Wearable Ideas RLL

平岡正明 追悼の集い

去る7月9日に亡くなったスーパークリティーク・平岡正明を追悼し、あらゆる表現や事象を対象にしたその特異な仕事を語り尽くすスペシャル・トークイベント!

日時:10月18日(日)午後5時より

場所:京橋「MAKTOシアター」
   http://www.makototheater.com/map.html

出演:石飛仁、上杉清文、佐藤正樹、伊達政保、平井玄、四方田犬彦ほか

平岡正明主演の映画『俗物図鑑』(内藤誠監督、筒井康隆原作)や、平岡正明が落語を演じている秘蔵映像の上映あり

会費:2000円(予約制)
   TEL&FAX03・3821・9651(石飛仁)まで、ファックスか 電話にてお名前と人数をお伝えください。

主催:石飛仁



今回は「ハーポ部長」ではなく、ちゃんとした人間の名前で出演します!
ぜひお越しください~


  • HarpoBucho
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  • By harpobucho / Oct 15, 2009 11:51 am

山形国際ドキュメンタリー映画祭2009

山形国際ドキュメンタリー映画祭に遅い夏休みがてら行ってきました!
毎日4、5本もドキュメンタリーを見て過ごすという、いままでにない贅沢な時間を過ごしました(つまんない作品で寝ることも覚えた)。山形に里帰りしたサイトウマコトデザイン室時代の後輩と再会したり、夜に蔵をリノベーションした香味庵という飲み屋で監督スタッフ観客入り乱れる交流会に参加したりで、毎日充実した旅行だった!!


んで今日、映画祭の受賞作品が出たみたい!
http://www.yidff.jp/2009/2009.html#award
インターナショナル・コンペティション
ロバート&フランシス・フラハティ賞(大賞)
『包囲:デモクラシーとネオリベラリズムの罠』
監督:リシャール・ブルイエット





『包囲:デモクラシーとネオリベラリズムの罠』の監督とは香味庵で名刺交換して握手したぜい! ケベックの黒縁メガネのインテリって感じの監督とオルタ・グローバリズム同志でちょっぴし仲良くなりました。映画もよかった、っていうかデヴィット・ハーヴェイ著作を証言ドキュメンタリーでやったみたいな作品で、ネオリベのこと知りたいけど本を読むのが苦手な人にはうってつけかもしれない、でも160分もあるけどね。


柳下毅一郎氏の感想
http://garth.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/rip-2008-86ae.html


あと映画祭の「映画に(反)対して—-ギー・ドゥボール」特集があって
http://www.yidff.jp/2009/program/09p4.html
それの公認GuyDebordTシャツを作ったりして。大好評で売れ切れ(?)だったみたい
http://www.rll.jp/hood/tee/rll48_guydebord.php
なんで、山形でのみ販売の予定だったんだけど、幾ばくか増産したんで、今週末の日仏学院でも売りたいなあ。
http://www.institut.jp/ja/evenements/9216
ドゥボール初監督作『サドのための絶叫』を、映画館でたくさんの人たちと観たのは特別だったかも。シアターで共通体験をしたことでしかわからない反映画的な体験。パリの初上映では18分で打ち切りになるほどの暴動が興ったとか。それにしてもドゥボール特集開場30分前から若い男性中心に長蛇の列だったのには驚いた。こんなに皆さんシチュアシオニストに興味あったの?けど木下先生のレクチャーは若干寒かったので矛盾したり、そうか「映画」としてしかドゥボールに興味ないのかな?RLLのTシャツ「スペクタクルの社会」「プロ・シチュ」がもっとはけたら嬉しいが、やっぱ「映画」って特別なのかな。
ドゥボール特集の特別パンフレットは紙ヤスリのカバー付きの特殊仕様で、数年後にはレアアイテム化必死?その元ネタになった木下先生がドゥボールからポトラッチを受けたベルギー紙ヤスリ付きオリジナル・レア本『  (なまえなんだっけ?)』も見れた!パンフからは、この8年越しの企画のコーディネイター土田さんの気合いの入りまくった情熱が伝わる。そん中でオリヴィエ・アサイラスが『サドのための絶叫』の見解と同じこと考えていて面白かった。Tシャツ制作ご苦労さんってことで、土田さんがパンフ一部プレゼントしてくれた!それはハーポ部長へのお土産にしたので、パンフ見たい人は部長にリクエストして下さい。



以下、山形国際ドキュメンタリー映画祭の期間中の自分のtwitterだす。


高速バスなう。一足早くサヨナラ山形〜また再来年。いい映画沢山観て知識欲旺盛な人達と交流してキラキラな思い出だらけ。来月は高円寺のアンパン形式ミニ映画祭「馬橋映画祭」で逢いましょう#YIDFF
10:32 PM Oct 11th movatwitterで

忘れてた書いておこ。昨夜香味庵で話したジャン=ピエール・デュレ監督「生まれたのだから」ブラジル最下層の少年の厳しい環境と酷い労働。彼の誠実な人柄が伝わるナレーション音楽スクリプトなしのスタイル。けど実存的で視点が社会構造に行かないのが不満。タイトルは何故か小津から。 #YIDFF
10:26 PM Oct 11th movatwitterで

この時代を串刺しにした名文 RT @harunoriyukamu: #YIDFF 2009 公式カタログの序文に、藤岡朝子・東京事務局ディレクターが寄せている「コモンズを探せ!」なる一文…まだ読んでないひとはぜひ読もう。おらはもう我が意を得たりの思いで読…
10:07 PM Oct 11th movatwitterで

木下誠先生レクチャーなう #YIDFF
5:08 PM Oct 11th movatwitterで

吉増剛造なう #YIDFF
4:00 PM Oct 11th movatwitterで

ブレット・ゲイラー「RiP! A Remix Manifesto」最高にアクチュアル!ネットで見れるけど日本語字幕は山形だけ?!監督からDVD買っちゃった!TOKYO F.A.T.で上映会しましょう! #YIDFF
12:40 PM Oct 11th movatwitterで

ギー・ドゥボール「サドのための絶叫」白い警句と真っ暗闇が連続。ケージ4:33やデュシャン泉やマレービッチ白いカンバスに白い正方形の様な脱構築映画。黒パートが増え最後は20分暗黒、サドの放置プレイどMシアター。携帯が鳴り笑いも興るが観客は修行中の生真面目さ #YIDFF
2:49 AM Oct 11th movatwitterで

マルチン・マレチェク「オート*メート」プラハにおける反自動車運動オート*メートの軽快な記録。リクライム・ザ・ストリート(公安にやられ失敗)やクリティカル・マス(壮観なチャリ群)やゴースト・バイク(創始者追悼)やその他が5年分。IRA成田君に見せたい#YIDFF
7:50 PM Oct 10th movatwitterで

ではこの後香味庵で逢いましょう! RT @harunoriyukamu: #YIDFF 俺も並んでるなう。RT @intellipunk ギー・ドゥボール特集、開始30分前から並んでいる!なんでか人気あるよ!?
7:20 PM Oct 10th movatwitterで

ドゥボール会場に柳下毅一郎さん発見なう #yidff
7:08 PM Oct 10th movatwitterで

ギー・ドゥボール特集、開始30分前から並んでいる!なんでか人気あるよ!?#yidff
6:42 PM Oct 10th movatwitterで

リシャール・ブルイエット「包囲:デモクラシーとネオリベラリズムの罠」イグナシオ・ラモネやチョムスキーやスーザン・ジョージらのインタビュー形式で語られる新自由主義の新植民地主義とエリート主義的反民主主義の正体。見えざる手や新古典派や自由競争や均衡理論の嘘とプロパガンダ。
5:43 PM Oct 9th movatwitterで

山形国際ドキュメンタリー映画祭 アマル・カンワル「稲妻の証言」印パ分離からカシミール紛争そして現在に至るまでの軍隊による女性への性暴力レイプ殺人をリリカルに暴く。沖縄や南京、パレスチナやバグダッドやグアンタナモにも繋がる戦時暴力への問い
5:30 PM Oct 9th movatwitterで

山形国際ドキュメンタリー映画祭へ出発〜夜行バスなう
11:28 PM Oct 8th movatwitterで


  • Intellipunk
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  • By intellipunk / Oct 15, 2009 1:13 am

〈近代〉の終わりと変性意識 Ver. 2.0−『観る』ことと『醒める』こと−

昨日、ヴィパッサナー瞑想帰りの加藤さんを訪ねに気流舎にいったら、『LSD プロブレムチャイルド&ワンダードラッグ』でホフマン博士の映像を作ったマイケルと加藤さんがディープな話をしていて面白かったなあ。10日間会話を禁じられていた加藤さんのトークはいま絶好調。

今日は変性意識の人類学的研究をされている蛭川立さんと瞑想あけの加藤さんのトーク。しかもボクの最近の関心事である「茶」の話! 楽しみです。

以下コピペ
気流舎
http://www.kiryuusha.com/blosxom.cgi/shop/event/090925a.html

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『風の旅人』38号+『新しい茶道のすすめ』刊行記念イベント
「〈近代〉の終わりと変性意識 Ver. 2.0−『観る』ことと『醒める』こと−」


気流舎では6月に、拙著『彼岸の時間』再版記念イベント、「〈近代〉の終わりと変性意識」を行いました。会場からあふれ出すほどのお客様の猛烈な熱気にうれしい悲鳴でありました。その勢いで、日食の後にでもぜひまた続編を、というお話になっていたのですが、このたび、私が連載をしている『風の旅人』の38号と、茶の湯の師匠との共著『新しい茶道のすすめ』(第5章:密林の茶道−茶道の人類学−を執筆)が刊行されるタイミングで、そしてまた、店長さんが瞑想のリトリートからお帰りになった翌日というタイミングで、第二部を行う運びとなりました。二つの出版物に寄稿した文章の共通点は、「瞑想」です。

前回は「変性意識状態」ということを強調するあまり、その状態が、なにか普通の日常生活からかけ離れた特殊な世界だという含意が強くなりすぎたかなと思いました。「トランス」とか「サイケデリック」とか、そういう言葉には「ここではないどこか」へトリップする、というニュアンスがあります。「瞑想」にしても、なにか特殊な意識状態に入っていくというイメージがあります。

しかし、われわれがほんとうに目指すべき地点というのは「ここではないどこか」ではないはずだ、と私は考えます。むしろそれは逆で、「今ここ」にあって、正確に地に足をつけることだと思うのです。じつは、われわれが「日常」と考えている、たとえば、月曜から金曜まで働いて、土日は休日。そういう、曜日という暗示を自明のルーティンワークだとして生きていること自体が、一種の社会的催眠状態という変性意識状態であり、むしろ、「今ここ」の感覚を明晰に観察し続けることによって、日常の中にありながら、その催眠トランス状態から「醒める」ことができる、という逆の視点もありえます。そして、その作業こそが瞑想という身体技法なのではないかと考えることもできます。

今号の『風の旅人』には、私自身がタイの山寺でプチ出家してヴィパッサナー瞑想を学んだ体験談を書きましたが、とくにこのヴィパッサナーは、『新しい茶道のすすめ』の中で触れた禅とともに、そのような指向性を強く持っている瞑想法だといえます。残念ながら、禅の伝統が形骸化してしまっていることが多い現在の日本で、特定の宗教とは無関係にヴィパッサナーを実践している人が増えているのは興味深いことです。瞑想を実践していらっしゃる方も、そうでない方も交えて、今回は「行く」ことよりも「戻る」という側面にフォーカスして、皆さんと語り合えればと思います。


◉『風の旅人』38号+『新しい茶道のすすめ』刊行記念イベント
「〈近代〉の終わりと変性意識 Ver. 2.0−『観る』ことと『醒める』こと−」

日時:2009年10月14日(水)19時〜
トーク:蛭川 立さん
入場無料(ドリンクオーダー)/予約不要/投げ銭歓迎

明治大学 蛭川研究室
http://www.kisc.meiji.ac.jp/~hirukawa/indexJ.htm


  • HarpoBucho
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  • By harpobucho / Oct 14, 2009 5:39 pm

レアものに目がない

昨日は午前中から世田谷文学館で地域のおじいちゃんやおばちゃんたちと一緒に川島雄三監督、森繁久彌主演「青べか物語」を観るという贅沢な時を過ごす。なかなか観る機会ないよ。フィルムがボロボロのため、まったく狙ってないゴダールのようなジャンプカットにドキっとしたり。

川島作品を観ているときのあのなんともいえない幸福感はなんだろう、まったく説明できない。森繁の間の魅力も然り。あんなに抑えた演技で、どーしてこうも魅せるのだろう。

森繁ブームがきた。レアものには「目がない」ボクは、早速夜にはテレビ版座頭市の森繁がゲストの回「渡世人の詩」(前編・後編)を観てしまった。勝新と森繁の演技の応酬を観てるだけで飽きない。森繁は勝新にとっての「間」と「流れ」の師匠であり、森繁もそんな勝新の演技に惚れまくっている相思相愛な関係なのだ。

勝新太郎対談集『泥水のみのみ浮き沈み』という古本屋で入手できる中レアな本のタイトルは、「渡世人の詩」の中で森繁が歌う「ボウフラが人を刺すような蚊になるまでは、泥水飲み飲み浮き沈み」から取られている。勝新と森繁の両想い対談がなかなか泣ける。まあ、エロ話メインだけど。石原慎太郎とのビーフ(?)対談「侠気について」は今読むとかなり笑える。石原相手に大麻の有用性を説き、政界の人もやっているでしょ?と詰め寄る遊びごころが最高。石原たじたじ、まったく芸なし。

石原なんてどーでもいいや、森繁研究をはじめよう。やはり満州電信電話の放送局勤務時代が気になる。満洲映画協会の甘粕正彦、満州巡業に来た5代目古今亭志ん生、6代目三遊亭圓生らとの交流とか。レアなエピソードをハンティングしていきたい。


nametakeくんに教えてもらったUKレゲエのレア映像。このあたりはボクのツボ過ぎてたまらんです。

1976 – Aquarius – Reggae Documentary
http://www.veoh.com/browse/videos/category/educational/watch/v42541822hqFrSf#
http://www.veoh.com/browse/videos/category/educational/watch/v42541822hqFrSf#watch%3Dv425811HHyFk3Dn


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  • By harpobucho / Oct 11, 2009 2:14 pm

「安全・安心な街づくり」を求めるデモ

以下転載

▼「安全・安心な街づくり」を求めるデモ
[日時] 2009年10月12日(月/祭)15:30-
[場所] 杉並区高円寺南口~高円寺中央公園
※デモが短いので「楽しみたい」参加者は時間厳守のこと

警官の不法な「職務質問」がない安全・安心な街を!

自転車の拉致と身代金請求のない安全・安心な街を!

タバコを街頭で吸っても罰金を取られない安全・安心な街を!

ビラを配りを取り締まられない安全・安心な街を!

街頭での演奏やパフォーマンスが規制されない安全・安心な街を!

…………………………………………………………

やいやい!!また高円寺にデモがやってくる!!!!!!
最近、杉並区が路上喫煙で2000円罰金という、とんでもない決まりが出来た! 
おまけにやたらと職質は多いし、行政に雇われた大量のヒマ人が駐禁を切りまくってるし、
相変わらず街中に監視カメラはあるし、いったいどうなってんだ!?
政権は民主党に変わったが、民主党はどうもそういう細かいことには
融通が効かなそうだ。史上最大の生徒会集団みたいな民主党も
頼りにならないとすると、これはもうデモしかない!!!!
(松本哉)


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  • By intellipunk / Oct 11, 2009 2:02 pm

RLL48

GuyDebord


RLL47

Nantoka Festival 2009 D.I.Y.&ANARCHY


空の青

昨日は悪天候のなか気流舎お越しいただいた方、ありがとうございました。みんなであの映像を観れて良かったです。映像の力で予想以上に活発な議論に。店主とイベントオーガナイザーの両立は難しく、喫茶マスターとしては反省すること多し。

今日は、世田谷文学館の森繁特集の『青べか物語』を観に行こうと思ったが、すごい風。修理に出していた自転車が直ったので乗りたいんだけど、また事故ったらいやだなあ。電車もいろんなところで止まってるみたいだし、今日はやめておこう。土曜日の11時からもう一回やる。なぜかビデオにもDVDにもなっていない川島雄三の傑作(まだ観てないけど)。入場料500円。

雲の流れがダイナミック。映画より面白い。鮮やかな青のスクリーンにボリュームのあるもっこりとした白い塊が右から左に流れていく。そしていまや空の青のみ。

青空.JPG

台風一過の和田掘公園を散歩。

野球場が一夜にして池に!

野球場.JPG

倒木に遭遇。まるで大地との抱擁を欲しているかのよう。

倒木.JPG

太陽肛門

太陽肛門.JPG




  • HarpoBucho
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  • By harpobucho / Oct 08, 2009 2:41 pm

明日の気流舎(下流舎?)各種メニュー

明日、14時から23時まで下北沢の気流舎というブックカフェで一日店主をやらせてもらいます。その名もカフェ・タンジール。昼はまったり茶話、夜はディープに映像&社会派トーク。食べ物持ち込み大歓迎。あいにくの空模様なカンジですがよかったらぜひ遊びにきてください~

★カフェ・タンジールとは?

1956年に独立したモロッコに返還されてる以前のコスモポリタンな国際管理地帯、タンジール(タンジェ)の猥褻さと猥雑さに多大なインスピレーションを受けているが、実在のモロッコの都市とはほとんど関係ないタンジェリン・ドリーム空間。河原貴族と剽窃海賊が行き交う文化の自由港カフェ。別名、譚汁庵。雑談の中に潜む美味い汁を提供するアーバンな茶境。

関連商品(気流舎で販売中! 割引交渉承ります)
タンジールTシャツ
http://www.rll.jp/hood/tee/rll46_tangier.php

★スケジュール(予定)

14:00~ タンジール茶話

茶雑談。ハーポ映像ライブラリーを持っていくので、トークの流れによっては映像みたり、バックギャモンしたり、といきあたりばったりの一期一会のチャンスオペレーション。

18:00~ ベスト・オブ・シルクロード

1983年のNHK特集「シルクロード 第2部」から祭りや儀式など映像のフェティッシュ度の高いものをハーポ部長がセレクト。排外主義に抗すためのエキゾチック・ダンディー入門。

20:00~ カルチャーショッキング秋のスペシャル!
寿司屋グンちゃん.jpg

下流の鳴る音 
-シャブ中通り魔、グンちゃん再考- 
ゲスト:ペペ長谷川 (ハーポ・プロダクション契約社員)
ホスト:ハーポ部長
上映作品:『寿司屋グンちゃん』
     (原題『深川連続通り魔殺人事件』)他

詳細→http://www.rll.jp/hood/text/harpobucho/20091003133906.php#more

22:30~ パラダイス・ガラージ(DJはもちろんラリー・レヴァン)のラストパーティ秘蔵映像で人間解放、そして解散。


▼映像メニュー
・ポール・ボウルズの告白
・ショック集団
・平岡正明 下流芸術の華(追悼映像)
・タモリ すばらしき仲間
・Deep Roots Music1~3
・山口組-知られざる組織の内幕-
・ヤクザ・マネー
・こども民主主義
・テレビ版座頭市の最終回
・モータウン25

他お好みに応じて。

▼音楽メニュー
・ブライアン・ジョーンズ収集のジャジューカ音源各種
・モロッコ呪術音楽グナワとムスリム・ミュージック各種
・ブラッド&ファイヤー(レゲエ・レーベル)音源各種

レゲエと呪術と虫の音。

▼ドリンクメニュー
・似非モロッコミントティー
・ミックスジュース各種(果物持参大歓迎)
・日本一の茶師、前田文男の「夢見茶」(高級緑茶)
 ~夢見心地へのいざない~
・日本一の茶師、前田文男の「緑の雫」(緑茶)
 ~心にしみいるひとしずく~
・日本一の茶師、前田文男の「こはく日和」(ほうじ茶)
・日本一の茶師、前田文男の「抹茶入り玄米茶」
・奄美ばんじろう茶(グァバ茶)
・ベトナムの蓮茶
・インドのバダムミルク

基本カンパ制。一部有料


※気流舎のレギュラーメニュー(コーヒー、チャイ、ビール他)は気流舎価格になります。
     
予定は未定。店が開いていることだけは確かです。
よろしくお願いします。


  • HarpoBucho
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  • By harpobucho / Oct 06, 2009 2:43 pm

カルチャーショッキング 秋のスペシャル!「下流の鳴る音」告知

気流舎の日めくりカフェ週間でボクの店番の日だけ浮きまくってることに気付き、「下流舎」というコンセプトは気流舎の品位を落としてしまうのではないか、真木悠介先生に申し訳ない、と危惧していたところ、ある仮説が閃いた。大地康雄はディープ・エコロジーである。名前からして。あー、これなら気流舎っぽい。

TVデビュー作でいきなり川俣軍司を怪演した大地康雄からエコロジー(環境・社会・精神)をディープに考えてみたい。

沖縄宮古島にルーツを持ち、伊藤雄之助(『太陽を盗んだ男』で、バスジャックして皇居に突撃しようとする犯人役の怪優)の付き人を経験。その後、アメリカへ渡り、ニューヨークのアクターズ・スタジオでアル・パチーノやジャック・ニコルソンとともに演技を磨いたそのディープさは、『寿司屋グンちゃん』での神ががかった演技を見れば納得ものである。一説によれば大地ディープ・エコロジー康雄の演技はジャック・ニコルソンの演技にも多大な影響を与えたらしい。

カルチャーショッキングチラシ.jpg


ハーポ・プロダクション プレゼンツ 
カルチャーショッキング 秋のスペシャル!

下流の鳴る音 
-シャブ中通り魔、グンちゃん再考- 

日時:2009年10月7日(水)20:00~23:00
場所:気流舎
※投げ銭制、ドリンクの注文をお願いします。

ゲスト:ペペ長谷川 (ハーポ・プロダクション契約社員)
ホスト:ハーポ部長
上映作品:『寿司屋グンちゃん』
     (原題『深川連続通り魔殺人事件』)他


電波がオレにひっつくんだ・・・


 1981年6月17日の白昼、下町の商店街を一瞬にして惨劇の舞台に変えた男・川俣軍司。白いブリーフにハイソックスという異様な出で立ちで連行される姿は、テレビという「電波」を通じて全国のお茶の間に強烈なショックを与えるとともに、現在につながる覚醒剤の悪のイメージを日本人の脳内に定着させた。今回のカルチャーショッキングスペシャルは、戦中から日本人に愛用されてきた覚醒剤(商品名ヒロポン)に「薬物論的転回」をもたらしたシャブカルチャー史に残る最重要事件をレアな映像作品を通じて検証する。

 上映作品は、テレビ朝日系土曜ワイド劇場『深川連続通り魔殺人事件』(1983年放送)。この度ハーポ・プロダクションは、原題のおどろおどろしさを払拭し、身近な問題として捉えなおすためにタイトルを『寿司屋グンちゃん』に改変しソフト化(裏DVD)した(限定10枚販売予定!)。

 このドラマは、昨年の秋葉原通り魔事件とのりぴー騒動を結びつけるだけではなく、現代社会のありとあらゆる問題を純度の高いシャブのように炙り出す。「寿司職人になろうと面接を受けたが、断られて腹が立った」と供述するグンちゃんの姿に、異常なまでの社会的プレッシャーによって下流(げりゅう)に流れ着いた今の若者たちの心情に重ねあわすことができないか。グンちゃんの頭の中にひっつき絶えず命令する声を、医学的疾患や電波系幻聴として片付けるのではなく、「下流の鳴る音」として新たに解釈することは可能か。

 ゲストは、この映像の提供者でもあり、『寿司屋グンちゃん』を「人生で最も影響を受けたドラマ」だと断言するペペ長谷川氏。放送中に視聴者から「なぜ本人がドラマに出ているのか!?」というクレームの電話がテレビ局に入ったほどの奇跡的な演技を見せた大地康雄(なんとデビュー作!)になりきり、オーディオコメンタリー方式で実況解説してもらう予定。

 このはや過ぎた傑作ドラマを徹底的にシャブり尽くすことで、現代の生きづらさ問題を考えたい。

 下流の宴で交響するコミューンを夢想しながら。

歌う軍ちゃん.jpg


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  • By harpobucho / Oct 03, 2009 1:39 pm

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