Wearable Ideas RLL

無駄遣い労働力

労働力とは「人間の身体のうちに存在している肉体的、精神的性向すべての総体」のことなのです。すべて、という点に特に注意して下さい。労働力について語ることで、すべての種類の能力に暗に触れることになります。すなわち、言語活動能力、記憶力、運動能力などです。今日、すなわちポストフォーディズム時代に至って初めて、労働力という概念は、肉体的あるいは運動的な素質の総体に還元されることなく、「精神の生活」をも申し分のない資格で含むこととなったのです。

パオロ・ヴィルノ『マルチチュードの文法 現代的な生活形式を分析するために』より


昨日は特別な用事があって愛読書『俺・勝新太郎』持参で朝から宇都宮行って、帰りに「みんみん」で焼餃子2皿、水餃子1皿昼飯として食べて、午後に東京駅にある派遣会社で「労働力」として隅々まで点検されてるうちにヴィルノの言ってることがよくわかったり、丸善のビジネス書コーナーで本を物色している人々が救いを求めて聖地に集まってくるネオリベ教信者のように見えたり、上の階の松岡正剛プロデュースの「松丸本舗」で5万冊の本の迷宮を彷徨ってるうちに自分がセイゴー教の信者であることに気付いたり(脱退しよう)、その前に不慣れな東京駅で丸善の場所を交番に聞いたら、「丸善って何ですか?」って場所じゃなくて存在自体を警官に聞き返されてその教養(っつーかプロ意識?)に唖然としたり、夜は新宿で友人ともーやんカレー食べながら、もーやんなっちゃうって愚痴ったり、と行動と感情の動きが珍しく忙しい一日だったのである。

丸善×松岡正剛=松丸本舗
松岡正剛氏プロデュースの丸の内本店の中の書店、
「松丸本舗」が丸の内本店4階にオープン!
http://www.maruzen.co.jp/Blog/Blog/maruzen02/P/8515.aspx


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  • By harpobucho / Oct 30, 2009 11:32 am

太陽はボクの味方

昨日からの天気が気持ちいい。雨の後の秋晴れサンシャワーを浴びていると、春のようなフレッシュな気分になり、なんだか遊びにいきたくなる。相変わらずシノギのスタイルも定まらないが、出歩いているうちになにかヒントが見つかるだろう、なんて太陽のひたすらに余剰なエネルギーは人を楽観的にさせる。積読状態だった『ベース・カルチャー』を読みながら、レゲエ(=カルチャー)の力強さを再認識する今日この頃、気になるイベントたち。

☆衝動の落語
http://www.rll.jp/hood/text/harpobucho/20091015223117.php#more

先週の金曜日、久しぶりに満足度の高い素晴らしいイベントに遭遇。ビールと美味い手料理食しながら、隅田川リバーサイドで素人の落語を見る贅沢。プロ落語じゃ味わえない緊張感と弛緩感。パンクバンドを観た楽器のできない少年が衝動でバンドを結成しちゃうテンションで自宅寄席を開催したくなる。空気を読まなきゃ生きていけないプレッシャー高きこの社会では、誰もが芸人であることが求められているわけだし。今週の土曜日に馬橋映画祭作品の撮影も兼ねて遊びにいきます。オススメ!


☆グラスルーツ12周年
http://green.ap.teacup.com/grassrootstribe/

すっかり足が遠のいてしまったグラスルーツに接近するチャンス。それにしても濃いメンツ。混みそうだけど土曜日に行きたい。

■10/30(fri)『GRASSROOTS 12th ANNIVERSARY DAY 1』
DJ:
DNT a.k.a. DONUTS (F*O*L/ POWWOW )
Shhhhh ( GRASSROOTSTRIBE / N.R.B.K.J)
UNIVERSAL INDIANN (Family Tree / N.R.B.K.J)
■10/31(sat)『GRASSROOTS 12th ANNIVERSARY DAY 2』
DJ:
ALTZ(F*O*L,Altzmusica)
NOBU(Future Terror)
KEIHIN(G.O.D./ALMADELLA)

*11/1は日曜日でお休みしますが、LOS APSON?15周年イベントが代官山LOOPにてあります。
http://www.losapson.net/
■11/2(mon)『GRASSROOTS 12th ANNIVERSARY DAY 3』
DJ:
HIKARU(Blast Head)
MOODMAN(GODFATHER/ HOUSE OF LIQUID)
YA△MA(F*O*L/Newtone Records)



☆第62回自主法政祭市ヶ谷地区

法政ジョイ、OUTSIDE ROCK PROJECT共同企画

11/1(日)前夜祭
「ボーイズリパブリック」
OPEN/14:20 START/14:30
place:法政大学市ヶ谷キャンパス中央野外特設ステージ
  (雨天時 法政大学市ヶ谷キャンパスボアソナードタワー1F)

【act】
discharming man
赤い疑惑
環ROY
Tiger Fake Fur(川本真琴)
11月1日,3日,4日 学園祭での企画です! | Hosei JoY!!
http://hoseijoy.jugem.jp/?eid=38

用事があって行けないんだけど、川本真琴が気になる。いまどんな髪型なんだろう。 無料なのでお暇な方はぜひ。



☆Sunset x Fullmoon
Exhibition
“TOKYO WONDERLAND”

http://www.alternativeworld.jp/

去年の夏から約1年。
グラフィティとパーティを撮りながら東京を旅してきました。
ちょっと視点を変えるだけで見慣れた日常の風景は不思議に溢れていました。
その旅の記録をスライドショーにして上映します。
また、旅の途中で出会った魔法使いのような表現者にも参加していただいて皆様を不思議の国にお連れいたします。

東京ワンダーランド。
満月の夕暮れ、東京の果てで会いましょう。

@都内某所(最寄駅からバスによる送迎があります。)
詳細な場所はメールをお送りいただいた方に返信いたします。
niji@alternativeworld.jp
2009/11/3 (火曜・祝日) 雨天中止
15:00~19:00(日の入りは16:44です。それまでにご来場ください。)

写真家Jirokenさんが誘うマジカル・ミステリー・ツアー。気流舎もチャイ屋出すよ。



☆「ストリートの思想」&「音楽政治ドラッグ」

いろんな意味で注目のトークショウ。野田努2Days。阿佐ヶ谷ロフトAの『ストリートの思想』出版記念のほうは、RLLも参加します。Tシャツも売ります。

詳細
http://www.rll.jp/hood/action/20091028020840.php#more




太陽エネルギーの充電が切れませんように。


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  • By harpobucho / Oct 28, 2009 12:12 pm

ストリートの思想、つまり音楽政治ドラッグ

『remix』編集部解散後、動向が注目される野田努氏出演イベント二夜連続。
毛利さんの出版記念イベントである阿佐ヶ谷ロフトAにはRLLも出演します。2006年の芸大イベント「スバラシキナカマ」以来の共演。 Tシャツも販売予定です。

阿佐ヶ谷ロフトA
http://www.loft-prj.co.jp/lofta/

11.6(金) 「ストリートの思想~転換期としての1990年代~」出版記念イベント
【出演】
毛利嘉孝(社会学者、東京藝術大学准教授)
仲俣暁生(批評家、編集者)
野田努(音楽ライター、編集者)
山下陽光 (トリオフォー、素人の乱シランプリ店主)
RLL

「思想」がストリートに飛び出した。
70年代に始まったポストモダン思想やニューアカデミズム、パンクやニューウエイブ、テクノや80年代以降のレイヴ文化、そして90年代にゆっくりと醸成された新しい政治運動は、90年代の転換期を経て、都市空間の中で絡まり合いながら新しい輝きを見せ始めている。
2010年代、「思想」と「政治」はどこに向かうのか。
先日出版された『ストリートの思想~転換期としての1990年代』(毛利嘉孝著NHK出版)を手掛かりにしつつ、高円寺や下北沢の都市文化を中心に、90年代から現在までの文学や音楽、アート、ポップカルチャーの「ストリートの思想」の可能性を徹底討論!

OPEN18:30 / START19:30
前売¥1,500 / 当日¥2,000(飲食代別)
<本持参のお客様、もしくは当日受付で本購入のお客様は¥500引き>
学割¥1,000(飲食代別)<当日のみ、要学生証提示>
<本持参のお客様、もしくは当日受付で本購入のお客様は¥500引き>
前売はWEB予約、電話予約にて受付中!!
http://www.loft-prj.co.jp/lofta/reservation/reservation.php?show_number=237


翌日。
↓いま最も語らなくてはいけない核心的なテーマに果敢に切り込む3人。野田さんが若手ライター間の論争をジャッジするというより、三つ巴のトークバトルになりそうな予感。それとも連帯か。とにかく言いたいことを声高に言える場ってのが重要。Say It Loud! I’m XXX!

音楽政治ドラッグ.jpg

音楽にとって政治とは?
政治にとって音楽とは?
今巷を騒がすドラッグ問題にも大胆に切り込む。
野田努を司会者に若手人気ライターの磯部涼と二木信が赤裸々に語りまくる!
  
*********************
  
11/7(土) 【音楽政治ドラッグ – TALKSHOW -】
  
磯部涼×二木信
司会:野田努
  
18:00 OPEN / 19:00 START 1500yen(1drink)
予約(30名) → ぱちか村: 03-3315-5251 or sonchou@patika-v.net
※メール予約は、返信が届いたら予約完了です。


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  • By intellipunk / Oct 28, 2009 2:08 am

MJの親友からのメッセージ

Youtubeに高画質のマイケル動画をのっけてから世界中から絶賛のコメントがメールで送られてくる。なんだかボクが褒められている気がして(実際にボクの「仕事」に対する感謝コメントもあるわけで)、いい気分になったりする。失業者も人のためになんらかの仕事を日々しているのである。

マイケルだけダンスの切れが別格。
The Jackson Five 【motown25 日本語字幕】


芸能の神が憑依。はじめての月歩き。
Michael Jackson -Billie Jean 【motown25 日本語字幕】


そんななか、マイケルと26年来の親友と名乗る女性からこんなメッセージがきた。コレクターとは難儀な生き物である。

I really hope you can find a way to read this. I am a long time friend of Michael’s and have not found a more beautifully mastered video of the Jackson 5 and Michael’s performance at the Apollo Theater in 1983 than the one you have on your YouTube site.

What I would like to know is where you got this or if you made it yourself? I really want to know if you can help me find a way to download the video without your native translations on it. I am even willing to pay you in some way so that I can have these 2 video’s.

Michael gave me a lot of things over our 26 year friendship and I have original copies of all of his music but I do not have this. I have hundreds of hours of personal video that is being re-mastered however; I will never put it on youtube because I made a promise to him when we met, that I would never sell his personal information to anyone. More now than ever because of his children.

I was at the private memorial and Mrs. Jackson has given me 25 boxes of things that Michael had set aside for me. I also have hundreds of memorabilia items that are signed by Michael. I will do most anything to get my hands on these videos. If you can help me, then I will give you something of Michael’s in return. It is important that I get them without the annotations/translations though.

The producer of this 1983 event is willing to give me a video but I don’t want to meet her terms by telling her personal things about Michael.

I am not in the music business nor an entertainer of any kind; but Michael was my friend and his children will be visiting me next month as I delivered Prince Michael and Paris Katherine and oversaw Blanket’s birth. They call me “Aunt” because I have remained in their lives.

Can you help me? What would you like in return?

Dr. ×××, Phoenix, AZ, USA

プリンスちゃんやパリスちゃんから「おば」と呼ばれているなんてマイケルとの近しさのアピール具合が胡散臭いが、なかなか刺激的なメッセージである。金持ちっぽい人からの「どんな見返りが欲しい?」なんてコメント、なんだかゾクっとするねえ。もちろん欲しいものはカネ。ボクはマイケルコレクターではないんで。

この映像のネタ元は『モータウン25』という日本で市販されていたビデオ(廃盤)。彼女の条件である日本語字幕の消去は難しい。AVのモザイク消しのように字幕を消す技術がある方は連絡を。そしてどんな見返りが欲しい? なんてね。


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  • By harpobucho / Oct 25, 2009 1:58 pm

なんとかフェス・ザ・レポート!!書きました!!

インパクション
http://www.jca.apc.org/~impact/magazine/impaction.html

 近日売予定の雑誌「インパクション」(特集「つながる?つながれない?フェミニズム」)に今年の夏にやった「なんとかフェス」のレポートを書いてます。立ち読みもいいんだけど、みんな買ってねー 摸索舎やIRAにあるよ。



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「なんとかフェス・ザ・レポート!!」
てめーらの祭りはてめーらでやる!!

 最高な場所で最高なヤツらと最高な音楽とメシをほとんどタダで楽しんじゃう。そりゃ最高のパーティーだ!! ってことで始まった今回の「なんとかフェス」。フリーペーパー「TOKYOなんとか」に集まったオルタナティブなスペースと、そこを動かすブッ飛んだヤツらが集まって、音楽もメシも食事も寝る場所もトイレも、とりあえずやれることはてめーらで全部作って、DIYで安くて、企画製品でも大量生産でもサービスでもない、最高なパーティーをやろうじゃんって騒ぎ出した。期間は2009年8月20日(木)から8月24日(月)まで。場所は長野駅から一駅の安茂里駅から徒歩20分のジローズ・スモーキー・ビッグマウンテン。スローガンは「NO SPECTATERS!! SURVIVE&ALIVE!」ボケっと見てるんじゃねーよ。何にも無いから何かやんなきゃ! 金は出さなくていいから、手でも口でも出して何か作って分け合うんだ! あんた自身のやり方で。時と場所と智恵はたっぷりある。ちょうど、長野の奇矯なリサイクルショップ店長ジローさんから提供された土地で場所代はタダ、機材もなんとかいろんな人やら団体、ライブハウスに頭下げて、かき集め、引っつかんで、トラックに詰め込んだ。みんなで知り合いのヤバいDJやバンドにかったっぱしから電話をかけた。つまり、パーティーはフランケンシュタインのようなもの。それぞれが持ち寄ったバラバラの歪なパーツを寄せ集め、パッチワークのように縫い付け、くっつけ、張っつけて、ジャックインする。んで、エイヤ!っとジェネレーターから電気グルーヴを流し込み、ダンスフロアを音と歓声、ノイズとお酒でもってドライブし、脳内アドレナリンで立ち上げるのだ。ビビビッ!爆音の中に嬌声と笑い声を弾けさせろ。ダンスフロアに揺れるクラウドの波と海を生み出すんだ。それはアメーバのように離散集合し、粘菌のように増殖する透明な有機体なのだ。そいつを大量異常発生させてやろうじゃん、この夏、長野で!!


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リスクとコストと不安と事故と警察≒冒険とドキドキとワクワク、か?

 とりあえず、ま、そんな勢いに乗って「よし、やるか!」って始まったパーティーだが、いざやるとなると、もう、とんでもないことが続々と判明。なんせみんなレイヴもフェスもちゃんとオーガナイズしたことのないド素人。おまけにやる場所がキャンプ施設などまるでないただの草ぼーぼーの荒地。必要な音楽機材からジェネレーター、トイレ、車、薬、食料、調理器具、ステージ、テントサイト、ゴミ、会場までのアクセス、最寄の病院にコンビニ、ガソリンスタンドの地図やらHP、ブログのUP、宣伝、タイムスケジュールとかとかとか・・・・ あれもいる、これもいる。だけど、ほとんど、何も、無い。こりゃなんとかしないと! と、頑張っていたんだが、不穏な流言飛語やら噂が辺りを飛び交う飛び交う。曰く「水も食料も足りない」だとか「夜中に警察が何十人も急襲してくる」だとか、「まるで人が来ない」だとか・・・ あらら。何人もの友人に「なんとかフェス来るの?」と、聞くと、「うーん、どうしようかな・・・× ×さんは来るの?どうするの?」だとか日和見の様子見を決め込む御様子な人が大量発生。参加予定の人と話しても「まあ、初回のフジロックみたいにみんなで痛い目に会えばいい思い出になるでしょ」とか。うーーー。前途多難とはこのことか。カンパはちゃんと集まるのだろうか?人は来るのだろうか?テントサイトは安全だろうか?急病人や怪我人が出ないだろうか?食料は?ライトは?機材は?・・・ と、不安はいや増すばかりなのであった。そして、いよいよ、出発の日が。

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さあ、フェスはどうなる?!
続きはインパクションで!!!



明日は、町中アートプロジェクトにFMRL登場でライブストリーミング!

町中アートプロジェクト Exhibition 3 10月24日(土)

シンポジウム『私たちの時代の新しいメディアと表現のあり方を構築する「フリーメディア・リサーチラボ」登場!』

フリーメディア・リサーチラボ(F.M.R.L) 
当初は国際自由メディア大学として社会学者の毛利嘉孝氏と芸術活動家の上岡誠二氏の呼びかけにより発起。昨年フリーメディア・リサーチラボ、通称F.M.R.Lに改名。現在も個性豊かなメンバーと共に日々いろんな事を考えているグループ。過去に横浜ZAIMや、カルチュラルタイフーンにて文化系イベントを企画、開催している。


時 間 13:00-17:00(開場は開始の30分前です。)
場 所 小島アートプラザ 台東デザイナーズビレッジ3F 階段教室 [ 304号室 ]
参加費 無料

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


2009年10月24日「町中アートプロジェクト’09展」にF.M.R.L. が登場します!

・町中アートプロジェクト’09展: http://mnau.jugem.jp/?eid=27

今月の町中アート大学は「町中アートプロジェクト’09展」と題しまして、ラジオを発信する商店街が出現したり、小学校建築に円形劇場が登場したり、もちろん階段教室ではシンポジウムあり、レクチャー有り、公開生放送有りです。小島アートプラザとその地域に表現のアイディアをちりばめた17日間をお送りします。もちろん全て無料です!



今回のF.M.R.L. は、ハック! リミックス! パイレート!?
UHF 26チャンネルでお届けします!

13:00 ○○ピー3分ハッキング
こんなに簡単!!オープンソース・ハードウェア ハッキング
・須賀千紘(オープンソース・ハードウェア ハッカー)

13:10 オープニング・トーク「帝国と海賊」
〈帝国〉に打ち勝つことのできるのは、海賊か? はたまたマルチチュードか?
・毛利嘉孝(社会学者)
・上岡誠二(芸術活動家)

13:30 ○○ピー3分ハッキング

13:40 アートチャンネル「UBUWEB セレクション」
現代アートの海賊サイト「UBUWEB」の膨大なアーカイブの中から厳選した作品をフリーコメンテーター竹澤クリステルと共に鑑賞します。
・竹澤クリステル(ゲストコメンテーター)
・上岡誠二(F.M.R.L. 解説委員)

14:20 ○○ピー3分ハッキング

14:30 海賊党欧州議会議席獲得記念特別番組「海賊党がやってくる?」
2009年6月、スウェーデンの「海賊党」が7.1%の票を獲得し、欧州議会で議席を獲得しました。
英国海賊党は選挙委員会に正式に承認され、ドイツ海賊党も地方議会の議席を獲得するなど、政治課題として著作権、検閲、プライバシー問題を掲げる「海賊党」が世界的な広がりを見せる中、日本での海賊党の可能性について検証します。
・毛利嘉孝(社会学者) 他

16:00 「RiP! リミックス宣言 」フリーカルチャーよ 新たな世界を築け!
先日行われた山形国際ドキュメンタリー映画祭09にて賛否両論をまきおこした、文化と著作権をテーマにしたドキュメンタリー「RiP! リミックス宣言」。ポップ・チャートの素材を大胆にサンプリングするマッシュアップアーティスト「Girl Talk」を大フューチャーしながら、クリエイティブ・コモンズの発起人ローレンス・レッシグ、文化大臣時代のジルベルト・ジルらの証言で綴る、リミックス文化のクリエイティビティと著作権ビジネスの未来とは?!
山形国際ドキュメンタリー映画祭で公認ドゥボールTシャツをてがけたカルチャージャマー「RLL」のintellipunk、ガールトークを激プッシュするブログ「ひげビジョン」のkanayoungが周辺事情とともにトークアバウト!?
・intellipunk(RLL
・金谷憲(ひげビジョン

17:30 放送後記「階段裏からこんにちは」
「町中アートプロジェクト’09展」を主催する「コジマラジオ」の毛原大樹が、今日の F.M.R.L. ローカルテレビ放送を振り返ります。
・毛原大樹(コジマラジオ) 他

18:00 ミュージック・ステーション「ひげトーク」
ホットな話題を振りまくマッシュアップ・アーティスト「ガールトーク」。
初来日したサマーソニックのライブの模様や、秘蔵ビデオを上映しながら紹介します。
・金谷憲(ひげビジョン)

会場:町中アート大学/コジマラジオ
東京都台東区小島 2-9-10  小島アートプラザ304号室
地図:http://maps.google.co.jp/maps/ms?ie=UTF8&hl=ja&msa=0&msid=103085732657470070097.00047034b992216a98333&ll=35.705946,139.783902&spn=0,0&source=embed

※ローカルテレビ放送の他、ネットでのライブストリーミングも予定しています。
 URLは当日このベージ(http://freemedia.researchlab.jp/)で!

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

RLLでは僕だけ出ます。この前行ってきた山形国際ドキュメンタリー映画祭でのことや、フリーカルチャーのことなどについてタラタラと、いつもの「かくめい生活研究所」と同じノリで話してきます。海賊党のこともすごく面白そう!!なんだかネットでストリーミングもするようなのでチェックしてみて下さい!


  • Intellipunk
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  • By intellipunk / Oct 23, 2009 11:59 pm

のどかな時代

  • HarpoBucho
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  • By harpobucho / Oct 21, 2009 11:39 am

背後からの視線

ハローワークは長期失業者にとっては精神安定剤だ。特に用事がなくても、そこに行けばなんかシューカツした気になって不安定な心も落ち着くってもんだ。まあ、何もしないのもなんなんでパソコンで求人検索でもしてみるのだが、退屈でいつもウトウトしてしまう。これは精神安定剤の副作用だろう。

背中に気配を感じる。人目が気になりはじめたらやばい。失業者を見下す社会の冷たい目。でもここは失業者たちが集う「無能な者たちの共同体」ではないか? みんな仲間ではないか!

今日、着ているTシャツに原因があった。
http://www.rll.jp/hood/tee/rll10_azenbo.php

azenbo_front.jpg

背中にはこんな詩が書いてあったのすっかり忘れてた。

azenbo_detail_back.jpg

添田唖蝉坊「ああ金の世」
http://www.ne.jp/asahi/anarchy/anarchy/data/soeda01.html

オフィス労働者だったときはワイシャツの下にこれを仕込み、残業を強いる上司に対して密やかな抵抗をしていたもんだが、必死に職にありつこうとしてる人々が集うハローワークに着ていく服ではないな。失敬。

だがポスト・フォーディズム体制下の「心を亡くした」忙しい労働者にとってはオススメの下着。これが一着でも売れるとボクは「宣伝」という労働をしたことになるわけだ。

ああ金の世や。


  • HarpoBucho
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  • By harpobucho / Oct 21, 2009 3:07 am

ドゥボールTシャツ、東京でも緊急発売!

GuyDebord03.jpg

山形国際映画祭「映画に(反)対して――ギー・ドゥボール特集」の限定30着の公認Tシャツが現地で売り切れたということなので、プロシチュ商売人としてはこれは増産するしかない!ということで、東京でも明日、明後日、日仏学院で2日間販売します。


▼映画に(反)対して ギー・ドゥボール特集
http://www.institut.jp/ja/evenements/9216
2009年10月17日 (土) – 2009年10月18日 (日)
お問い合わせ: 東京日仏学院 (03)5206-2500

シチュアシオニストの主要な理論家であり、68年5月革命を予見した書物として、世界中で翻訳され、現在に至るまで多くの読者をもつ『スペクタクルの社会』の作家、ギー・ドゥボール。「見世物的な」、スペクタクル的な社会に成り果てた消費社会の批判を基に、革新的で挑発的な国際同盟として組織されたシチュアシオニストたちのムーヴメントは、思考を路上で展開し、理論と実践を不可分としながら、50~60年代の政治や美学の状況を転覆させ、68年5月の運動の流れを世界中に循環させるよう目指しました。ドゥボールはまた、20世紀を代表する偉大なアーティストであり、彼の書物、コラージュ作品、スローガン、フィルム、そしてその生き方さえもが創造活動でありました。東京日仏学院は、山形国際ドキュメンタリー映画祭と共催で、ドゥボールの映画全6作品を、日本で初めて特集します。上映後には、レクチャーやシンポジウムも行い、様々な角度からドゥボールについて考察します。

Guy Debord ギー・ドゥボール

1931-94 年。フランスの映画作家、革命思想家。52年に、最初の映画作品『サドのための絶叫』を発表。57年、シチュアシオニスト・インターナショナル(SI)を結成。67年に『スペクタクルの社会』を刊行し、68年「五月革命」の先駆者と目される。彼の活動は、映画制作、執筆にとどまらず、既存の広告、地図、小説、コミック雑誌の「転用」のみで成り立つ画文集など、境界を横断したさまざまな芸術表現に及ぶ。72年のSI解散後は、イタリア・スペインの革命運動と関わりつつ映画製作・著作活動を行うが、病を得て自殺。

東京日仏学院での上映作品
ギー・ドゥボール監督作品

『サドのための絶叫』(1952年)
『かなり短い時間単位内での何人かの人物の通過について』(1959年)
『分離の批判』(1961年)
『スペクタクルの社会』(1973年)
『映画〈スペクタクルの社会〉に関してこれまでになされた毀誉褒貶相半ばする全評価に対する反駁』(1975年)]
『われわれは夜に彷徨い歩こう、そしてすべてが火に焼き尽くされんことを』(1978年)

ギー・ドゥボール原案作品
『ギー・ドゥボール、その芸術とその時代』(1978年)

18日の『われわれは夜に彷徨い歩こう、そしてすべてが火で焼き尽くされんことを』の上映後に廣瀬純氏、藤原徹平氏、小田マサノリ氏、フィリップ・アズーリ氏によるシンポジウムがあります。
http://www.institut.jp/ja/evenements/9232

「イルコモンズのふた」にやたら精力的な関連情報をあがっているのでそちらをぜひご参考に。

▼「映画に(反)対して」公式情報
http://illcomm.exblog.jp/10346190/

【非公式情報】

▼映画に(反)対してから(逸)脱して/イルコモンズ資料1[テキスト篇]
http://illcomm.exblog.jp/10346177/
▼映画に(反)対してから(逸)脱して/イルコモンズ資料2[映像篇]
http://illcomm.exblog.jp/10346066/
▼イルコモンズの「夜に彷徨う映画」
http://illcomm.exblog.jp/10342519/


  • Action
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  • By intellipunk / Oct 16, 2009 6:32 pm

衝動の落語

山下陽光くんの日記から気になるイベントのコピペ。
チンピラ落語聴きたいなあ。
いつ行こうかな。

衝動の落語.jpg

●●●●●●福住廉連続企画「21世紀の限界芸術論」vol.5
飯田裕之「衝動の落語」展

会期 2009年10月16日(金)~2009年10月31日(土)
時間 火・水・木 1300~1900
    金・土   1700~2100
休み 日・月
場所 ギャラリーマキ
    東京都中央区新川1-31-8ニックハイム茅場町402
    03-3297-0717
    http://www.gallery-maki.com/

行事 会期中の金・土、いずれも1800~2100まで、
    「鶴屋一門のチンピラ落語」を催します。
    入場料500円+投げ銭制
    (食べ物と飲み物の持ち込み大歓迎)

***


飯田裕之は、グラフィックデザイナーにして、
パンクバンド「切腹ピストルズ」および
素人落語「鶴屋一門」のリーダーを務める、
類稀なアーティストです。

それらの多岐にわたるクリエイションには、
いずれもパンクの精神「DO IT YOURSELF」が
静かに息づいています。

【切腹ピストルズ】


本展は、飯田が手掛けたグラフィックワークに囲まれた高座を仕立て、
会期中の毎週末に「鶴屋一門」による落語を楽しむものです。

今秋、隅田川のほとりに、江戸時代とも近未来とも似つかない、
奇妙な高座が出現します。

チンピラたちが繰り広げる《衝動の落語》を、
この機会にぜひご堪能ください。


  • HarpoBucho
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  • By harpobucho / Oct 15, 2009 10:31 pm

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