Intellipunk Archive

土酔う日


RLLの三人はそれぞれにエイプリールフール日記をあげた後、イルコモンズ・アカデミー東大最終講義に出席、西太平洋の贈与経済クラにクラクラし、僕らなりのクラの実践であるゲリラ・グロウで国会議事堂に。ここでB感覚に酔歩しつつ強濃度サブカル古本屋「オヨヨ書林」話に花咲き、ホームの高円寺に凱旋してあづま通りにオープンした「素人の乱7号店」に祝いに集う。会話も尽きないグルーヴィーな休日。

RLLはいつもは三人の妄想トークをICレコーダで録っているのだけれどこの日は外だったんでなし、で言葉が霧散する前に備忘録を少し。RLLクルー∞+∞=∞のエイプリールフール日記(http://d.hatena.ne.jp/ziprocker/20060331)で「文化デリックのPOP寄席」にRLLクルーHARPO部長の企画「平岡正明のDJ寄席」が近似(パクり)しているのかどうかで。僕自身は「文化デリック」が商品に偏っていることに非常に不満で、それがいわゆる「サブカル」の限界なんじゃないか、とか。少なくとも平岡さんが犯罪や革命をポップ化させた評論を書く地点からの退行に思える、故に部長のDJ寄席は別物と。スペクタクルをうち破るのがポップであると考えている僕には、ポップの権化であるウォホールが事件や死をモチーフに選ぶ、ポップの不穏な視線が「文化デリック」に見あたらないのは非常に残念なのだ。はてな界隈の「サブカル」vs「おたく」話からRLLが全く距離をおいていること(洋楽カルスタ批判の波状言論も同様)は、そこに生政治を感じないからなのだ。生死を軽んじたサイケデリアな文化に興味がないということか、こりゃB感覚! 権力と経済の影響をないがしろにして文化を語ることに物足りなさを感じるんだ、これは政治化したサブカルという態度。政治化した「サブカル」RLLは「カルスタ」なのかも。最近蔑称になりつつある「カルスタ」も本来的には研究主体の実存的な生政治抵抗研究だったはずだよね。大げさに例えるなら、UKレゲエを「素人の乱」中央線マルチチュードに、ポール・ギルロイをRLLにすれば分かりやすいかも。「素人の乱」の友人たちは小難しい理屈を捏ねたりしないけれど、RLLはその行為に概念や言説を引いて肯定を語る。今まで僕らはカルスタに対して「僕らは学者じゃない」ってことで自身とは違うカテゴリーと思ってきたけれど、日本の文化状況の中で政治を無視できないとすれば、ポップ中毒なカルスタなだけなんじゃないか、とか思ってみたり。そう見たら敬愛する平岡正明やいとうせいこうや野田努や磯部涼がポップ中毒なカルスタなんじゃ、とか。そのまま荏開津広やタナソウや高木完もカルスタにしちゃえ! あと個人的には川勝正幸+下井草秀『ポップ・カルチャー年鑑〈2006〉』ではなくってRLLは村上龍×坂本龍一+学者「EV.Caf´e」と立川直樹+森永博志「続  シャングリラの予言」の方が似ていると、でも僕より若い二人は知らなかったんだよね。ここまで会話約5分。



ってな与太話は聞いていて、RLLクルー以外は面白いのだろうか…


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  • By intellipunk / Apr 04, 2006 2:16 pm

RLLの扇情するデモ!スト!暴動!蜂起!革命!

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えーRLLのラジカルことintellipunk(写真上)でーす。
今日の日記は、表参道と青山一丁目の間にあるファッション系得意な代理店直系制作会社(架空)のこの秋のキャンペーン用オリエンみたいな勢いで語る僕ら(All The Young Dudes)の7日間戦争のスポットCM(60秒)コンセプトなんでよろしく。

イケテるストリート・サウスポーのイデオロギー・ショップリフト・スターズ(言説チョッパル☆)3人組ことRLLが放つこの春夏の新作の話題は最高にポジティブ、つうか太っ腹でプロブレマテイク! あっち(バヴィロン)の世界からこっち(もう一つの世界は可能だ!)へ漂泊する狂い咲きサンダードーロ(2015年度着工予定)爆走のロードムービー製作委員会気取りのラジカル・レフト・ラフタァ(R)旗艦店を想定したインスタレーションを期間限定でオープン!その中でブランニュー新作発表行っちゃいます、みたいな非常事態イベントを開催します。場所は、代官山近く裏猿楽町のショップ、千駄ヶ谷のプレスのガレージ、目白通り沿いのバイカーズ・カフェと彷徨った結果、上野の山の某藝術系官製四年制大学キャンパスに即決即尺即連行! 限定ロードショーはブランド一周年記念を祝し26,May(Fri)に決定!!!!!

そうなんです、このRLLが一周年なんです、記念なんです、だから貸し切って宴会とブロック・パーティとスクウォティングまがいの大学占拠してバリストして中で鍋してカーカキンキン貧乏人新聞詠みするんです。もちろん自転車撤去もPESもムカつくんですが、僕らの指名/使命/氏名/四迷は、「君の頭の中から警官を追い出せ(頭脳警察)」ってな五月革命のグラフィティ・ポエットにあるんで、その辺り(とは?)を中心にDigってネグってシャブってアンポ飴なめって自家発電ムーブメントなわけです。んまぁとどのつまりはコンドラチェフの波と相関関係にある45〜50年周期で来るマシニック(戦争機械byD&G)の波に乗っかっちゃおうかな〜とか妄想結託したファッション・(院テリゲンチャ)パンクスでオカ左ーファーな僕らが、いかに凌ぐかってことの時代の天気読みなわけで、仮想敵を定めたベクトルのある闘争ではない逃走だったりして。完全鶴見マニュアルの東海村バケツリレーの逃げて逃げ続けてをトレースしたこの爆走2000マイルのヴァニシングポイントである一年目、照準をmixiに定めたピンポイント「砂漠の狐作戦」。んでもって、結果はせいこうだったか正剛だったかは、被弾したお客さんである仔猫ちゃん達及び有象無象に決めて頂くとしても、僕らレヴォリューション・ポップな変革主体はこのかくめい(ブランディング的名称でデビューを指す)記念日に文化教育の中枢に記念碑を打ち立てる行為をここに宣言したりするのです。

レジデンツ模した大きな目玉!コーナーとしては、AV業界かよってな裏とか表とかに看板にうるさい飲食サークルからホンマモンの看板持ちを連れ出しての、実録ハンガリー動乱・ワッツ暴動・神田カルチェラタン闘争・キンシャサのタイトルマッチ・トゥサン=ルヴェルチュール蜂起、1999シアトル暴動、三里塚幻野祭。ジョン・ケイルもジョン・ケージもジョン・ライドンも真っ青の爆音で4:33間に呑みましょう語らいましょう。ゲストとの絡みも当然あって大物音楽評論家であらせられる福田一郎氏、湯川れい子女史、テオドール・アドルノ氏、野田努氏、山名昇氏、間章氏、佐々木敦氏、大貫憲章氏らの出演交渉中であり、また極秘ではあるが漫画関係者(岡田斗司夫や大月隆寛や夏目房之介ではない)にも交渉依頼。どこが革命舞踏会(ピカテン)なんだと思われるくらいにプレイより批評を売りにするゴリゴリのレビュー誌気取る時代の半周先を見据えたイベント。こうなりゃ絶対くるしかな!! やるしかない!!! 祭りだ政りだ〜田園調布を喪やせ〜アートに火を点けて〜

ってことで2006年05月26日(金)ヨロシク!(ってことは今日は4月1日ってことはあと何日だ?二か月ないじゃん!)

RLLクルー∞+∞=∞君↓の同フェスティバル詳細
http://d.hatena.ne.jp/ziprocker/20060331
RLLクルーHARPO部長の「パクりの美学と芸大泥棒市」↓も関連情報
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=110631067&owner_id=125281


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  • By intellipunk / Apr 01, 2006 1:35 pm

よく分かんないけど公共圏

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はい、RLLクルー∞+∞=∞君の日記→http://mixi.jp/view_diary.pl?id=101939170&owner_id=194631

反戦落書き逮捕、反戦ビラ蒔き逮捕、反靖国逮捕、早稲田ビラ蒔き逮捕、そして今回の法大立看逮捕と、公共圏という空間の権利が公権力によって粉砕回収されていく様が続いている。日本人が終戦後に手に入れた自由のひとつが失われつつある。

今じゃわかりにくいかもしれないが、市民(市町村住民ではなくってシチズンっての、手っ取り早くは社会契約した人間だつまり)の私的所有と国家の所有以外に、市民の公共圏の公共所有というか誰のもんでない皆のモノというのがあった。それは権利だったり空間だったり曖昧なやつだったけどね。誰のもんでもないってことがリスペクトされ皆がリプレゼントするアレだ。これってヒップホップ的にはフッドって感覚なのはB-BOYはおわかりだろう。それにパンクやレゲエとかのコミュニティ・ミュージックのシーンの中にもある、2ちゃんねらーやオタクのそれもあるだろう。けど、その枠がコミュニティを越えて全世界へ繋がっているという感覚はないだろう、閉じているたこつぼ化だ。
公共圏をハーバーマスってドイツのおっさんが色々説明しててさ。─18世紀の市民革命と民主主義推進の中で発展した自律した世論ね。市民的公共圏では自律的な文化や政治が形成され、公権力との緊張によって民主主義が働いていたってね。
んでも日本じゃ世間しかなくって、戦後に急に手に入れたとたん、すぐ公共圏からサボとかピケとかストとかデモとかフカす市民とかウザイってことで、政府は削りをかけ資本は市民をサラリーマンに作り替え、この戦後60年あまりで解体な感じかな。市民はそいで市場から自律出来ない消費者や政治的に受け身な大衆に堕落だ。欧米も似たり寄ったりで解体されたみたいでね。

私的所有と国家所有以外の公共所有って意味じゃグラフィティやWinnyやNGOだって公共圏の問題だ。商品以外は政治にとって邪魔にされるモノになりつつあるじゃないか。買えるモノはマスターカードで。
んでもってグローバル時代、水や遺伝子や口伝承すら企業の著作物に成り下がる、ひどいぜ全部誰かの物の時代。(KLFの「Kopyright Liberation Front(著作権解放戦線)」の意志を継承していくRLLもそのあたり挑発的だ。そろそろコピー・レフトなりクリエイティブ・コミュニズムなり作らなな。)

ハーバーマスのおっさんは非国家的で非経済的なこの3、40年からこっちの動き、エコロジー、フェミニズム、エスニシティなんかの NGO等のアソシエーションやコミュニケーションといった「新しい社会運動」に新しい公共圏と見ようとしてるらしいな。今までのポシャった運動ってのは再配分の話「所有の権利」の問題だったけど、新しい社会運動は「存在の権利」つまり生きてい続けるってことを問題にしてる、ここ大事ね。恐らく所有の話は負けちゃったんだ、シビアな認識で。

撤退戦である「生存」こそ最終ラインであり新たなラウンドなんだ、これは生政治Bio-politicsを廻る新しい公共圏。でネグリの不屈の楽観だ。働く前にベーシックインカムっていう「最低限の所得保障」いう生存権を生政治と繋げる。ここでネオリベの適者生存ってなヒトベラシ乳母捨て山政策とは、真っ向から対決じゃ。「殺すな!」ってことじゃ!

僕はそんなこんなで、実は新しい生存を廻る公共圏の前線に少しの楽観を持っている。新公共圏の問題は、渋谷反戦サウンドデモ、輸入盤規制反対運動、石垣カフェ、高円寺自転車デモ、Save the 下北沢、反PSE運動ってな極最近のムーブメントでなんだか若い人から根付いてきているんじゃ?なんて。だって闘争を貫徹して殲滅よか、言われなくても生きてやる、んほうがリアルだで。新しい公共圏の反市場主義反管理主義はTAZ(自律的一時空間)であるレイヴ経由でB感覚、〈自由〉〈平等〉ではなく〈生〉〈コモン(共)〉へパラダイムシフトしたってな妄想アリ?



明後日土曜は高円寺中野間で反PSE法デモ3時から。
ミュージシャン曽我部恵一氏参加決定で、僕らの公共圏、盛り上がっています。是非!


これは是非見るべし。僕intellipunkらしきキャラも目立ってて嬉しい♪



あーあと雑誌「huge」の連載「ESOTERIC REVIEW」藤原ヒロシは対談森達也だった。このレベルまで降りていければ面白くなりそうだ


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  • By intellipunk / Mar 17, 2006 3:51 am

PSE法反対のデモ

電気用品安全法(PSE法)がこの4月から施行される。でもこの法律は、安全のための法律というには矛盾点が多すぎるザル法なんだわ。AC電源を内蔵した製品を販売するのに必須とされる「PSE認証マーク」を発行する、経済産業省の外郭団体の収入増が主目的であるという疑惑もあるくらいヒドイ。PSE法をネットで検索したらいくらでも出てきますご都合主義の経済産業省のふざけた対応も。

とりあえずザルでふざけてるのは下記asahi.comの記事読めば分かりますね。
http://www.asahi.com/business/topics/TKY200602200084.html

新聞で抜け穴指南が堂々とまかり通るってどんな法律だよ!

詳しく知らない方は下記

事実関係早分かりLINK

電気用品安全法@2chまとめWiki





坂本龍一氏が表立ってしていた「PSE法に対する署名」も勿論署名しました。

んでもって、次は意見行動です。来週18日(土)東京・高円寺で、この最高に馬鹿げた法案に対してデモするみたい。


高円寺→中野のコースで、14:00集合・15:00出発、解散は多分17:00ごろ

詳しくはblog「3月18日(土) PSE法反対高円寺デモ」まで。盟友であるリサイクルショップ「素人の乱」のみなさん主催。ふつうのガチガチなデモはやりそうにないよ、面白くいきましょう。



あとね、ネットの発言力のある記事なんかで、政治は立法府、行政府と官僚の恣意で動いている感は否めない、という前提で影響力あるロビー活動を勧め、跳ねっ返りをたしなめる書き方をしている賢者の意見を読んで、いらだったわ。

民主主義を官僚制へ堕落させ、御上をなだめすかし持ち上げつつヨロシクやっていく疑似合理主義的権威主義だよそれ、そうゆうの何ていうか知ってる? 土民の未開政治っていうんだぜ。人権とか民主主義もトレンド(同調圧力)でしか捕らえられないってのは、野蛮だねー。

構成的権力をいつでも発露させるのが民主主義ではないか。(そういや、松岡正剛が「日本には「黄色いから闘う」という闘争も、「自由がないから闘う」という闘争も、かつてまったくなかったのである。」ってファノンの項で書いてたね。)へへへ理不尽っていう生権力を体感し、生政治の理を体現することが、この戦争時代のマルチチュードの態度だろうよ。(んまぁスタイルの問題は当然民主主義とのプライオリティとしてあるけれどね。でも今回は大丈夫、スタカン並みに高感度だからw)

さてデモンストレーションというデモクラシーのリビドーをかっこよく決めるのはどんなもんかな。おもろくいきましょうか。


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  • By intellipunk / Mar 10, 2006 3:04 am

B感覚

『「機動隊、アガるよね」。友人が冗談めかして言う。サウンド・デモの最中、やつらに、あの大嫌いなやつらにぐるりと取り囲まれた中で踊っていると、バツもカミも食ってないのに、キックのひとつひとつが形を成してズンズンとボディーブローをかまし、ベースラインがグイングイン腰に絡み付いてくる。』
これは敬愛する音楽ライター磯部涼氏の「デモ=パーティ論」の部分。


MC5のコミュで以前書いたが、ある種のロックンロールのざわめきと主体の政治的緊迫は非常に近い快楽であり、MC5はそのことに気付いていた。磯部氏の感じたこれもおんなじ、ヒリヒリする武者震いに似たアレ。この感覚は、一つの向精神効果といってもいいだろう。カフェインやアルコールやニコチンとも違う合法的なハイだ。山登りや運転や潜水やダンスや格闘技とも似ているけれど違うし読書とも近いが違う。そうねアートをアウト・プットしてる気分にも大分似ている。


これを僕らは皆絶対、子供から大人になる間に、社会と対峙することで経験してきた。ギャングエイジのころ女の子へしたスカートめくり、秘密基地で食べた駄菓子、親の目を盗んでした買い食い、友人との万引き、隠れて吸ったキャビン、スクータやニケツ、担任や親に楯突いたこと、手に入れたAVと短ラン、初めての清らかじゃない交際へ至る欲動、恋愛の成功と失敗、初めて夢中になった洋楽、警察にお世話になってアガる状況。
自分へ世界が距離を詰め急に近付いてきた瞬間に脳の中でドキンとするアレだ。世界の構造に手を振れて、グラグラと揺すった感じだ。概念を改めてまさぐって自分以外とに差異を作った瞬間だ。

僕はこれを、今流行の政治哲学用語である生政治Bio-politicsに絡む向精神効果と考えた。エクスタシーのE、LSDのLならぬ生政治のBとか?

たけしの笑いやタモリの密室芸にはこのBが多く含まれる。世界への批評が生政治を作る。モンティーパイソンやスネークマンショーもB含有率は高い、松ちゃんも鋭いBを与えてくれる。ブラックな笑いは人間性への批評であり、それはグワァンと社会という意味が振らされたことなのだ。

緩くない舞台や映画だってBは多いし、私小説としてヒリヒリする写真や彫刻だってそうだ。レベルの付く音楽や絵画はBをドバドバ出してくる。アートとは本来、政治と別次元から人間を掘り起こし、権力が作る人間概念に対決を仕掛ける行為だ。神を否定し主体が世界に切り込むBな宿命だ。近代以降、全ての芸術がBのための行為だったと断言することも憚らない。


Bを求めない快楽趣味者も当然いるだろうし、そもそも快楽を必要としない人間もいることを知っている、無理強いしない。必要ない人は中世で生きていてくれ。けれど知って欲しい、Bとは世界を知覚する快楽でイキイキと生きる行為だと、人間を存在させる行為だと。

RLLというプロジェクトはB感覚をテーマにしている何かだ。うん多分、Bを出すセッティングだ、Bのバイヤーだ、Bの導師だ。楽しく生きるための何かだ。
参考:http://back.honmaga.net/?day=20000331


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  • By intellipunk / Feb 18, 2006 6:09 am

カラカス第六回世界社会フォーラム

小倉利丸氏による、フォーカス・オン・ザ・グローバルサウスのウォルデン・ベロとマリ・ルー・マリグによるカラカスWSF報告の翻訳(仮訳)です。

世界の最前線がどんなに変わってきているかは、なかなか日本のメディア環境にいると分かりづらいものです。でも、こういった貴重な情報を共有出来ることは、少しは〈共=コモン〉な状況を作れるかなと。


中南米の中道左派政権やヨーロッパの赤緑黒やアジア全域の新しいムーブメントが、世界的に大きな動きを起こしていることが、このアメリカ情報管制下でも少しは伝わるかな。
僕は正直、この変革の時代(同様のレポート番組がNHKでありましたが)に生きることが出来てラッキーって思ってます。世界の学生が燃えた68年よか今の方がダイナミックで楽しい☆

いつか世界社会フォーラムに行ってみたいもんです。

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カラカス第六回世界社会フォーラム:グローバル市民社会のカンフル剤
ウォルデン・ベロ、マリ・ルー・マリグ

ヴェネズエラのカラカスで開催された第六回世界社会フォーラムは、このグローバルな市民社会の年一回の会合が必要としていたカンフル剤となった。 WSFは、目に見える方向性や目的を出せずにこれまでのフォーラムの議論の繰り返しにすぎないではないかという厳しい非難——幾人かの主要な創設者からのものもふくめて——が投げかけられてきた。

カラカスでは、セミナーやワークショップでの議論がこれまでの会合にくらべて、より切迫した雰囲気となった。52000人の参加者は落ち着いた雰囲気のポルトアレグレとはまったく違った雰囲気のなかで七日間を過ごした。ブラジル有数の富裕な地域に位置するポルトアレグレとは対照的に、カラカスは、貧富の差がはっきりとしていてエリートや中産階級が出入りする贅沢なショッピングモールとごみごみしているが活気に満ちた貧民街や都市周辺の山岳地帯に建ち並ぶ牧場労働者の住居、非常に便利な地下の大量輸送システムと救いようのない地上の道路の渋滞が併存し、暴力犯罪の割合が高く、参加者がじかに路上強盗に遭遇した数も少なくない。

カラカスは、ヴェネズエラの石油の富との関連でみると、「理解することのなかなか難しい」第三世界であり、わたしたちが議論してきた社会問題やエコロジーの問題の多くの側面をいつもわたしたちに思い起こさせた。

ラディカルな雰囲気

しかし、今回の社会フォーラムでは、すがすがしい雰囲気という以上のものが多くを占めていた。いたるところに大統領フーゴ・チャヴェスに対する大衆の非常に高い同志的な愛着を示す証拠があり、商業マスメディアは膨大な数のチャヴェス批判の記事を載せ、チャヴェスタ革命のトレードマークである赤いベレー帽を被った兵士がどこにでもいるという、劇的な変化の過程の渦中に参加者は投げ込まれる。見過ごすべきでないのは、低所得層のベネズエラ人たちの大統領への明確な愛情であり、これは大量に生産され消費されているチャヴェスのTシャツ、チェアヴェス時計、押すと「ボリヴァリアン・革命」と叫ぶチャヴェス人形といった形をとって表れている。

同様に、わたしたちは米帝国に反対して闘う最前線にある国にいるという感覚に抗うことはできなかった。ヒットラー鬚のジョージ・W・ブッシュと「暗殺者ブッシュ」という文字が印刷されているポスターがいたるところに見られた。そして事実上の主賓となったのがシンディ・シーハンだった。彼女は、昨年夏にテキサスのクロフォードにあるブッシュの農場の外でキャンプを張って大きな注目を集め、合州国の平和運動を再度盛り上げた女性である。イラクで息子を亡くしたシーハンは、合州国議会での米国大統領による「合州国の現状」に関する演説を阻止するためにワシントンDCへ向かう前に、チャヴェスが毎週ホストをつとめるテレビ番組で、ブッシュを「テロリスト」呼んで厳しく糾弾してフォーラムとこの国をあっと驚かせた。

主役のチャヴェス

もちろん、チャヴェスは、参加者とのいくつかの公開あるいはプライベートなイベントのホストをつとめてフォーラムの開催期間中の主役だった。ブッシュを「Mr.Danger」と呼び、ポリエドロ・スタジアムの15000人の喝采を叫ぶ聴衆に向かって「かの帝国は全能ではない。」と語り、「我々は今世紀中にあの帝国を打倒するであろう」と予言した。あらゆる機会をとらえて、彼はわたしたちに、米国のラテンアメリカ問題への介入の長い歴史、米国によるキューバ孤立政策、そして2002年にチャヴェスに対して画策された失敗に終わったクーデタにおける米国の役割を想起させた。

これは、フォーラムをとりまく戦闘的な反帝国主義的な精神に抗いがたいという意味において、政治化されたフォーラムであったことはまちがいない。明らかにこのことは一部の参加者たちには退屈だっただろう。疑うまでもなく、チャヴェスタは、カラカスで開催されたWSFによってヴェネズエラのプロセスについての真実が国際的に示され、彼らの信じるところによれば、チャベスをやっつけようと躍起になっているワシントンを中和するためのより多くの同調者を結集するプラットフォームを獲得したといえるかもしれない。驚くことではないが、ヴェネズエラ政府はビザの援助、空港からカラカス市内への無料送迎バス、 WSFのバッチを身に着けている人全員に無料の地下鉄乗車を提供するなどフォーラムを全面的に支援した。

他方で、チャベスとフォーラムの主催者の間に若干の摩擦があったが、政府がこのフォーラムの議題やその内容を決めるうえで尽力したことでクレームがつくことはなかった。フォーラムが組織化されていない膨大なエネルギーに翻弄されたということがあったとしても、これは政府に操られたイベントではなかった。

オルタナティブをめぐる論争

現在のグローバルな資本主義システムに対するオルタナティブの問題は多くのワークショップやセミナーで議論された。チャヴェスは躊躇することなくこの論争にとびこみ、彼は、ヴェネズエラにおいて彼が建設しようとしているのは「社会主義」であると率直に宣言した。社会主義という概念は古いソヴィエトや東欧に広く普及したシステムだとみなすような参加者からの共鳴はえられなかった。また彼がマルクスやローザ・ルクセンブルクが「社会主義か死か」と言ったと主張したとき、彼らはそんなことは言っていなかったわけで、余計に心証を悪くした。他方で、チャヴェスは彼が「社会主義は20世紀最大の失敗のひとつであった」と主張し、彼の企てを「本物の社会主義」「キリスト教社会主義」「ラテンアメリカの社会主義」として述べるときには、彼の計画を彼の非常に近しい友人であるフィデル・カストロのそれと距離を置こうとしているようにも見えた。

もっと刺激的だったのは、非識字をなくすための大規模な全国的な短期集中学習コースの設置、キューバの医師を先頭とするコミュニティ・クリニックの設置や土地改革などチャヴェスの短期的中期的なプログラムに関する議論だった。また、魅力的だったのは、ALBAプロジェクト——「南北アメリカ大陸におけるヴォリヴァリアン・オルタナティブ」——の第一段階についての彼の議論だった。彼のペトロカリブ・イニシアチブでは、ヴェネズエラから石油を輸入しているカリブ海の13の諸国は石油の国際価格から40%の割引を受ける。ペトロスール・プロジェクトでは、ボリヴィアは大豆を、アルゼンチンは家畜をベネズエラの石油と交換する。こういった交換「資本主義の論理を越えるものだ」と彼は強調した。

チャヴェスの挑戦とわたしたち

たぶん、チャヴェスの世界社会フォーラムに対する主要な貢献は、行動へのなんの提案も持たない観念的な単なるフォーラムになる危険を警告して、このフォーラムに挑戦したことだろう。彼はまた参加者たちに、権力の問題に取り組まなければならないということを語った。「我々は<対抗的な権力 >の戦略を持たねばならない。我々、社会運動や政治運動は、地方、国、[国を越えたラテンアメリカといった]地域レベルにおける権力の場に移動できなければならない」と語った。

しかしながらこの率直な話には二面性がある。わたしたちの幾人かはチャベスに、昨年11月に南北アメリカの自由貿易を事実上破綻させた歴史的なマー・デル・プラータ会議で彼に与えられた栄誉に安住しないように彼に要請しつつ、貿易問題で議論を挑んだ。WTOは、それ以上の危険はないとはいえ平等を要求して彼に警告を発していた。わたしたちは、彼に、12月の香港閣僚会議で到達した合意にたいして公式に「留保」を表明したことに謝意を表しながらも、それだけでは不十分であり、わたしたちは、ここ数ヵ月以内にジュネーブで明らかになるであろう合意、つまり途上国の経済に深刻な脅威を与えるグローバルな政策に基づく話合いを失敗に終わらせること——たとえそのことが、隣国ブラジルの思惑を無にすることとなろうとも——にヴェネズエラが協力することを大いに期待していると述べた。

運動を元気づけるもの

一週間でも短すぎると感じる程雰囲気は盛り上がった。ヴェネズエラだけでなくラテンアメリカ全体にたくさんの人を魅了するものがあるという印象を抱きながら帰途についた。新自由主義に反対するラテンアメリカ大陸全体規模での革命が進行中であり、そのもっとも最近の兆候が、インディオの末裔でラディカルな農民運動の指導者でもあるエヴォ・モラレスのボリビア大統領選挙での勝利だった。

カラカスは、失速する危険にあった世界社会フォーラムのプロセスにとって、これを元気づけるものとなった。それは、わたしたちの側の勝利は、骨の折れる闘いと大きなリスクという代価を支払ってのみ手に入れることができるという事実を強く印象づけた。合州国と地方の寡頭政治の手に負えない同盟によって常に脅威に晒されながら、チャヴェスと彼の支持者たちは、ヴェネズエラとラテンアメリカの社会を変えるための可能性を獲得するために、WSFのスローガンである「もうひとつの世界は可能だ」を実行に移すために、闘いつづけている。

*ウォルデン・ベロとマリ・ルー・マリグはフォーカス・オン・ザ・グローバルサウスのスタッフである。


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  • By intellipunk / Feb 05, 2006 12:50 pm

ジャコバン派

さて、僕は基本的に、ヘイトスピーチをチャット以外ではしない様に心掛けている。


僕の黒や赤の仲間の日記には当然の様に、粉砕/shit!/殲滅/反革命/むかつく/糾弾/Bullshit!!!/馬鹿ばっか! が踊る。

しかしいつも、リテラシーを持てない若い子供達がそれを読んでも、苦々しさが残るだけだと感じる。悲観主義は冷酷なリアリズムとして必要だ(知性における悲観主義、意志における楽観主義ーーアントニオ・グラムシ)、けれど否定主義は自家撞着と採られかねない危険を持つ。身内で言葉する形式も、人払いになってしまいかねない、自戒も込めて。

僕らは、肯定と希望を語る言葉に、未来へ背中を押される。

過日、青山ブックセンターで観覧した「マルチチュードとは誰か?」トークセッションでも、姜尚中さん毛利嘉孝さん水嶋一憲さんがみな、悲観的な現状を自覚しつつネグリ/ハートの言葉の中から希望を紡ぎ出そうとしていた。
姜さんはパフォーマンスとして俗情に訴えかける「隣人の自死」への共感を説き、何時か来る「このままでは駄目だ」という自発的な巻き戻しへの期待を口にしていた。毛利さんは身近な若者の可能性に信頼を置きながら、世界の新しいタイプの運動にマルチチュードを見いだしていた。水嶋さんは、多くのネグリ/ハートの言葉から彼等の不屈の楽観を検視拡大して僕らに伝えようとしてくれた。



いつからジャコバン派は若者の心を引き付けられなくなってきたのだろう。この10年の国粋化は明らかにネオリベの魅力に対して、僕らが対抗的なチャームを現せなかったからだ。若い無知な、そして貧困な文化の中で育った若者を、肯定して育て上げることを僕らは怠ってきたのかもしれない。それは癒しのナショナリズムの反語を僕らが持ち得なかったからか。

そう云った意味で「マルチチュード」における〈共=コモン〉が本当に重要な意味を持ってきていると、改めて思った。

僕のやっているRLLはそもそも、肯定されるべき政治にまっさらな若者(じゃなくても当然いいんですけど)の為の活動だ。非常に啓蒙臭いことをやっていると我ながら思ったりする。けれど幾多のセッションでパーティーピープルや音楽ファンやレイヴァーに支持をされ、多くの先達に激賞されると、魂のポトラッチを果たした気持ちだ。これは上手く回っていると感じている。肯定的啓蒙への喜びの言葉を貰うと、これからも継続してゆく勇気が湧いてくるものだ。

打ち上げで水嶋先生は、僕らRLLに「彼等マルチチュードが希望だ」と勿体ない言葉をくれた、酔った席でのことではあるけれど。とまれ指し示す肯定とそれからくる希望を大切にしてゆきたい。



あ、さて、人は何故にジャコバン派になるのでしょうか。いったいどんな作用で。


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  • By intellipunk / Jan 28, 2006 10:28 pm

マルチチュードとは誰か?


姜尚中×毛利嘉孝×水嶋一憲
ネグリ&ハート 『マルチチュード─<帝国>時代の戦争と民主主義』
(上下巻、NHKブックス)出版記念


http://www.aoyamabc.co.jp/events.html#ao20060121_1
■2006年1月21日(土)15:00〜17:00(14:30開場)
■会場:青山ブックセンター本店内・カルチャーサロン青山
■定員:120名様
■入場料:¥1,000(税込)電話予約の上、当日精算
■電話予約&お問い合わせ電話:03−5485−5511
■受付開始:2005年12月16日(金)10:00〜

マルチチュードとは誰のことか?フランスで暴動を起こした移民たちや、日本のフリーターは、マルチチュードと呼べるのか?マルチチュードとは思想業界の中でのみ通用する理念的なものなのか?「マルチチュード」を真の批判的・実践的概念としてどう定着させるかをテーマに語り合うスリリングなセッション。

姜尚中
1950年生まれ。東京大学大学院情報学環教授。著書に『マックス・ウェーバー と近代』『オリエンタリズムの彼方へ』(岩波現代文庫)『在日』(講談社)など多数。

毛利嘉孝
1963年生まれ。東京芸術大学音楽学部音楽環境創造科助教授。著書に『カルチュラル・スタディーズ入門』『実践カルチュラル・スタディーズ』(共著、ちくま新書)『文化=政治』(月曜社)『日式韓流』(編著、せりか書房)など。

水嶋一憲
1960年生まれ。大阪産業大学経済学部教授。論文に「マルチチュードの 恐怖」「帝国論の新展開」など。訳書に、ネグリ&ハート『<帝国>』(共訳、以文社)など。






ってなイベントにRLLクルーで明日観覧しに行きます。
度々お世話になっている毛利先生の晴れ舞台を応援に。
姜さんの低音の魅力から発せられるポスト今迄を注目。
水嶋先生の訳者としての狙いもはっきり分かるんかな。


「マルチチュードとは誰か?」
「はいっ!」
「僕らRLLは自己申請します!!」
「高円寺ネグリ派ならぬ中央線マルチチュードを標榜表明してます!!!」

そんな感じで既にRLL内部では照準が定まってきてて、かなり具体像が掴めてるんですがね。
まだヘタレウヨとか下流とか云ってるのは五里霧中なんかしら世間では。


ネタで喜ぶほど人生に退屈してませんし
なんにせよ楽しみなものを用意してくれないとね。


  • Intellipunk
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  • By intellipunk / Jan 20, 2006 1:32 pm

RLLの繊維業界的戦略

なんだか何か書かなくては、と思い、溜めてたharukaさんからのファションバトンでも。

といっても僕は、お洒落の脱構築しちまったんで一般に望まれる回答になりそうもない。

なんでRLLのデザイナーとしての観点からでも記入しようか。


(1)好きなブランド よく行くお店は?

これは狙っているブランディングにしましょう。
RLLは戦略的にTシャツを選択しました、そういった意味ではクラブキングのこれに近い。でも僕らの狙いとは少し違います。


Tシャツというのはレコジャケ同様に、表現であって表現でないカンバスです。つまりアーティストや有名デザイナーのそれの様な、完成された表現がそぐわない。様式美でもなく自意識でもない独特のシズルがある。

なぜなら、リアル・クローズであるユニフォーム(労働着)からの流れであるストリート・アイテムだからです。ハイ・ファッション(服飾芸術)の世界のデザイナーもTシャツを理解出来ない、大抵トンチンカンなことをします。モードの世界は表現を前提にして成立したのに対し、いわゆるカジュアルといわれる服は元々労働着である。

ですからTシャツを表現作品とはしないで、日常の中で愛着を持って着れなくてはいけない。重過ぎないリアルスタイルであることが大事なのです。



参考にしているのは、鋭い方ならお解りだと思いますが「STUSSY」あたりのベタな海外SK8ブランド。国内のスタイルがシーズン刻みなのに比べ廃れづらい、そして徹底的にストリートから離れないのが理由。(個人的には「SOPH.」のマッシブの3Dスタイル服飾パクリも面白いとは思いますが憧憬が過ぎるかな。)

そして、多くのバンドTシャツ。それらロックの最大公約数を濃縮還元した「HYSTERIC GLAMOUR」のスタイルも影響が大きい。デザイナー北村さんの個人的ロック・スタディーを見るような歴史の流れがあるのです。(ちなみに北村さんをロックDJとしても尊敬してます☆)「NUMBERNINE」とか「LAD MUSICIAN」は個人的には剽窃に見えてしまうのです。


共通しているのは「サーフ/スケート」カルチャーや「ロック/音楽」文化が背後にあること。そのバック・グラウンドが、リアル感であったりストリート感を醸し出し、シズルTシャツたらしめていると感じるのは考え過ぎではないでしょう。Tシャツには現場感が絶対に必要だ、という個人的な確信からもね。

で、その背後にある文化を「哲学現代思想/人文社会科学/政治社会運動/革命文化芸術」に入れ替える。Tシャツがそれら現場の労働着だと再規定することで、立ち上がってくるリアリティーをRLLは獲得しているはず。そこが凡庸な共産趣味やNGOチャリティーのTシャツとは違う。つまりカルチャー・ジャミングなのです。

RLLは、政治=生活で日常に思い想うことをリアル・クローズする(wearable ideas)。




(2)ヘビロテな服/アクセサリーは?

白いTシャツ
RLLにとって白TEEは裏原系を擬態するための戦略的選択だった。故に初期デザインには白が多い。あと出来不出来があまり変わらないこともあるかな。
といっても裏原系ブランドの最初期も技術的に貧しかったので(ジョニオが手刷り!)白が多かったということで、RLLとそれほど理由は変わらないかもね。



(3)勝負服は?

「YAMA Attack to Attack」とか?
乗せるテーマがハードだとシャレをなかなか効かせられない。
その場合は徹底的にカッコよくさせる方向で、デザインを気合い入れます。

個人的にはこれから発表予定のフーコーTシャツはかなり!




(4)参考にしてるもの(おしゃれだなと思う人)はありますか?

ベタにビースティーの3人とか古いか?

センス良くってすっげーお洒落な人は何人か知ってます。
でも世間の人に届く位のセンスに下ろして作ってます。




(5)秋冬に狙っているものは?

Tシャツはオフシーズンなんでリメンバー・シアトル1999のオルタネイト・バージョンでも。



(6)これは失敗したなあと思うのは?

刷りミスは散々あります。ミスったやつは安くお譲りするかRLLクルーが見本として着用してます。



バトンはRLLクルーの二人にでも!


  • Intellipunk
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  • By intellipunk / Jan 07, 2006 1:24 pm

re-cycle!

ここ最近、RLLを立ち上げて人と知り合い、その関係で耳にする音楽ジャンルの幅が戻った。なにしろRLLクルーの3人は音楽フィールドもサブカル範囲も年代も測った様にズレていて、それが刺激になってるんだ。


「Radical」名乗る僕は一番保守的なのかもしれない[rock'n'roll]を指向、「Left」こと∞+∞=∞君はレイバーで[Techno]を至高、「Laughter」なハーポ部長は黒人趣味で[Reggae]を嗜好している。そしてその間にある音、例えば [electro/DUB/hiphop/House/R&B]といったダンスミュージックや [jam/Funk/Soul/Jazz/Blues/Ethnic]ってな生ものを絶えずBGMに僕らは語らう。Tシャツ販売に呼ばれたイベントもハウスからトランスからレゲエからロックからノイズまで幅広くって雑多だ。

実は僕は2001年以降は、自分が拡散することを避けるべく、そして苛烈な日常の摩擦に対応すべく、音楽を購入して聴くことをロックンロォルに制限してきた。

持ってたフロアモノや日本のhiphopや映画のサントラも売っぱらってストロークス以降のロックンロール・リバイバルに身を任せた。この起源と前線がはっきりしていて、既に衰退しかけている一音楽ジャンルに固執することが、相対的にスリルがないことはわかっている。

けど日々トップランナーがかわるフロアシーンや過去を掘り続けるDig環境に嫌気がさしたこともあるし、なによりロックとロールが共犯関係になった営みとグルーヴは他の音には替えられない。そして淡々としたバックビートとギシギシしたディストーションが同居するこの座り心地は、僕自身の生活のリズムを裏打ちしている。

過日、「抵抗的re-cycle!!」という∞君の発想を具現化すべくRLL主催の第一回目の探検隊がリサイクルショップの餌箱漁りをした。収穫は上々で詳細は∞+∞=∞君の日記(http://mixi.jp/view_diary.pl?id=52702930&owner_id=194631)にアップしている。

アイドル歌謡曲や映画のサントラ、歌謡ロックにニューミュージック、アニメに演歌、ハードロックにメタル、環境音楽にフュージョン、ビルボードポップスにディスコ、テクノポップにラテンと節操ない中身(けれどクラシックやジャズやインディーズ物が皆無!)だったけれど、案の定僕は保守的に自分のフィールドを守ったに過ぎなかった。でもまぁそれが他の参加者との差異としてキャラ立ちして面白い、みんな80’s小林克也ベストヒットUSAやナイアガラポップだったし。

狙っていたNW物が惨敗して結果的にオールドウェイブに溺れてしまったけれど、大ネタばかりなんで解説渋谷陽一伊藤政則な盤の価値は決してhiphop時代に落ちてなんかいないだろう。プリンスを押さえたんで他の人の収穫に橋渡ししてみるつもりだけど、大方の耳にはギターの音が違和感あるんだろな…

というわけで、12月10日(土)早稲田のあかねで「抵抗的re-cycle!!」収穫DJイベントが開催される!(時間等詳細は逐って書きます)

RLLクルー揃ってのDJは始めてだし、DJマコッサやタカオカ君のプレイはかなり楽しみ。つうかアナログ久しぶりだから大丈夫かオレ。皆さんオールジャンルでもこんないいかげんな掘り出し物だけのイベント無いよ!


  • Intellipunk
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  • By intellipunk / Nov 26, 2005 12:30 pm

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