説き、政界の人もやっているでしょ?と詰め寄る遊びごころが最高。石原たじたじ、まったく芸なし。
石原なんてどーでもいいや、森繁研究をはじめよう。やはり満州電信電話の放送局勤務時代が気になる。満洲映画協会の甘粕正彦、満州巡業に来た5代目古今亭志ん生、6代目三遊亭圓生らとの交流とか。レアなエピソードをハンティングしていきたい。
nametakeくんに教えてもらったUKレゲエのレア映像。このあたりはボクのツボ過ぎてたまらんです。
1976 – Aquarius – Reggae Documentary
http://www.veoh.com/browse/videos/category/educational/watch/v42541822hqFrSf#
http://www.veoh.com/browse/videos/category/educational/watch/v42541822hqFrSf#watch%3Dv425811HHyFk3Dn
- HarpoBucho
- By harpobucho / Oct 11, 2009 2:14 pm
「安全・安心な街づくり」を求めるデモ
以下転載
▼「安全・安心な街づくり」を求めるデモ
[日時] 2009年10月12日(月/祭)15:30-
[場所] 杉並区高円寺南口~高円寺中央公園
※デモが短いので「楽しみたい」参加者は時間厳守のこと
警官の不法な「職務質問」がない安全・安心な街を!
自転車の拉致と身代金請求のない安全・安心な街を!
タバコを街頭で吸っても罰金を取られない安全・安心な街を!
ビラを配りを取り締まられない安全・安心な街を!
街頭での演奏やパフォーマンスが規制されない安全・安心な街を!
…………………………………………………………
やいやい!!また高円寺にデモがやってくる!!!!!!
最近、杉並区が路上喫煙で2000円罰金という、とんでもない決まりが出来た!
おまけにやたらと職質は多いし、行政に雇われた大量のヒマ人が駐禁を切りまくってるし、
相変わらず街中に監視カメラはあるし、いったいどうなってんだ!?
政権は民主党に変わったが、民主党はどうもそういう細かいことには
融通が効かなそうだ。史上最大の生徒会集団みたいな民主党も
頼りにならないとすると、これはもうデモしかない!!!!
(松本哉)
- Action
- By intellipunk / Oct 11, 2009 2:02 pm
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2010.2.27 反新宿署!高円寺路上大パーティざまあみろデモ 【予告編】-
覚せい剤撲滅プロパガンダ 東映編 -
2006/9/16 家賃をタダにしろ!中野→高円寺一揆!予告編
家賃廃止要求デモ!
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