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山形国際ドキュメンタリー映画祭2009

山形国際ドキュメンタリー映画祭に遅い夏休みがてら行ってきました!
毎日4、5本もドキュメンタリーを見て過ごすという、いままでにない贅沢な時間を過ごしました(つまんない作品で寝ることも覚えた)。山形に里帰りしたサイトウマコトデザイン室時代の後輩と再会したり、夜に蔵をリノベーションした香味庵という飲み屋で監督スタッフ観客入り乱れる交流会に参加したりで、毎日充実した旅行だった!!


んで今日、映画祭の受賞作品が出たみたい!
http://www.yidff.jp/2009/2009.html#award
インターナショナル・コンペティション
ロバート&フランシス・フラハティ賞(大賞)
『包囲:デモクラシーとネオリベラリズムの罠』
監督:リシャール・ブルイエット





『包囲:デモクラシーとネオリベラリズムの罠』の監督とは香味庵で名刺交換して握手したぜい! ケベックの黒縁メガネのインテリって感じの監督とオルタ・グローバリズム同志でちょっぴし仲良くなりました。映画もよかった、っていうかデヴィット・ハーヴェイ著作を証言ドキュメンタリーでやったみたいな作品で、ネオリベのこと知りたいけど本を読むのが苦手な人にはうってつけかもしれない、でも160分もあるけどね。


柳下毅一郎氏の感想
http://garth.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/rip-2008-86ae.html


あと映画祭の「映画に(反)対して—-ギー・ドゥボール」特集があって
http://www.yidff.jp/2009/program/09p4.html
それの公認GuyDebordTシャツを作ったりして。大好評で売れ切れ(?)だったみたい
http://www.rll.jp/hood/tee/rll48_guydebord.php
なんで、山形でのみ販売の予定だったんだけど、幾ばくか増産したんで、今週末の日仏学院でも売りたいなあ。
http://www.institut.jp/ja/evenements/9216
ドゥボール初監督作『サドのための絶叫』を、映画館でたくさんの人たちと観たのは特別だったかも。シアターで共通体験をしたことでしかわからない反映画的な体験。パリの初上映では18分で打ち切りになるほどの暴動が興ったとか。それにしてもドゥボール特集開場30分前から若い男性中心に長蛇の列だったのには驚いた。こんなに皆さんシチュアシオニストに興味あったの?けど木下先生のレクチャーは若干寒かったので矛盾したり、そうか「映画」としてしかドゥボールに興味ないのかな?RLLのTシャツ「スペクタクルの社会」「プロ・シチュ」がもっとはけたら嬉しいが、やっぱ「映画」って特別なのかな。
ドゥボール特集の特別パンフレットは紙ヤスリのカバー付きの特殊仕様で、数年後にはレアアイテム化必死?その元ネタになった木下先生がドゥボールからポトラッチを受けたベルギー紙ヤスリ付きオリジナル・レア本『  (なまえなんだっけ?)』も見れた!パンフからは、この8年越しの企画のコーディネイター土田さんの気合いの入りまくった情熱が伝わる。そん中でオリヴィエ・アサイラスが『サドのための絶叫』の見解と同じこと考えていて面白かった。Tシャツ制作ご苦労さんってことで、土田さんがパンフ一部プレゼントしてくれた!それはハーポ部長へのお土産にしたので、パンフ見たい人は部長にリクエストして下さい。



以下、山形国際ドキュメンタリー映画祭の期間中の自分のtwitterだす。


高速バスなう。一足早くサヨナラ山形〜また再来年。いい映画沢山観て知識欲旺盛な人達と交流してキラキラな思い出だらけ。来月は高円寺のアンパン形式ミニ映画祭「馬橋映画祭」で逢いましょう#YIDFF
10:32 PM Oct 11th movatwitterで

忘れてた書いておこ。昨夜香味庵で話したジャン=ピエール・デュレ監督「生まれたのだから」ブラジル最下層の少年の厳しい環境と酷い労働。彼の誠実な人柄が伝わるナレーション音楽スクリプトなしのスタイル。けど実存的で視点が社会構造に行かないのが不満。タイトルは何故か小津から。 #YIDFF
10:26 PM Oct 11th movatwitterで

この時代を串刺しにした名文 RT @harunoriyukamu: #YIDFF 2009 公式カタログの序文に、藤岡朝子・東京事務局ディレクターが寄せている「コモンズを探せ!」なる一文…まだ読んでないひとはぜひ読もう。おらはもう我が意を得たりの思いで読…
10:07 PM Oct 11th movatwitterで

木下誠先生レクチャーなう #YIDFF
5:08 PM Oct 11th movatwitterで

吉増剛造なう #YIDFF
4:00 PM Oct 11th movatwitterで

ブレット・ゲイラー「RiP! A Remix Manifesto」最高にアクチュアル!ネットで見れるけど日本語字幕は山形だけ?!監督からDVD買っちゃった!TOKYO F.A.T.で上映会しましょう! #YIDFF
12:40 PM Oct 11th movatwitterで

ギー・ドゥボール「サドのための絶叫」白い警句と真っ暗闇が連続。ケージ4:33やデュシャン泉やマレービッチ白いカンバスに白い正方形の様な脱構築映画。黒パートが増え最後は20分暗黒、サドの放置プレイどMシアター。携帯が鳴り笑いも興るが観客は修行中の生真面目さ #YIDFF
2:49 AM Oct 11th movatwitterで

マルチン・マレチェク「オート*メート」プラハにおける反自動車運動オート*メートの軽快な記録。リクライム・ザ・ストリート(公安にやられ失敗)やクリティカル・マス(壮観なチャリ群)やゴースト・バイク(創始者追悼)やその他が5年分。IRA成田君に見せたい#YIDFF
7:50 PM Oct 10th movatwitterで

ではこの後香味庵で逢いましょう! RT @harunoriyukamu: #YIDFF 俺も並んでるなう。RT @intellipunk ギー・ドゥボール特集、開始30分前から並んでいる!なんでか人気あるよ!?
7:20 PM Oct 10th movatwitterで

ドゥボール会場に柳下毅一郎さん発見なう #yidff
7:08 PM Oct 10th movatwitterで

ギー・ドゥボール特集、開始30分前から並んでいる!なんでか人気あるよ!?#yidff
6:42 PM Oct 10th movatwitterで

リシャール・ブルイエット「包囲:デモクラシーとネオリベラリズムの罠」イグナシオ・ラモネやチョムスキーやスーザン・ジョージらのインタビュー形式で語られる新自由主義の新植民地主義とエリート主義的反民主主義の正体。見えざる手や新古典派や自由競争や均衡理論の嘘とプロパガンダ。
5:43 PM Oct 9th movatwitterで

山形国際ドキュメンタリー映画祭 アマル・カンワル「稲妻の証言」印パ分離からカシミール紛争そして現在に至るまでの軍隊による女性への性暴力レイプ殺人をリリカルに暴く。沖縄や南京、パレスチナやバグダッドやグアンタナモにも繋がる戦時暴力への問い
5:30 PM Oct 9th movatwitterで

山形国際ドキュメンタリー映画祭へ出発〜夜行バスなう
11:28 PM Oct 8th movatwitterで


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  • By intellipunk / Oct 15, 2009 1:13 am

今日のイベントの備忘録:芹沢さん面白い

『VOL lexicon』刊行記念 芹沢一也+白石嘉治+矢部史郎トークイベント「世界恐慌の中から生まれる”言葉”」開催!

ブックファースト新宿店・1Fブルースクエアカフェ内イベントスペース

9/19(土)午後1時30分~午後3時

『VOL lexicon』(以文社)刊行を記念し、芹沢一也×白石嘉治×矢部史郎のトークイベントを開催いたします。

「経済学」の破綻という背景の中で、今人文学は何をしなければならないのか、という問いに、芹沢一也氏と、思想誌『VOL lexicon』の責任編集者である白石嘉治氏、矢部史郎氏が議論を交わします。









はじめに断っておくと、これはメモを前提にした自分のバイアスがかかっている言葉だと思って欲しい。VOL読者ではあるがシノドスについては歯牙にもかけない読書傾向だし、印象論で判断している言いがかりな部分ももしかしたらあるだろうと思う。(橋本努についてはアナキズムを誤解の上で批判しているので論外だと思っているが、芹沢一也さんにはそもそも犯罪問題の本以外どんなことを考えているか興味がわいていなかった。『フーコーの後で』では「フーコー・ファンク・犬」の酒井&渋谷良文だったが他は…)とにかく他流試合が少ないVOLコレクティブに、単身乗込んだとこから芹沢さんを評価していいと思うな、交流は喜びも生むしね。





芹沢さんはグレゴリー・ペックか中井貴一かみたいなノーブルなルックス。むさい(失礼)白石矢部両氏にくらべ、欠点なんてない歪みのない人でした!
それでいて野心的に「もっと日本を変えたい、影響力を持ちたい」ゆえに「読者層を決めない」で「誰にでも通じる言葉で書くことに腐心」して「現代思想村の方言ジャーゴンを話さない」し「シノドスは、紙でもネットでもメルマガでもセミナーでもイベントでもインターフェイスは選ばない」けど「VOLは排他的に以文社や青土社とか決まった古い出版社でやったり小さな紙を出すだけ」と非常にVOLとの差異を強調した言葉でリード、ある意味挑発してくれてイベントを面白くしてくれました。

「新自由主義下の大学に対して運動されてますが、そもそも日本の大学なんて捨ててしまってもいい、もっと他に場所を作るのがいい」と白石さんに牽制し仏文的なロマンチズムを刺激し
「資本主義がなくなるなんて考えているのはどうかしている」と矢部さんにも先制ジャブを食らわせていたっけ。

頭をかきむしって落ち着かない多動ぎみないつもの矢部さんの「個人としては、敵対性を誤解でもズレでもいいから作っていくやり方」とパブリックイメージそのままの言葉にも、「それは絶対しない」「これだけ多様な日本の齟齬を前提とした社会では、まず着地点を見つけて議論を落とす」と金持ち喧嘩せずな芹沢さん。

生瀬勝久の写し身みたいな白石さんの「歴史的に大学の中で19世紀に実学として法学/医学と並ぶ神学に入れ替わるように発達した経済学」は「経済学を世界の頂点とする理論」だけれどそれ故に「経済以外の【価値】判断を経済学者は保留する」ゆえに経済学者のTVコメンテイターとして「床屋政談で政治(や社会)を無碍にする」という飯田泰之氏らのスタンス批評には、「ではガチで経済学者とやり合えばいい」というプラグマティックな芹沢さん

近年、少年犯罪や教育基本法等が世間の感情だけで人文学のエビデンス抜きに決まってゆくことに「僕はだれよりも人文学が消滅してしまう危機感をもっていて、だから活発に活動している」とVOLの閉じた姿勢に対して自分の動機を表明。そんなプライドを持った言葉は非常に面白かったのも事実でした。



しかし未来を語り得る【価値】を持っているVOLコレクティブ
白石さんの「交換学である経済学が作り得ない【価値】の創出を人文は担う」「キャピタルは余剰価値をかっぱらうわけだが、その差異はいつか磨耗して消えてしまう」「例えばスーパーは利益率(だったか)80年代には20%だったものが今はユニクロでせいぜい10%、あとはだいたい10%を切り、そのため資本規模を拡大せずには維持できなくなっている」「だから昨今の後期資本主義・認知資本主義は大学(文学や生活や芸術などを司る人間学=人文学をはじめとする非資本主義)をほっとかなくなってきた(収奪せずには居れなくなってきた)」「資本主義はいつかは必ず終わる、そのときのことを考えるべきだ」矢部さん「(いままでは)無視してくれていたところが無視してくれなくなってきた(資本主義の合理化は資本主義の危機を現しているってこと)」「ソ連末期に計画経済は会計上あっていた(集中的スペクタクル)が実態はボロボロだった、(新自由主義化した)資本主義下でこれからの経済学も同様の(拡散的)スペクタクルが起こってくるだろう」白石さん「これ『ドゥルーズとガタリ 交差的評伝』で書かれているドゥルーズがニーチェの永劫回帰を引いているのが重要」「人生は永劫回帰だとしたら本当にやらなければいけないことしかやらない、やりたくない下らない残業なんてやらない」「繰り返し繰り返されるものだけが【価値】になる」「だから【価値】あるものをやっていこう」







個人的には、日本をよく変える影響力を持つことも、自分の【価値】ある人生をおくることも、たぶん同じことを別方向から掘り当てることなのだと思うけれどね。


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  • By intellipunk / Sep 20, 2009 2:39 am

本とTシャツとわたし

本日18時から、高円寺にて「本」と「Tシャツ」のふたつのRLL関連イベント開催!




「本」といえば「古本ハスリング」って勢いで古本を買っている∞+∞=∞仕切りの「King Of Diggin」第二回開催!

第二回「King Of Diggin」
9月12日、13日は西部古書会館@高円寺で大均一祭!!一万冊くらいの本が陳列されて、初日の土曜日は全部200円!日曜日は全部 100円!という破格の安値。これはもう掘るしかない!買うしかない!んでもって転売するしかない?!なんといってもブック・オフの100円コーナーじゃなかなか見られない黒い本(年季が入って汚れた本)までどっさり出てくるのがうれしい!ただ買い漁るだけじゃつまんないんで、イベントにしちゃおう!ってことで、なんと、日曜日の午後6時終了後にみんなで集まって、それぞれが「これが面白い!!」って思った本を数分プレゼン。自分の本以外に投票して、勝った人にみんなで200円づつ奢るという古本バトル!「King Of Diggin’」をやることに!参加したい人は当日来てね。まあ、ルールはこの会場で買った本であることと、一人1冊だけくらいなんで、気軽に参加してくださいな。ではでは、古書会館で会おう!!!






「Tシャツ」イベントには営業部長ハーポ部長が出席!
ハーポ部長はTシャツ作ることと関係ないことでお茶濁しの予定ですが、一緒に出演するXIONさんには注目です。

Tシャツ作ろ!【ぱちか村サロン】vol.1
http://patika-v.net/blog/731

ぱちか村で出会った「オモシロイ」人やアイディアを紹介していくサロンがOPEN!

第一回目は、誰でも一枚は持っているTシャツというアイテムにて「アート」や「メッセージ」を着るというプロジェクトを展開している『XION』と『RLL』、一枚一枚手書きの作品を作っている『タクジ・ハヤカワ』を
ゲストに迎えて、Tシャツで遊ぶ一日です。

手持ちの着なくなったTシャツを持ち寄ってリメイクして、持ち帰ったり交換したり。ご飯やお茶、お酒を楽しみながらわいわいやりましょう☆
  
「絵心ないからー」とか「センスが…」と心配なあなたも大丈夫。誰でも手軽にステキにリメイクできる材料を用意しています。また、迷ったり困った時には絵描きのノノコちゃんがその場でライブペイントもしてくれます。
 
創作意欲のわく秋の夜長、Tシャツを一枚手にお好きな時間、お気軽に遊びに来てくださいね!
  
9/13(日) 【ぱちか村サロン】vol.1  
[ゲスト]
N A N O N I N U N É (ナノニヌネ)/ XION
Harpo部長 / RLL
タクジ・ハヤカワ

18:00〜終電くらいまで
参加費・飲食代+500yen
◎通常営業の中でやっています。

N A N O N I N U N É (ナノニヌネ)/ XION
タケモトノノコ × コジマナオコによるライブペイントデュオ。イラスト、ドローイングを得意とするタケモトの絵をメインに、コジマが配色を担当するスタイル。ヌード、アニメ、ヌード、エロ、80’s、ヌード、サイケデリックといった要素でいっぱいおっぱい。09年3月、「Nakano Beat Factory」をきっかけにノリで結成&デビュー。現在ぱちか村にてT-shirts store「XION」でTシャツ展示&販売中。 
http://www.myspace.com/nanoninune
  
  
Harpo部長 / RLL  
2005年から高円寺を拠点に「wearable ideas」コンセプトでTシャツを多数発表している『RLL』かくめい生活研究所(Revolution Lifestyle Laboratory)。都内各所でパーティーをオーガナイズしたり、ネットラジオ「素人の乱」で毎週日曜日の研究報告をするなど精力的に活動しているRLLから、宣伝部長のHarpo部長が登場!
http://www.rll.jp/  
  
タクジ・ハヤカワ
Tシャツをキャンバスに、一枚一枚絵を描きあげるスタイルで作品作りに没頭している色男。









この報告は22時からのネットラジオ素人の乱「RLLのかくめい生活研究所」で放送します!
http://trio4.nobody.jp/keita/


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  • By intellipunk / Sep 13, 2009 1:09 pm

今週末に長野のフェスでステンシルしませんか?

なんとかステンシルUP.jpg

世の中の様々な困難に対して助け合い、つながり合うフェスティバル!!
「なんとかフェス2009」
http://nantokafes.exblog.jp/

8月21日(金)準備 + 前夜祭18:00ごろスタート!
8月22日(土)昼ごろから深夜まで、音楽、映像、遊戯!
8月23日(日)昼ごろから夕方まで、音楽、映像、遊戯! + 後夜祭
8月24日(月)シークレットイベント(片付け)
会場 ジローズスモーキービッグマンテン(長野 安茂里)
http://nantokafes.exblog.jp/10703796/


に参加します。
おいらは格安高速バスで土曜日昼すぎ到着で日曜昼過ぎに出発します。

あまりに告知が惨いんで、身内イベントっぽくなってる気がしますが
知らない人と共同作業を通じて友人になれるチャンスだと思うので
色んな人がくるといいと思うよー
どうやら水やトイレやテントは用意できたみたいだからさー


そこでおいらはステンシル体験Tシャツワークショップをします。
参加するみなさん、Tシャツのプリントを体験しませんか?
フォトのステンシルは、今晩カッターでキリキリ夜なべします。
うまくカーブを切れなかったら笑ってください。

さてTシャツボディを金曜には買い込みます。購入どこがいいかなー?
スプレーはシルバーやゴールドを予定してます。
ショッキングピンクもお洒落かもねー


緊急リリース!

RLL 47 Nantoka Festival 2009 D.I.Y.&ANARCHY
 不況だテロだ戦争だミサイルだ自由も民主も無い政党だか知らねーが、ますますクソになっていく退屈な世界の中で麻痺していく不感症の感性やら知性がバキバキにおっ勃つか、ドロドロに濡れるかするためには思想地図なんかより思想膣のGスポットかクリトリスがどこにあるか手探りし、草の根分けて肉襞掻き分け古びてしなびたシシ肉わななき揺れる天井大伽藍大歓喜天に習合し、日の本が一つどころに寄るようだ、嗚呼、朕はもう、崩御崩御と、大撃沈、昇る天に因果は巡り、さあ、今宵、全裸で天国を強姦する準備は整った!!やるしかない!!全国に散らばった魑魅魍魎有象無象の落ち零れ、つむじ曲がりの穀潰しかき集めて、「てめーらの祭はてめーらでやる」って選挙で叫んだ、あの、公約をここにに実現せん!!と、公安警察要チェック間違いなしのとんでもない長野作戦の全貌が、今、明らかに!!
 てめーらの祭りはてめーらでやるって、集まってたくらんで、盛り上がる!!さあ、もう、やるしかない!全部作り上げるんだ!Burning Nantoka!!

なんとかステンシル.jpg


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  • By intellipunk / Aug 20, 2009 12:55 pm

オルタナティヴ

オルタナティブという言葉を廻っている。

一番知られているのは、ニルヴァーナがブレイクしたときの90年代の音楽シーンで使われたオルタナティブの使い方かな。

91年のSmells Like Teen Spiritの特大ヒットで、カート・コバーンは価値観の革命を起こしている。それまでの商業メタルやポップ化したロックの業界とそのルールに対して、代替的なやり方をつき通した。売るための積極的なプロモーションや各種売名行為への脱構築した態度。ステージ衣装や取材慣習や社交的態度、そして偶像崇拝をねつ造し続けるスターシステムへ、業界に拒否とともに新しいスタイルを提示した。全て芸術的感情を優先し、それを多くのグランジムーブメントの勢いとともに完逐しかけながら、彼は力尽きた。極論するなら、これらのスタイルを踏襲するのがオルタナティブ・ロックだろう。

もともとパンク以降に続いたポスト・パンク/ニューウェーブの広大なロックの脱構築後を指した言葉だった。それがアメリカンへ飛び火し、MTVとビルボードのメジャー世界の裏で、カレッジ・ラジオとZineと地元のネットワークの中でインディーシーンとして10年あまり熟成した。その一つの成果としてのニルヴァーナのブレイク、確かに音楽性ではなくその精神性とするならアメリカのパンクの表出だった。コミュニティーで繋がった音楽シーンを前提にして下から上まで、素人のファンから音楽業界のプレーヤーまでが有機的に繋がった世界観。インディーの世界からメジャーへ持ち込んだその姿勢は当時の相当な軋轢があったが、今ではそのルールも当然のようになっている。

(日本語ヒップホップにおける『MASS 対 CORE』やリアル問題、セカンド・サマー・オブ・ラブに影響されたThe Stone Rosesのジョン・スクワイアの「これからはオーディエンスの時代」発言など、同様の問題意識とルール改正がある地点で興った。「新しいアナキズム」と名指される価値観も同様の範疇を模索する。)

それそれ。時代の価値観を変えてしまうインパクトあるスタイル変革!



もうひとつ、有名な使い方は「もう一つの世界は可能だ!(Another world is possible!)」「もうたくさんだ!(iYA BASTA!)」と同じグローバル・ジャスティス・ムーブメントで使われる「オルタナティヴ」。世界社会フォーラムを紹介した『Another World Is Possible : Popular Alternatives to Globalization at the World Social Forum(邦題「もうひとつの世界は可能だ–世界社会フォーラムとグローバル化への民衆のオルタナティブ」)』でもタイトルにあるように、民衆のためのオルタナティヴ・グローバリズムを指す。そこでは、ダボス会議(世界財界会議)とG8(世界経済政府)とWTO(世界流通組織)とIMF/世界銀行(世界融資組織)の作っているメジャーの価値観への、代替価値観を提示して動いている。(そういや「もうひとつの世界は可能だ」の邦訳にはオザケンの『うさぎ!』で異議を呈されている→http://tu-ta.at.webry.info/200805/article_10.html
オルタ(結構好きな雑誌)』や『オルタナ(割と嫌いな雑誌)』の語源にもなってる。

まるで「そのやり方しかないわけないじゃん、こうじゃない世界もあるっしょ」ってオルタナティブの使い方が、カートのそれと同じである。しかもストレートな代案主義でもアンチな態度でもなく、その主流価値への見事な転倒を試みている、脱構築するアティテュードである。

どちらも新自由主義(市場価値を政治的に上位に置く経済合理主義)、消費商業主義、スペクタクル、管理と夜警、保険と私有、ベクトル階級の囲い込み、そして新保守主義に対抗する。「共有」と「友愛」と「創造」と「潜勢力」(共に固定化できない流動的で不可視で不安定な形態しかとれない価値)を人間の最大の価値として、オルタナティブは常に固定しない価値を創出する(それはデリダが差延と呼んだのに近い?)。


まとまらないが、とりあえず。
オルタナティブ・ライフスタイルは今ならどうだろう、と探しているんだ。もしオルタナティブ・ライフスタイルを具象化して目に見えるようにするなら、何なるだろうか? そこには、たくさんの文化を見つけるではないか。上野俊哉の「レイブ」に、今福龍太の「群島」に、酒井隆の「通天閣」に、平岡正明の「JAZZ」に、野田努の「デトロイト」に、いまここで再現出来ないだろうか?! 「可能なる」「明かしえぬ共同体」はどこに現れるのか?






とりあえすコレ行っときます!


TOKYOなんとか主催『なんとかフェス2009』
http://nantokafes.exblog.jp/
8月21日〜24日に長野で開催される野外イベント

8月21日(金)準備 + 前夜祭18:00ごろスタート!
8月22日(土)昼ごろから深夜まで、音楽、映像、遊戯!
8月23日(日)昼ごろから夕方まで、音楽、映像、遊戯! + 後夜祭
8月24日(月)シークレットイベント(片付け)
当日は1000円程度のカンパをお願いします!

会場 http://nantokafes.exblog.jp/10703796/
詳細 http://nantokafes.exblog.jp/10816960/


RLLとしてはー
ステンシルTシャツを出したいと思います、セルフのステンシル体験Tシャツコーナー作って。






オルタナティブ・ライフスタイルでいうと、四方田犬彦の「モロッコ」HarpoBuchoの「タンジェ」を具現化したTシャツをリリースしました。

「世界の都市」シリーズ第一弾!RLL46『タンジール』Tシャツ

こちらもよろしく。


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  • By intellipunk / Aug 13, 2009 2:11 am

今週末のメニュー

今週末も異常に加熱した人々の交流が交差しているようです。出来ることなら全部参加したい!
以下、イベント羅列しますが、RLLクルーもどっかで集ってますのでよろしく。





明日 6/26(金)

copyleft.jpg

<シンポジウム>コピーレフトとアート−抵抗か、戦略か

コピーレフト、パブリックドメイン、クリエイティブコモンズ、、。様々な著作権の方式がある中、あえて作品をパブリックドメインにしたりするアーティストもいますし、ユーチューブなどで作品を見せる作家も多く居ます。

新たなテクノロジー誰でも簡単に、安価に既存のデジタルの素材をリミックスしたり、創り出したり、それを公の目にふれられるようにできるようになりました。著作権強化の動きは、そういった自由な表現を違法として縛ろうとしています。この動きには反対しなければならない一方で、アーティストはプロの表現者として著作権による収入が重要なのは間違いありません。抵抗としてのコピーレフト、そして戦略としても考えられるコピーレフト。そしてその提案者であるリチャード・ストールマンによる本来の意味を思い出しながら、ディスカッションいたします。

日時:2009年6月26日 午後7時より9時半ころまで
場所:創造空間9001 横浜市中区桜木町1-1-75(JR桜木町駅改札を出て右脇)
TEL 045-226-5511 http://www.9001.tv/index.shtml

入場料:500円

スピーカー:
金谷 憲 ひげビジョン フリーメディアリサーチラボ
作田知樹 アーツアンドロウ 横浜国際映像祭 キュレーションスタッフ
白田秀彰 法政大学 准教授 法学博士
藤井 光 アーティスト 
毛利嘉孝 東京芸術大学 音楽環境創造学科 准教授 

※30名まで/ご予約は、info@miaca.orgまで、お名前、ご所属をお書きになりお送りください。
http://www.miaca.org/




黒い大西洋.jpg

『「文化政治」は、もう終わったのか……?』
JUNKUトークセッション
黒い大西洋(ブラック・アトランティック)と知識人の現在』(松籟社)刊行記念
市田良彦×上野俊哉
(司会)小笠原博毅

■2009年6月26日(金)18:30~

『黒い大西洋(ブラック・アトランティック)と知識人の現在』(松籟社)の刊行を記念しての今回のトークセッション。本書では、各著者がそれぞれの手がかりから、ポール・ギルロイの『ブラック・アトランティック』(月曜社)を読み解き、「文化」についての先鋭な議論が繰り広げられました。今回は、本書の著者のおひとりである市田良彦さんと、『ブラック・アトランティック』の訳者のおひとりである上野俊哉さんをゲストにお招きして、まず市田さんから、『ブラック・アトランティック』を、どういった手がかりをもとに、いかに読み解いたかを、お話ししていただきます。対する上野さんには、市田さんへの応答とあわせて、『ブラック・アトランティック』や、今後紹介されるギルロイ氏の著作の重要性とインパクトについて語っていただきます。


《講師紹介》
市田良彦(いちだ・よしひこ)
1957年生まれ。神戸大学大学院国際文化学研究科教授。主な著書に『ランシエール』(白水社)、『闘争の思考』(平凡社)など。訳書にルイ・アルチュセール、『哲学・政治著作集』(全2巻、共訳、藤原書店)、ポール・ヴィリリオ、『速度と政治』(平凡社)などがある。

上野俊哉(うえの・としや)
1962年生まれ。和光大学表現学部教授。主な著書に、『ディアスポラの思考』(筑摩書房)、『アーバン・トライバル・スタディーズ』(月曜社)など。訳書にポール・ギルロイ、『ブラック・アトランティック』(共訳、月曜社)などがある。

《司会》
小笠原博毅(おがさわら・ひろき)
1968年生まれ。神戸大学大学院国際文化学研究科准教授。主な著書に『サッカーの詩学と政治学』(共著、人文書院)、『よくわかるメディア・スタディーズ』(共著、ミネルヴァ書房)など。訳書にジェームス・プロクター、『スチュアート・ホール』(青土社)などがある。

☆会場…8階喫茶にて。入場料…1,000円(1ドリンクつき)
☆定員…40名
☆受付…7Fカウンターにて。電話予約承ります。
ジュンク堂書店新宿店TEL.03-5363-1300
http://www.junkudo.co.jp/newevent/evtalk-shinjyuku.html#20090626shinjuku



●sidekicknick のコンサート @ショックショクブツ(素人の乱12号店)●
6/26(fri) 
open 19:00 / start 19:30
1,500 yen w/ 1drink

sidekicknick(www.sidekicknick.com)は日本じゃまだ無名ですが 現地ニュージーランドでは大きなフェスには必ず参加してるような、大の人気者だそうです。ニュージーランドのBECKみたいな人(想像)。
そんな人を間近で見れる、またとないチャンスなのでぜひぜひ遊びにきてください。

players 出演:
sidekicknick from New Zealand www.sidekicknick.com
jusei
Anthony Guerra
Gareth Eggie
ドキドキ機械 a.k.a.Mark Sadgrove

会場:素人の乱12号店 shiroto no.12
杉並区高円寺北3-8-12 フデノビル2F奥
http://hall12.seesaa.net



明後日 6/27(土)


shoekiANDO.jpg

江戸アナーキズム&町人文化フィールドワーク@千住
「格差社会と安藤昌益」


6月27日(土)
第1部:午後1時 北千住〜下町フィールドワーク
    JR北千住駅、駅ビル3階北改札口集合
第2部:午後3時〜講演「格差社会と安藤昌益」
    石渡博明さん(安藤昌益の会事務局長)
    東京芸術センター9階第2会議室(℡5354−4388)
参加費/800円(昌益文庫1冊付)
※2次会/講演終了後、「のんべえ横丁」界隈で交流会を予定しています。

 江戸時代後期、封建社会の厳しい身分制度の世にあって、アナーキズムとも呼びうる思想を独自に生み出した稀代の思想家が存在した。安藤昌益…彼は、現在の青森県八戸市で町医者として活躍していたが、その主著である「自然真営道」において、全ての身分、階級制度を否定し、儒教や仏教をも徹底的に批判。地上の全ての存在が有機的に絡み合い一大生命体の中で農に精を出し、自然に生きる事こそが人間の本来の姿である、と説き、非暴力の徹底した平和主義を主張したのである。
 そして、長い年月、歴史の中に眠っていた昌益が再評価されるきっかけとなった場所が、「自然真営道」が発見された千住の町なのだ。
 1部では、かつて「酒合戦」などが行われ、宿場町として栄えた下町情緒の残る千住の町をフィールドワークして、江戸町人文化を堪能すると共に、 2部のシンポジュウムでは、無秩序の競争原理に飲み込まれ、格差と貧困にあえぐ現代社会…2世紀半も昔に存在した昌益の「とんでもない」思想に触れることで、現在を照射してみたい。

問い合わせ連絡先:ぺぺ長谷川(携帯)070-6671-4437/太田ノブ(携帯)090-3902-2108/E-mail:silentriver(at)wm.pdx.ne.jp




someonesgarden.jpg

SOMEONE’S GARDEN◆オープニングPARTY◆
http://www.someonesgarden.org/
6/27(Sat.) 19:00-23:0o \500(1drink込み)
SOMEONE’S GARDENオリジナルZINEシリーズ第一弾、檻之汰鷲「AFTER MAGIC」も解禁!

LIVE ACT
檻之汰鷲 :
ある時は毛むくじゃら。
ある時は毛皮の貴公子の様にマスクで顔を隠してラップを炸裂するマルチアーティスト!5月のmagic room??にも引き続いて今回はSOMEONE’S GARDENに登場です。

カムヒビKING:( http://aoyama-masaaki.com/
日本の倍音界の夜明けを駆け抜けた、青山雅明&岡山守治によって結成された、オープンチューニングギターホーメイ弾き語りデュオ。
http://aoyama-masaaki.com/
http://mono.rocket3.net/okayama/

eyllie.B:( http://mono.rocket3.net/okayama/
ボーカル、ピアノ、テルミン奏者。ポップ、ロック、ジャズ、ジャムバンド、ダンスや映像とのコラボレーション等に参加。2007年より、北インド古典声楽修練中。バーンスリー奏者 寺原太郎氏に師事。翌年より、コルカタにてUd. Jainur Abedin氏に師事。毎年インドに赴き、本国の空気と文化に触れながら、うたを学ぶ。他にもセッションLIVE予定あり?。
and more!!

場所:
SOMEONE’S GARDEN:東京都新宿区新宿2-8-10 日進ビル(03-6909-4179)
JR「新宿」駅・東口より徒歩10分/
東京メトロ丸ノ内線「新宿三丁目」駅・C8出口より徒歩3分
東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前」駅・1番出口より徒歩5分




suginamiUNDERGROUND.jpg

SUGINAMI UNDERGROUND vol.2
VINYL HUSTLERS CONVENTION

START:18:00
@雑楽器カフェ ぱちか村 東京都杉並区高円寺南4-6-7第5日東ビルB1F
DOOR: 2000円 (2Drink)
DJ: BOBO JAMES a.k.a. D.L / MAKOSSA / TOTTY / MONDAIGAI
GUEST DJ: RYUHEI THE MAN /The Man’s World Productions




明々後日 6/28(日)

「第5回・日本ロックフェスティバル」
2009年 6月28日(日)〜7月5日(日)の8日間
http://www.cinra.net/news/2009/06/09/155639.php
http://8008.teacup.com/nrf/bbs
高円寺 無力無善寺(03−3337−7735)
OPEN&START 土日:14:30 平日:18:00 (予定)
CLOSE 23:00
CHARGE 1000円+1ドリンクオーダー(500円)
☆全日観られる通し券を3000円で販売します。(限定20枚。予約受付中。)




関西クィア映画祭、東京上映
http://kansai-qff.org/2009/TOKYO/

D
6/26(金)
18:30 開場
トランスジェンダーとバイセクシュアル
* 映画「トイレのレッスン」
* 映画「何でも聞いてみよう」
(上映後にフリートークあり)
会場:MediR(高田馬場)
会費:1000円

E
6/27(土)
19:30 開場
「パレスチナではレズビアンが殺されている」にどう答えるか
〜イスラエルによる占領にも、ホモフォビア(同性関係嫌悪)にも、反対するために
* 映画「0メートルの隔たり」+トーク(ひびの まこと)
会場:MediR(高田馬場)
会費:1000円

F
6/28(日)
19:45 開場
BOTH〜インターセックスとバイセクシュアル
* 映画「BOTH」+フリートーク
会場:Latitude☆P(四谷三丁目)
会費:1000円 ※会場でドリンクなど販売








そして日曜日の22時からネットラジオ素人の乱でRLLの「かくめい生活研究所」やりますよ!
http://trio4.nobody.jp/keita/


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  • By intellipunk / Jun 25, 2009 10:29 pm

踊りの心情



踊る阿呆に観る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損


いつも冗談めかして云ってるダンスフロアのアナキズムのいいサンプルがYouTubeにありました。言葉以上の喜び悦楽を共有することは、いつか絶対死ぬ有限の個人にとって、この上ない幸せです。この辺りの話は、アルフォンソ・リンギス『何も共有していない者たちの共同体』と上野俊哉『アーバン・トライバル・スタディーズ』をつなげて思考しているところで。(マニフィスト:無為の/明かしえぬ/何も共有していない/無能な/者たちの到来する共同体)
共有する楽しいという情動は肯定されなければいけないね。





そういやasahi.comにアナーキズム再び、つながり求め新たな運動という記事が。

 ニューヨーク在住の批評家、高祖岩三郎氏(54)は近刊『新しいアナキズムの系譜学』(河出書房新社)で、アナーキズムの歴史を再解釈しながら、多様な運動の継続的な組織化の必要性を問うている。高祖氏に話を聞いた。

 ――なぜアナーキズムに注目するのか。

 「新左翼の崩壊した原因の一つは、階層序列による組織的な権威主義があったのではないか。新左翼がなぜうまくいかなかったかを考えていた90年代、米国でそれまでとは違う新しい運動が出てきて、若い活動家たちが漠然と自分をアナーキストと呼んでいることに気づいたのです」

 ――従来の運動との違いは。

 「アナーキズムは誰かが発明した思想ではありません。人類がもともと持っていた自律や相互扶助、直接民主主義という簡単な原理をもとにしたもの。この簡単なことが、99年のシアトル以降の反資本主義運動の決定的土台になったのです」

 ――アナーキズムは、資本主義への対抗軸になるか。

 「大きな集団を想定したものではなく、信頼できる友人や仲間との人間関係を築きながら連帯していくという行動様式が基本。そうした関係のネットワークを国家の存在とは別に、二重権力のような形で広げていく。国家を倒して反国家の秩序を打ち立てるとか、西軍と東軍が関ケ原で激突するような図式ではもう考えない。現実化しえない理想かどうかより、すでに社会の中にそれはあるのです」





この記事にひとつ指摘しとくとアナキストは「アナキズム」と自称し「アナーキズム」と表記するのはもぐり。

この高祖さんの話の前段に、橋本努が書いてるネオリベとの近似説は、『日本を変える「知」 』でもネオリベとグローバルジャスティスムーブメントの関係について誤解して書かれている。グレバー『資本主義後の世界のために 新しいアナーキズムの視座』やホロウェイ『権力を取らずに世界を変える』の世界観とリバタリアンを混同しているのは明らか。それこそ以前批判した浅羽通明『アナーキズム』で、アナキズムとミレニアリズムやニヒリリズムを混同したのと間違い方とほぼ同じ。
では何が違うか、それは情動種類としかいえないけれど、高祖さんの『新しいアナキズムの系譜学』ではエートスと書かれていたね。

では、もういちど最初の動画を観よう(とリンギスと上野の本を読みかえして)。そして音楽が世界を先取る話はジャック・アタリ『ノイズ』を読むべし! このクリエイトと協同を同源にもつ感情以前の情動部分を音楽は(そしてアナキズムは)核とする。

暴言するならその情動、リバタリアンには友人がいない、ネオリベは生権力に操られ安っぽい、いいところシャブ中だ。道徳が利己的で反クリエイト反潜勢的だから。ネオリベは「コントロールされた情動的次元」でしかない。

その不機嫌さから逃れて、音に身を漬す、複数人と笑う、飯を食う。それが自然とアフィニティ・グループ(高祖インタビューの「信頼できる友人や仲間との人間関係を築きながら連帯していくという行動様式が基本。そうした関係のネットワーク」のこと)を作っていくことが新しいアナキズムだろうな。


週末なので踊りに行きたくなった。

明日は渋谷でナイキ公園反対で踊ります。
子供を安くこき使いバカに高く売る守銭奴のナイキと排除型社会を目指す、野宿者の段ボールも掃除もしちゃうグリーンバードとか資本主義的偽エコ のシブヤ大学とかマジきもいのは、他人を出し抜くことを前提にしているからだな。




追記6/14:はてな界隈とかのアナキズム理解がめちゃくちゃダメダメなので、残念だ〜と徘徊していたら見つけました、素敵なテクスト。どうやら『テロルとクーデターの予感 ラスプーチンかく語りき2 』佐藤優/魚住昭の書評のようです。
とんま天狗は雲の上:テロルとクーデターの予感
引用:
「本書で特に高く評価するのは大杉栄だ。

 「社会契約論」を訳し日本の民主主義に先導的な役割を担った中江兆民を、天皇を意識したナショナリスト、その弟子であった幸徳秋水は中心性のないアナーキストと評価。とすれば大逆事件は本来起こるはずのない事件であり、偶発的な犯罪を弱体化し仮想敵を必要とした国家権力が起こした事件であると論じる。

 そして、幸徳秋水の系譜を継ぐ大杉栄を、国家権力という暴力装置がなくとも人間が本来有する友愛・秩序・相互扶助といった感覚で世の中は築いていこうと考えるアナーキズムAと設定する。それに対して、根底には何もない、何もかも自由であると考えるアナーキズムBの系譜がある。ニヒリズムに基礎を置くアナーキズムBは、実は新自由主義と親和性が高く、その結果、アキバ事件のような人間孤立を生み出し、それを束ねるための思想・政治形態としてのファシズムを生み出す。テロルやクーデターも同じ系譜だ。

 こう考えるととてつもない不安な時代に生きていることになるが、それに警鐘を鳴らしつつ、救いの道も示唆をしている。それが”贈与”であり、アナーキズムAである。」



佐藤優は、橋本努や浅羽通明よりも分かっているということだろうね。ここで便宜上アナーキズムAとされているものこそ『新しいアナキズムの系譜学』でエートスとして書かれている、そして高祖さんの前書『ニューヨーク烈伝』『流体都市を構築せよ!』で実践が描かれていること。そこにネオリベやテロルの親和性など微塵もない。


おもしろいことに佐藤優は、雨宮処凛さんを大杉栄の系譜に置いているようだ。

まるで太宰の桜桃忌のように、大杉栄の命日にお墓にゴスロリが集まることを、HarpoBuchoが聞きあて∞+∞=∞が雨宮さんに伝えた。そして∞+∞=∞は『COMMUNIO COFFIN』で雨宮処凛×鶴見済特別対談「自殺からアナーキズムへ」を企画した。素人の乱を含め、今の日本の「新しいアナキズムの系譜学」は、海外の流れと大杉の系譜を結節させたあたりなのは間違いない。さてどうしよう、とにかく踊るか。




新しいアナキズムの系譜.jpg


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  • By intellipunk / Jun 12, 2009 3:24 pm

momusデビュー!

momusのブログ
http://imomus.livejournal.com/2009/06/07/


おいらのこの↓Asoko Crew紹介ブログを見て「Koenji renaissance」だって!
http://www.rll.jp/hood/text/intellipunk/20080129031034

ど〜も〜モーマスいわくTokyo observerのインテリパンクでーす!
Think Gaikotsu (skull) act LefebvreってRLLのこと間違ってるぜ。
それcatch-phraseだから!skullじゃなくて宮武外骨だから!



でも、妄想たくましく高円寺アンダーグラウンドルネサンスに瞳輝かせるモーマスが見えるようだね〜
うれしーねー
Asokoのことミステリアスで自己顕示欲の強いクルーだってさ!?
なんかちょっと解釈がエキゾチックになってるかな。



陽光くんのブログでもちょいレポートが詳しく書かれてるよ。
http://blog.goo.ne.jp/bashop/e/fc307854409f523615c8171e0add74ae


ちなみに渡仏時代にモーマスと知人だったyoyoさんに噂はいろいろ聞いてます…
おまけ:VEGI食堂yoyoさん最新?インタビュー
http://muitotosto.com/julian/download/cantero2_web.pdf


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  • By intellipunk / Jun 08, 2009 10:08 pm

あいしあってるかーーーーい!

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  • By intellipunk / May 03, 2009 10:51 am

兄貴のマニフィスト

阿佐ヶ谷メーデー[A-MayDay]
『毎日がゴールデ ン★言いっぱなしメーデー ~貧乏人は増殖/連結する~』

ブログ:http://asagayamayday.blog37.fc2.com/

主催   阿佐ヶ谷nextないかく
開催日  2009年5月1日(金)
集合場所 杉並区立中央公園(高円寺駅南口徒歩4分)
集合時間 16:30
デモ出発 18:00
解散場所 阿佐ヶ谷駅南口
到着予定 19時15分


今日は∞+∞=∞がDJするサウンドデモ!



今日の阿佐ヶ谷メーデー[A-MADAY]は面白いことに、自称nextないかくってことらしい。
賛同文が政策マニフィストになってます。

↓だめ連の神長さん、だめ連(&かくめい生活研究所所長)のペペ長谷川さん
http://asagayamayday.blog37.fc2.com/blog-entry-20.html

↓鶴見済さん
http://asagayamayday.blog37.fc2.com/blog-entry-13.html


↓野田努さん
http://asagayamayday.blog37.fc2.com/blog-entry-19.html


野田さんのマニフィストの中で教えてもらった、サウンドデモやってるロンドンのバンドThe King Bluesの曲かっこいいです!


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  • By intellipunk / May 01, 2009 1:28 pm

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