Wearable Ideas RLL

いいニュースとわるいニュース

「いいニュースとわるいニュース、両方あるんだけど、どっち先に聞きたい?」といった具合の小粋な会話がよくドラマなんかで交わされるが、その回答パターンにどんな種類のものがあったのか意外と思い出せない。ボクの場合、いいニュースとは仕事が決まったことで、わるいニュースとは失業者でいられなくなることだから、「同時に聞きたい!」と答えるのがきっと正解なのだろう。

最近は「失業者の特権を許さない会」(失特会)という脳内団体がボクの行動原理を支配するようになっており、ボクのなかの「怠ける権利」の抵抗むなしく、こんな結末を迎えてしまったわけだ。

というようなひねくれたことを書こうとしたら、本当に悪いニュースが入ってきてしまった。

サービス精神旺盛、反骨・人情の人…森繁さん
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20091110-OYT1T01068.htm?from=top

つい先日、世田谷文学館での特集「名優 森繁久彌」で川島雄三監督の『青べか物語』を観て、森繁の抑えた色気にクラっときて森繁ブームが自分のなかに到来したばかりなのでショックだが、年も年なので仕方ない。96歳、大往生だ。

『喜劇 とんかつ一代』が好き過ぎるせいか、森繁を見ると無性にとんかつを食べたくなる。『青べか物語』を観た後も友人ととんかつ屋を探して即効暖簾をくぐったものだ。

社長シリーズで気分を盛り上げながら、労働開始日までの束の間のモラトリアムを過ごそう。合掌。

喜劇とんかつ一代.jpg


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  • By harpobucho / Nov 10, 2009 12:29 pm

おもしろいものはみんなのもの

Dear CJharpo,

Your video 井上陽水×タモリ ギター漫才「コーヒールンバ」 has become popular on YouTube, and you’re eligible to apply for the YouTube Partnership Program, which allows you to make money from playbacks of your video.

Once you’re approved, making money from your video is easy. Here’s how it works: First sign into your YouTube account. Then, complete the steps outlined here: http://www.youtube.com/ivp?v=vhm8y7nPWFA. Once you’re finished, we’ll start placing ads next to your video and pay you a share of the revenue as long as you meet the program requirements.

We look forward to adding your video to the YouTube Partnership Program. Thanks and good luck!

The YouTube Team

「キミの動画は人気あるんでちょっと金儲けしないか?」と向こうから誘ってきたのに関わらず、いざ登録しようとするとやたら著作権にうるさい。テレビ番組なんてもってのほか。この動画の所有権についてコメントを書かなければならず書いた言葉が「おもしろいものはみんなのもの」。そんでもっておひねりちょーだいします。

見つかったら消されちゃうなあ。輸入規制によってモカが国内で手に入りにくくなっている今(輸入再開っていつ?もうした?)、このカフェイン浮き浮き嗜好品トークは価値があると思うのでぜひ残して欲しい。



ヴォルフガング・シヴェルブシュの『楽園・味覚・理性』には「コーヒーは性欲を抑制する性質がある」ってことが指摘されており、17世紀にロンドンで発行されたパンフレットが紹介されている。その表題は『コーヒーに反対する女性の請願書。枯渇と減退をもたらす飲料の過度の摂取のために、女性がいかに多大な損害をこうむっているかを、公に訴える。』

「資本主義の精神」を準備した「覚めと禁欲」のコーヒー観も陽水が歌うと「酔いと快楽」にひっくり返されるというアラビアン・マジックな動画。

楽園・味覚・理性―嗜好品の歴史
ヴォルフガング シヴェルブシュ
法政大学出版局
売り上げランキング: 357754
おすすめ度の平均: 5.0
5 味わい深い本です
5 バベットの晩餐会以前の世界とは、


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  • By harpobucho / Nov 08, 2009 12:33 pm

「悲しき南回帰線」レヴィ・ストロース氏、死去。


▼「悲しき熱帯」レビストロース氏死去 「構造主義の父」
http://www.asahi.com/obituaries/update/1104/TKY200911030404.html

 朝、朝食を食べていると同居人から不意に聞かされたニュース。彼女はツイッターで知ったらしい。届いたばかりの新聞を開くと記事が出ている。ミクシのマイミクの日記にもちらほら・・・ポスト構造主義の大御所達の多くが・・・バルトやドゥルーズ、ガタリ達が・・・かなり衝撃的だったり、不幸な死を迎えたのに比べれば、100歳までほぼ健康で、旅行にも出かけていたらしいという氏の晩年は、静かで構造的に安定した余生だったのだろうか?最近ようやく「悲しき南回帰線」に手をつけて、軽妙で洒脱な、しかし悲しみによって静かに抑制された語り口に惹きこまれているのだけれど、探検や冒険の跡に広がった「開拓」と「搾取」とが、同じ「exploitation」で表現されるように、大航海時代からグローバリゼーションに晒され、失われていく文明の確かな手ごたえだけを感じて、静かに哀しみを増していたような気もする・・・  


悲しき南回帰線」の冒頭で彼はこう書いている。


>幻想は綾を織り始める。未だ安売りも、汚れも、呪われもしていない光景が燦然と輝きわたっていたときの、真の旅行者の時代に私は生きたかった。

>人間の文化は互いに交流し合い、互いの接触によって腐敗し合う可能性が少なければ少ないだけ、互いの探りあいによってこの多様性の豊富さと意味とを認める可能性も少ないのだ。

>数百年後にはこの同じ場所で、ある旅行者が私のように絶望感に打たれ、私には見ることができたものが、すでに失われているのを見て、おそらく嘆き悲しむだろう。見るもの全てに私は傷付き、十分に見ていないのではないかと、絶えず自分を咎め、私は二重の悲しみにとらわれていた。


 しかし、ゆっくりと彼は過去の亡霊から蘇生する。


>引き潮の中に私の思い出を巻き込みながら、忘却は思い出を使い古すよりも、また埋葬するよりも以上のことをした。忘却はこれらの断片の中から深い組織を作り上げ、私は安定した平衡感で立ち、もっと明るいイメージが描けるようになった。一つの秩序が他の秩序に変ったのだ。

>人はみな、自分の心の中に、彼が見たり愛したりしたも全部でできている一世界を持っているものだ。そして知らない世界を駆け巡り、そこに住まっていると思うその時でさえ、彼はそこへ戻っていくのだ。       

                        シャトー・ブリアン


 失われ続ける過去にとらわれていてばかりでは、何も見えてこないのかもしれない。奇妙な現代文明との出会いから生まれた新しくもキッチュな文化さえ、あっという間に伝統、つまり、永遠や不変、化石のようなイメージへとすりかわる。例えばスペイン人が大陸に持ち込んだ「馬」を、インディアンが大昔から乗りこなしていたかのような錯覚・・・ 「馬」がヨーロッパから持ち込まれるまではインディアンは素朴な農耕民族か自然採集民族だった。持ち込まれた「馬」が彼らにバッファローの狩猟を可能にし、遊牧民へと進化させ、さらにそこから狩場を巡る縄張り争いや戦争が生まれたのだ。過去も現在も未来も、人々は絶えず交流し、変化し、そして忘れつづける。記憶の地層はそっと堆積し、時に湾曲し、引き裂かれ、隆起する。膨大な時間をかけて。どこに行けば新しい過去が掘り出され、それは未来をどう変えるのだろうか?もしくは何も変らないのかもしれない。森山大道が言うように「過去は常に新しく、未来は常に懐かしい」のだから。



道化道

曇ひとつない青空。太陽気持ちいい朝。植物の水やり、メダカの餌やり、洗濯終了。昨晩作った野菜たっぷりシチュー、フランスパン食す。

先週日曜日昼番組「アッコにおまかせ」、アッコ権力発動の場として観察しているわけだが、アッコがのりぴーや押尾のニュースを斬ってるときに松村のTシャツのイラストが気になって凝視してみると「ガンジャを吸っているラスタマン」の絵。う~んソウル・レベル。あれは権力を前にした道化の戦術だね。

仕事を探そうとするから、<仕事>が見つからないのだ。そもそもやりたいことなんて仕事(賃労働)の中にない。身を潜める場として職場を探そう。本当にやりたい<仕事>は日常生活の中にある。そして、慎ましく日常生活を送るにはどうしても深く潜伏する場が必要なのだ。


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  • By harpobucho / Nov 03, 2009 11:09 am

無駄遣い労働力

労働力とは「人間の身体のうちに存在している肉体的、精神的性向すべての総体」のことなのです。すべて、という点に特に注意して下さい。労働力について語ることで、すべての種類の能力に暗に触れることになります。すなわち、言語活動能力、記憶力、運動能力などです。今日、すなわちポストフォーディズム時代に至って初めて、労働力という概念は、肉体的あるいは運動的な素質の総体に還元されることなく、「精神の生活」をも申し分のない資格で含むこととなったのです。

パオロ・ヴィルノ『マルチチュードの文法 現代的な生活形式を分析するために』より


昨日は特別な用事があって愛読書『俺・勝新太郎』持参で朝から宇都宮行って、帰りに「みんみん」で焼餃子2皿、水餃子1皿昼飯として食べて、午後に東京駅にある派遣会社で「労働力」として隅々まで点検されてるうちにヴィルノの言ってることがよくわかったり、丸善のビジネス書コーナーで本を物色している人々が救いを求めて聖地に集まってくるネオリベ教信者のように見えたり、上の階の松岡正剛プロデュースの「松丸本舗」で5万冊の本の迷宮を彷徨ってるうちに自分がセイゴー教の信者であることに気付いたり(脱退しよう)、その前に不慣れな東京駅で丸善の場所を交番に聞いたら、「丸善って何ですか?」って場所じゃなくて存在自体を警官に聞き返されてその教養(っつーかプロ意識?)に唖然としたり、夜は新宿で友人ともーやんカレー食べながら、もーやんなっちゃうって愚痴ったり、と行動と感情の動きが珍しく忙しい一日だったのである。

丸善×松岡正剛=松丸本舗
松岡正剛氏プロデュースの丸の内本店の中の書店、
「松丸本舗」が丸の内本店4階にオープン!
http://www.maruzen.co.jp/Blog/Blog/maruzen02/P/8515.aspx


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  • By harpobucho / Oct 30, 2009 11:32 am

太陽はボクの味方

昨日からの天気が気持ちいい。雨の後の秋晴れサンシャワーを浴びていると、春のようなフレッシュな気分になり、なんだか遊びにいきたくなる。相変わらずシノギのスタイルも定まらないが、出歩いているうちになにかヒントが見つかるだろう、なんて太陽のひたすらに余剰なエネルギーは人を楽観的にさせる。積読状態だった『ベース・カルチャー』を読みながら、レゲエ(=カルチャー)の力強さを再認識する今日この頃、気になるイベントたち。

☆衝動の落語
http://www.rll.jp/hood/text/harpobucho/20091015223117.php#more

先週の金曜日、久しぶりに満足度の高い素晴らしいイベントに遭遇。ビールと美味い手料理食しながら、隅田川リバーサイドで素人の落語を見る贅沢。プロ落語じゃ味わえない緊張感と弛緩感。パンクバンドを観た楽器のできない少年が衝動でバンドを結成しちゃうテンションで自宅寄席を開催したくなる。空気を読まなきゃ生きていけないプレッシャー高きこの社会では、誰もが芸人であることが求められているわけだし。今週の土曜日に馬橋映画祭作品の撮影も兼ねて遊びにいきます。オススメ!


☆グラスルーツ12周年
http://green.ap.teacup.com/grassrootstribe/

すっかり足が遠のいてしまったグラスルーツに接近するチャンス。それにしても濃いメンツ。混みそうだけど土曜日に行きたい。

■10/30(fri)『GRASSROOTS 12th ANNIVERSARY DAY 1』
DJ:
DNT a.k.a. DONUTS (F*O*L/ POWWOW )
Shhhhh ( GRASSROOTSTRIBE / N.R.B.K.J)
UNIVERSAL INDIANN (Family Tree / N.R.B.K.J)
■10/31(sat)『GRASSROOTS 12th ANNIVERSARY DAY 2』
DJ:
ALTZ(F*O*L,Altzmusica)
NOBU(Future Terror)
KEIHIN(G.O.D./ALMADELLA)

*11/1は日曜日でお休みしますが、LOS APSON?15周年イベントが代官山LOOPにてあります。
http://www.losapson.net/
■11/2(mon)『GRASSROOTS 12th ANNIVERSARY DAY 3』
DJ:
HIKARU(Blast Head)
MOODMAN(GODFATHER/ HOUSE OF LIQUID)
YA△MA(F*O*L/Newtone Records)



☆第62回自主法政祭市ヶ谷地区

法政ジョイ、OUTSIDE ROCK PROJECT共同企画

11/1(日)前夜祭
「ボーイズリパブリック」
OPEN/14:20 START/14:30
place:法政大学市ヶ谷キャンパス中央野外特設ステージ
  (雨天時 法政大学市ヶ谷キャンパスボアソナードタワー1F)

【act】
discharming man
赤い疑惑
環ROY
Tiger Fake Fur(川本真琴)
11月1日,3日,4日 学園祭での企画です! | Hosei JoY!!
http://hoseijoy.jugem.jp/?eid=38

用事があって行けないんだけど、川本真琴が気になる。いまどんな髪型なんだろう。 無料なのでお暇な方はぜひ。



☆Sunset x Fullmoon
Exhibition
“TOKYO WONDERLAND”

http://www.alternativeworld.jp/

去年の夏から約1年。
グラフィティとパーティを撮りながら東京を旅してきました。
ちょっと視点を変えるだけで見慣れた日常の風景は不思議に溢れていました。
その旅の記録をスライドショーにして上映します。
また、旅の途中で出会った魔法使いのような表現者にも参加していただいて皆様を不思議の国にお連れいたします。

東京ワンダーランド。
満月の夕暮れ、東京の果てで会いましょう。

@都内某所(最寄駅からバスによる送迎があります。)
詳細な場所はメールをお送りいただいた方に返信いたします。
niji@alternativeworld.jp
2009/11/3 (火曜・祝日) 雨天中止
15:00~19:00(日の入りは16:44です。それまでにご来場ください。)

写真家Jirokenさんが誘うマジカル・ミステリー・ツアー。気流舎もチャイ屋出すよ。



☆「ストリートの思想」&「音楽政治ドラッグ」

いろんな意味で注目のトークショウ。野田努2Days。阿佐ヶ谷ロフトAの『ストリートの思想』出版記念のほうは、RLLも参加します。Tシャツも売ります。

詳細
http://www.rll.jp/hood/action/20091028020840.php#more




太陽エネルギーの充電が切れませんように。


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  • By harpobucho / Oct 28, 2009 12:12 pm

ストリートの思想、つまり音楽政治ドラッグ

『remix』編集部解散後、動向が注目される野田努氏出演イベント二夜連続。
毛利さんの出版記念イベントである阿佐ヶ谷ロフトAにはRLLも出演します。2006年の芸大イベント「スバラシキナカマ」以来の共演。 Tシャツも販売予定です。

阿佐ヶ谷ロフトA
http://www.loft-prj.co.jp/lofta/

11.6(金) 「ストリートの思想~転換期としての1990年代~」出版記念イベント
【出演】
毛利嘉孝(社会学者、東京藝術大学准教授)
仲俣暁生(批評家、編集者)
野田努(音楽ライター、編集者)
山下陽光 (トリオフォー、素人の乱シランプリ店主)
RLL

「思想」がストリートに飛び出した。
70年代に始まったポストモダン思想やニューアカデミズム、パンクやニューウエイブ、テクノや80年代以降のレイヴ文化、そして90年代にゆっくりと醸成された新しい政治運動は、90年代の転換期を経て、都市空間の中で絡まり合いながら新しい輝きを見せ始めている。
2010年代、「思想」と「政治」はどこに向かうのか。
先日出版された『ストリートの思想~転換期としての1990年代』(毛利嘉孝著NHK出版)を手掛かりにしつつ、高円寺や下北沢の都市文化を中心に、90年代から現在までの文学や音楽、アート、ポップカルチャーの「ストリートの思想」の可能性を徹底討論!

OPEN18:30 / START19:30
前売¥1,500 / 当日¥2,000(飲食代別)
<本持参のお客様、もしくは当日受付で本購入のお客様は¥500引き>
学割¥1,000(飲食代別)<当日のみ、要学生証提示>
<本持参のお客様、もしくは当日受付で本購入のお客様は¥500引き>
前売はWEB予約、電話予約にて受付中!!
http://www.loft-prj.co.jp/lofta/reservation/reservation.php?show_number=237


翌日。
↓いま最も語らなくてはいけない核心的なテーマに果敢に切り込む3人。野田さんが若手ライター間の論争をジャッジするというより、三つ巴のトークバトルになりそうな予感。それとも連帯か。とにかく言いたいことを声高に言える場ってのが重要。Say It Loud! I’m XXX!

音楽政治ドラッグ.jpg

音楽にとって政治とは?
政治にとって音楽とは?
今巷を騒がすドラッグ問題にも大胆に切り込む。
野田努を司会者に若手人気ライターの磯部涼と二木信が赤裸々に語りまくる!
  
*********************
  
11/7(土) 【音楽政治ドラッグ – TALKSHOW -】
  
磯部涼×二木信
司会:野田努
  
18:00 OPEN / 19:00 START 1500yen(1drink)
予約(30名) → ぱちか村: 03-3315-5251 or sonchou@patika-v.net
※メール予約は、返信が届いたら予約完了です。


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  • By intellipunk / Oct 28, 2009 2:08 am

MJの親友からのメッセージ

Youtubeに高画質のマイケル動画をのっけてから世界中から絶賛のコメントがメールで送られてくる。なんだかボクが褒められている気がして(実際にボクの「仕事」に対する感謝コメントもあるわけで)、いい気分になったりする。失業者も人のためになんらかの仕事を日々しているのである。

マイケルだけダンスの切れが別格。
The Jackson Five 【motown25 日本語字幕】


芸能の神が憑依。はじめての月歩き。
Michael Jackson -Billie Jean 【motown25 日本語字幕】


そんななか、マイケルと26年来の親友と名乗る女性からこんなメッセージがきた。コレクターとは難儀な生き物である。

I really hope you can find a way to read this. I am a long time friend of Michael’s and have not found a more beautifully mastered video of the Jackson 5 and Michael’s performance at the Apollo Theater in 1983 than the one you have on your YouTube site.

What I would like to know is where you got this or if you made it yourself? I really want to know if you can help me find a way to download the video without your native translations on it. I am even willing to pay you in some way so that I can have these 2 video’s.

Michael gave me a lot of things over our 26 year friendship and I have original copies of all of his music but I do not have this. I have hundreds of hours of personal video that is being re-mastered however; I will never put it on youtube because I made a promise to him when we met, that I would never sell his personal information to anyone. More now than ever because of his children.

I was at the private memorial and Mrs. Jackson has given me 25 boxes of things that Michael had set aside for me. I also have hundreds of memorabilia items that are signed by Michael. I will do most anything to get my hands on these videos. If you can help me, then I will give you something of Michael’s in return. It is important that I get them without the annotations/translations though.

The producer of this 1983 event is willing to give me a video but I don’t want to meet her terms by telling her personal things about Michael.

I am not in the music business nor an entertainer of any kind; but Michael was my friend and his children will be visiting me next month as I delivered Prince Michael and Paris Katherine and oversaw Blanket’s birth. They call me “Aunt” because I have remained in their lives.

Can you help me? What would you like in return?

Dr. ×××, Phoenix, AZ, USA

プリンスちゃんやパリスちゃんから「おば」と呼ばれているなんてマイケルとの近しさのアピール具合が胡散臭いが、なかなか刺激的なメッセージである。金持ちっぽい人からの「どんな見返りが欲しい?」なんてコメント、なんだかゾクっとするねえ。もちろん欲しいものはカネ。ボクはマイケルコレクターではないんで。

この映像のネタ元は『モータウン25』という日本で市販されていたビデオ(廃盤)。彼女の条件である日本語字幕の消去は難しい。AVのモザイク消しのように字幕を消す技術がある方は連絡を。そしてどんな見返りが欲しい? なんてね。


  • HarpoBucho
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  • By harpobucho / Oct 25, 2009 1:58 pm

なんとかフェス・ザ・レポート!!書きました!!

インパクション
http://www.jca.apc.org/~impact/magazine/impaction.html

 近日売予定の雑誌「インパクション」(特集「つながる?つながれない?フェミニズム」)に今年の夏にやった「なんとかフェス」のレポートを書いてます。立ち読みもいいんだけど、みんな買ってねー 摸索舎やIRAにあるよ。



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「なんとかフェス・ザ・レポート!!」
てめーらの祭りはてめーらでやる!!

 最高な場所で最高なヤツらと最高な音楽とメシをほとんどタダで楽しんじゃう。そりゃ最高のパーティーだ!! ってことで始まった今回の「なんとかフェス」。フリーペーパー「TOKYOなんとか」に集まったオルタナティブなスペースと、そこを動かすブッ飛んだヤツらが集まって、音楽もメシも食事も寝る場所もトイレも、とりあえずやれることはてめーらで全部作って、DIYで安くて、企画製品でも大量生産でもサービスでもない、最高なパーティーをやろうじゃんって騒ぎ出した。期間は2009年8月20日(木)から8月24日(月)まで。場所は長野駅から一駅の安茂里駅から徒歩20分のジローズ・スモーキー・ビッグマウンテン。スローガンは「NO SPECTATERS!! SURVIVE&ALIVE!」ボケっと見てるんじゃねーよ。何にも無いから何かやんなきゃ! 金は出さなくていいから、手でも口でも出して何か作って分け合うんだ! あんた自身のやり方で。時と場所と智恵はたっぷりある。ちょうど、長野の奇矯なリサイクルショップ店長ジローさんから提供された土地で場所代はタダ、機材もなんとかいろんな人やら団体、ライブハウスに頭下げて、かき集め、引っつかんで、トラックに詰め込んだ。みんなで知り合いのヤバいDJやバンドにかったっぱしから電話をかけた。つまり、パーティーはフランケンシュタインのようなもの。それぞれが持ち寄ったバラバラの歪なパーツを寄せ集め、パッチワークのように縫い付け、くっつけ、張っつけて、ジャックインする。んで、エイヤ!っとジェネレーターから電気グルーヴを流し込み、ダンスフロアを音と歓声、ノイズとお酒でもってドライブし、脳内アドレナリンで立ち上げるのだ。ビビビッ!爆音の中に嬌声と笑い声を弾けさせろ。ダンスフロアに揺れるクラウドの波と海を生み出すんだ。それはアメーバのように離散集合し、粘菌のように増殖する透明な有機体なのだ。そいつを大量異常発生させてやろうじゃん、この夏、長野で!!


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リスクとコストと不安と事故と警察≒冒険とドキドキとワクワク、か?

 とりあえず、ま、そんな勢いに乗って「よし、やるか!」って始まったパーティーだが、いざやるとなると、もう、とんでもないことが続々と判明。なんせみんなレイヴもフェスもちゃんとオーガナイズしたことのないド素人。おまけにやる場所がキャンプ施設などまるでないただの草ぼーぼーの荒地。必要な音楽機材からジェネレーター、トイレ、車、薬、食料、調理器具、ステージ、テントサイト、ゴミ、会場までのアクセス、最寄の病院にコンビニ、ガソリンスタンドの地図やらHP、ブログのUP、宣伝、タイムスケジュールとかとかとか・・・・ あれもいる、これもいる。だけど、ほとんど、何も、無い。こりゃなんとかしないと! と、頑張っていたんだが、不穏な流言飛語やら噂が辺りを飛び交う飛び交う。曰く「水も食料も足りない」だとか「夜中に警察が何十人も急襲してくる」だとか、「まるで人が来ない」だとか・・・ あらら。何人もの友人に「なんとかフェス来るの?」と、聞くと、「うーん、どうしようかな・・・× ×さんは来るの?どうするの?」だとか日和見の様子見を決め込む御様子な人が大量発生。参加予定の人と話しても「まあ、初回のフジロックみたいにみんなで痛い目に会えばいい思い出になるでしょ」とか。うーーー。前途多難とはこのことか。カンパはちゃんと集まるのだろうか?人は来るのだろうか?テントサイトは安全だろうか?急病人や怪我人が出ないだろうか?食料は?ライトは?機材は?・・・ と、不安はいや増すばかりなのであった。そして、いよいよ、出発の日が。

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さあ、フェスはどうなる?!
続きはインパクションで!!!



明日は、町中アートプロジェクトにFMRL登場でライブストリーミング!

町中アートプロジェクト Exhibition 3 10月24日(土)

シンポジウム『私たちの時代の新しいメディアと表現のあり方を構築する「フリーメディア・リサーチラボ」登場!』

フリーメディア・リサーチラボ(F.M.R.L) 
当初は国際自由メディア大学として社会学者の毛利嘉孝氏と芸術活動家の上岡誠二氏の呼びかけにより発起。昨年フリーメディア・リサーチラボ、通称F.M.R.Lに改名。現在も個性豊かなメンバーと共に日々いろんな事を考えているグループ。過去に横浜ZAIMや、カルチュラルタイフーンにて文化系イベントを企画、開催している。


時 間 13:00-17:00(開場は開始の30分前です。)
場 所 小島アートプラザ 台東デザイナーズビレッジ3F 階段教室 [ 304号室 ]
参加費 無料

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


2009年10月24日「町中アートプロジェクト’09展」にF.M.R.L. が登場します!

・町中アートプロジェクト’09展: http://mnau.jugem.jp/?eid=27

今月の町中アート大学は「町中アートプロジェクト’09展」と題しまして、ラジオを発信する商店街が出現したり、小学校建築に円形劇場が登場したり、もちろん階段教室ではシンポジウムあり、レクチャー有り、公開生放送有りです。小島アートプラザとその地域に表現のアイディアをちりばめた17日間をお送りします。もちろん全て無料です!



今回のF.M.R.L. は、ハック! リミックス! パイレート!?
UHF 26チャンネルでお届けします!

13:00 ○○ピー3分ハッキング
こんなに簡単!!オープンソース・ハードウェア ハッキング
・須賀千紘(オープンソース・ハードウェア ハッカー)

13:10 オープニング・トーク「帝国と海賊」
〈帝国〉に打ち勝つことのできるのは、海賊か? はたまたマルチチュードか?
・毛利嘉孝(社会学者)
・上岡誠二(芸術活動家)

13:30 ○○ピー3分ハッキング

13:40 アートチャンネル「UBUWEB セレクション」
現代アートの海賊サイト「UBUWEB」の膨大なアーカイブの中から厳選した作品をフリーコメンテーター竹澤クリステルと共に鑑賞します。
・竹澤クリステル(ゲストコメンテーター)
・上岡誠二(F.M.R.L. 解説委員)

14:20 ○○ピー3分ハッキング

14:30 海賊党欧州議会議席獲得記念特別番組「海賊党がやってくる?」
2009年6月、スウェーデンの「海賊党」が7.1%の票を獲得し、欧州議会で議席を獲得しました。
英国海賊党は選挙委員会に正式に承認され、ドイツ海賊党も地方議会の議席を獲得するなど、政治課題として著作権、検閲、プライバシー問題を掲げる「海賊党」が世界的な広がりを見せる中、日本での海賊党の可能性について検証します。
・毛利嘉孝(社会学者) 他

16:00 「RiP! リミックス宣言 」フリーカルチャーよ 新たな世界を築け!
先日行われた山形国際ドキュメンタリー映画祭09にて賛否両論をまきおこした、文化と著作権をテーマにしたドキュメンタリー「RiP! リミックス宣言」。ポップ・チャートの素材を大胆にサンプリングするマッシュアップアーティスト「Girl Talk」を大フューチャーしながら、クリエイティブ・コモンズの発起人ローレンス・レッシグ、文化大臣時代のジルベルト・ジルらの証言で綴る、リミックス文化のクリエイティビティと著作権ビジネスの未来とは?!
山形国際ドキュメンタリー映画祭で公認ドゥボールTシャツをてがけたカルチャージャマー「RLL」のintellipunk、ガールトークを激プッシュするブログ「ひげビジョン」のkanayoungが周辺事情とともにトークアバウト!?
・intellipunk(RLL
・金谷憲(ひげビジョン

17:30 放送後記「階段裏からこんにちは」
「町中アートプロジェクト’09展」を主催する「コジマラジオ」の毛原大樹が、今日の F.M.R.L. ローカルテレビ放送を振り返ります。
・毛原大樹(コジマラジオ) 他

18:00 ミュージック・ステーション「ひげトーク」
ホットな話題を振りまくマッシュアップ・アーティスト「ガールトーク」。
初来日したサマーソニックのライブの模様や、秘蔵ビデオを上映しながら紹介します。
・金谷憲(ひげビジョン)

会場:町中アート大学/コジマラジオ
東京都台東区小島 2-9-10  小島アートプラザ304号室
地図:http://maps.google.co.jp/maps/ms?ie=UTF8&hl=ja&msa=0&msid=103085732657470070097.00047034b992216a98333&ll=35.705946,139.783902&spn=0,0&source=embed

※ローカルテレビ放送の他、ネットでのライブストリーミングも予定しています。
 URLは当日このベージ(http://freemedia.researchlab.jp/)で!

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

RLLでは僕だけ出ます。この前行ってきた山形国際ドキュメンタリー映画祭でのことや、フリーカルチャーのことなどについてタラタラと、いつもの「かくめい生活研究所」と同じノリで話してきます。海賊党のこともすごく面白そう!!なんだかネットでストリーミングもするようなのでチェックしてみて下さい!


  • Intellipunk
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  • By intellipunk / Oct 23, 2009 11:59 pm

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