HarpoBucho Archive

高円寺・原発やめろデモ!!!運営資金集めのためにTシャツ25アイテム放出!!!

「高円寺・原発やめろデモ!!!」でTシャツを販売します。全額寄付のチャリT活動です。
http://410nonuke.tumblr.com/

原発さよなライオン

14:00 高円寺中央公園(駅南口徒歩1分)に集合
15:00 デモ出発!!!!! 
新高円寺駅、東高円寺駅を通り、一周して高円寺駅北口解散!

デモ出発前の中央公園とデモ終了後の北口公園にて2種類のカンパを募ることになります。ひとつはこのデモの趣旨にもなっている高円寺の姉妹都市である南相馬市を支援するため、もうひとつはこのデモ自体の運営資金です。この2つは明確に分けなければなりません。

被災地への支援金は多くの方から集まることを期待して、RLLは後者のデモ運営資金のためにTシャツの売り上げを全額寄付します。カンパなので、購入額はいくらでもかまいませんが、なるべく多くのお金を集めてデモ成功のための運営資金の足しにしたいと思っているのでご協力よろしくお願いします。

▼放出Tシャツリスト(予定)
※リクエストがあれば何らかのカタチで連絡ください。在庫あれば持参します。
※サイズはそれぞれ1〜2種類しか用意できないので、あなたのからだにフィットすることを祈ります。
※下記リスト以外の新作、未発表作も放出するかも?

1.T.A.Z
2.ダダカン
3.ピーポットくん
4.大杉栄
5.唖蝉坊
6.fascism≒Globalism
7.無頭人(acephale)
8.LKJ
9.ハーポ・マルキシズム
10 .YAMA Attack to Attack
11.remember Seattle 1999
12.ANDRE BRETON &THE SURREALISTS
13.もしもし
14.Antonin Artaud
15.D&G(Deleuze & Guattari)
16.ホフマン博士100歳誕生日記念
17.赤P-remix
18.高円寺一揆 ←これは激レア!!!
19.Antonio Negri
20.Patti Smith & Susan Sontag
21.Black Bloc
22.肋骨レコード
23.ニーチェ
24.Contre Attaque
25.BLACK MACHINE MUSIC



お金はどこに行くのだろう?

高円寺・原発やめろデモ!!!!!!

当日集められたカンパは、こんな感じで支援金として送られます
(1)高円寺の商店会連合会を通して、姉妹都市である南相馬市へ。この南相馬市は福島第一原発から2~30km圏内の自宅退避地区で、震災と放射能の二重の被害を受けている地域!
(2)バンド関係者らの支援体制ができており、東京からも直接物資を運んだりしています。ここへカンパ!

human recovery project
http://hrp-diymusic.blogspot.com/


自分がつい最近、見舞金をもらった立場だったので、今度はボクが困った人たちにお金を回したいと強く思ってはいるのですが、いったいどこに募金していいかわからずいまに至っています。「義援金」という言葉は日本赤十字社の言葉らしいのですが、そこに募金しても、集まった多額のお金を配布できない状態が続いているというニュースも耳にします。公平性も大切ですけど、やはり困っている人になるべくダイレクトに早く届けたい。なるべくなら自分と縁のあるところがいい。

この手紙のリアリティのジャッジはどうでもよくて、ただ読んでしまった以上、なんだか関わりができたような気がしてしまったのでした。
letter

南相馬市市長、世界中へ SOSのメッセージ。
HELP! SOS Mayor Katsunobu Sakurai Of Minami Soma City, Fukushima Japan, TEPCO Totaled
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=a78lgT6qavY&feature=player_embedded#at=73[/youtube]



どんな歌が聴こえるのだろう?

「ずっとウソだった(daichiazuma)」

この国を歩けば、原発が54基
教科書もCMも言ってたよ、安全です。

俺たちを騙して、言い訳は「想定外」
懐かしいあの空、くすぐったい黒い雨。

ずっとウソだったんだぜ
やっぱ、ばれてしまったな
ホント、ウソだったんだぜ
原子力は安全です。


「高円寺・原発やめろデモ!!!!!!」呼びかけ文!!!!!!

詳しい情報はこちら↓
http://410nonuke.tumblr.com/

今回の大震災の結果、福島の原発が大変なことになっている!

これまでさんざん「安全です」とか「原発はエコ」とか言ってたくせに、結局、大事故を起こし、放射能をまきちらしている!! あぶねえ! 恐ろしい! おまけに被災地の救援も妨 げてるし、近隣の魚も野菜も家も全部ダメにした。まったく、冗談じゃない! そんな原発なんか一刻も早くなくなったほうがいい。

ということで、さすがに頭にきたので、超巨大デモを巻き起こし、とんでもない意思表示をしてしまおう! 4月10日は高円寺へ! さらには、全国・全世界同時アクションをやってしまおう!

呼びかけ:素人の乱

「高円寺・原発やめろデモ!!!!!!」スケジュール
14:00 高円寺中央公園(駅南口徒歩1分)に集合
15:00 デモ出発!!!!! 
新高円寺駅、東高円寺駅を通り、一周して高円寺駅北口解散!


DANCE BLOC!!!!

DJ:
AXEMAN (SMALL AXE)
YAHMAN (Tribal Connection/CHAMPION BASS)
…and more

MC:
RANKIN TAXI
RUMI

Sound System:
コバヤシステム(S.K.Y./WEEKEND)


LIVE BLOC!!!!

LIVE:
The Happening
パンクロッカー労働組合
フジロッ久(仮)
どついたるねん
pinprick punishment
PPP
ジンタらムータ
-> 大熊ワタル(cl/シカラムータ)
-> こぐれみわぞう(チンドン太鼓/シカラムータ)
-> 河村博司(g/ex:ソウルフラワーユニオン)
-> JIGEN(b/桃梨、ソウルフラワーユニオン、頭脳警察)
-> ギデオン・ジュークス(tuba/シカラムータ、渋さ知らズ)
-> 関根真理(per/渋さ知らズ)
-> 多田葉子(sax/こまっちゃクレズマetc.) ほか
…and more

Sound System:
みかん


SILVER BLOC(楽器隊)!!!!

アングリー・マーチング・コレクティヴ
(誰でも参加可能。楽器・鳴り物をご持参ください)


★デモ参加者の皆さんへ
使い終わったてんぷら油を持ってきてください!

今回のデモで使用する車やバンド演奏の発電は、再生可能エネルギー(原発に頼らず、CO2も出さない天ぷら油&太陽光)を使用します。

そして、今後もこの取り組みを促進するため当日は使用済み天ぷら油の回収をします。
目標100リットル!ご協力お願いします!
・漏れない容器に入れて持ってきてください。
・容器は当日設置する缶に油を移し替えて、持ち帰ってもOK。置いていってもOK。
・天ぷらのかすが入っていてもOK!
・業務用やラードはNG!

※斉藤和義さんの出演の予定はありません(たぶん)。
ただ「ずっとウソだった(daichiazuma)」は頭の中でループしてそうです。



愚人節

今日届いた唯一の四月馬鹿メールが「放射能は性欲を高めるらしいので気をつけてください」。しかもNYから!

洒落や冗談ばかり口にしてたい人間にとって、洒落にならない、冗談じゃない今の状況はつらい。趣味がだいたい不謹慎なことなので、もうボクには活躍の場はないのか。

マトモな社会があっての自分だということを再認識したので、世の中をマトモにしていく運動に真面目に取り組まなければ、と決意した次第。自分が不真面目でいられるために。

P3290007

3.11以降、いろいろな「ことば」に出会い、自分を取り戻した。自分がいったい何者なのか、どういう人生を歩みたいのかを問い直すいい時間だったとすら思えてくる(やはり不謹慎な人間だった!)。

人生の目的はいい時間を過ごすこと。ちなみに発売中のスペクテーターのコラムは今東光インスピレーションで「極上の暇つぶし」について書いた。肩書きの社交家は廃業、射幸家に転身。



事件を目撃 FISHMANS +

震災後、東京の空気が気に入らなかった(放射能ビビリ含む)ので10日間ほど大阪に滞在していたわけですが、そこで見たソウル・フラワー・ユニオンのライヴにゲストとして出ていた七尾旅人と気分がすごくシンクロできて、とてもいい時間を過ごせました。

ソウル・フラワー・ユニオンのライヴは全力演奏で、気合入ってるなあ、と感心しつつも正直ノレない自分がいたのですが、東京から大阪にやってきた空気に敏感なシンガー、七尾旅人のライヴは国内ディアスポラ気分野郎の複雑な心情に響く極上のアーバン・ブルースで大満足でした。

そして昨晩のドミューン。事件を目撃。七尾旅人とザックの相性がいいんだろうね。やけのはらパートを歌詞見ながら懸命に歌う郁子ちゃんの姿に個人的には癒されますが、彼女の治癒力のあるボーカルは多くの人の心に響いたことでしょう。「いい言葉ちょうだい」とか最高でした。だって程度の差はあれみんな傷ついてるんだもん。

DOMMUNE – A PIECE OF FUTURE – FISHMANS + 七尾旅人 + 原田郁子 – Rollin’Rollin’
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=bPUjx1bR2zs&feature=player_embedded[/youtube]

お陰で風邪が治りました。
日比谷野外大音楽堂のライヴの抽選も当選。
顔面麻痺はしぶとく継続中。



スペクテイター最新号 (23号) 絶賛発売中

[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=vXH3Nsv_ECI&feature=player_embedded[/youtube]

コラム書きました。
http://www.spectatorweb.com/

第一特集:WILD WILD EAST! TAIWAN
Quiet Adventure 台湾縦断 自転車紀行

台湾料理やマッサージだけが台湾の見どころだと思ったら大間違い。海、山、森に囲まれた自然の宝庫であり、プリミティヴな文化やスピリチュアルな世界観など、まだまだ台湾には未知の魅力が隠れている。歴史的にも距離的にも身近だけれど、実はあまりよく知られていない「麗しの島」の天然の魅力に迫った総力特集。
文/フランコ、青木由香、スペクテイター編集部
イラスト/相馬章宏(コンコルドグラフィックス)


第二特集:再考・就職しないで生きるには シーズン2

大好評だった前号の特集の続編。自分たちに必要な「場」や「コミュニティ」を築くためにダウン・トゥ・アースに活動を続ける4人の仕事人に話を聞いた。
長島源〈Cinema Amigo〉、神澤則生〈トージバ〉、JOTARO YOSHIDA〈ローカスギア〉、眞中やす〈SHOKU-YABO〉(敬称略)


…その他のコンテンツ

■ フードリテラシー「種のはなし」
野口勲(野口のタネ・野口種苗)インタビュー
私たちが口にしている野菜の多くは、F1(エフワン)と呼ばれる大量生産の技術によって生みだされたものだということを知っていましたか? 暴走する科学や大手企業の戦略の犠牲にならないためにも知っておくべき食に関する真実
取材・挿画/デイヴィッド・デュバル=スミス
構成・文/尹美恵

■ CMWC2010 GUATEMARA 2 Wheels Age Go for The World
中米グアテマラで開催された自転車メッセンジャーのイベント〈CMWC2010〉に参加するために世界中から集まったバイクメッセンジャーたち。時代を駆け抜ける彼らの心に芽生える「ある意識」について綴ったルポタージュ
文/伏見麻佳  写真/xray sexysushi

■ 証言構成『COM』の時代 あるマンガ雑誌の回想 1967-1973 第4部
手塚治虫が発行を続け、多くの漫画家を輩出した伝説の漫画雑誌『COM』。その投稿コーナー「ぐら・こん」をきっかけにデビューした四組の漫画家たちの、その後の人生をめぐる貴重な証言
ガンケ・オンム、吾妻ひでお、ふくしま政美、鈴木漁生、青柳祐介

■ In Search of the Spirit 連載3回目(最終回)
スピリチュアル界の達人との対話をつうじて精霊とのコンタクトを試みるエクスペリメンタルなインタビュー連載。鍼灸師・翻訳家・作家の上野圭一氏との対話・完結編
文/関口易正 イラスト/相馬章宏(コンコルドグラフィックス)

■ Apocalypse ‘60S 金坂健二 アンダーグラウンドのルシファー 連載4回目
アングラの教祖、映画作家、写真家そして“恍惚革命”の煽動家として激動の60年代を駆け抜けた男の軌跡を追ったルポルタージュ連載
文/北沢夏音

■ SMALL TALK OF THE TOWN(コラム・ページ)
文/加藤賢一、ANANYA、ハーポ部長、坂本大三郎、明石亮介、モリヤママコト、加藤小次郎、山田民族、岩根愛、越川芳明、淺野卓夫、tintin

and more…



レヴォリューション・ナウ! 地下大学再開!

昨晩、青春18切符で10時間以上かけて大阪から戻ってきました。西成や鶴橋など自由な雰囲気の土地で10日間ほど羽を伸ばしてきました。2月からずっとひきこもりで羽があることすら忘れていたので、とてもいいリハビリでした。関西の銭湯ってのはいいもんだね。

今夜から地下大学、再開。もちろん今日本で静かに進行している大騒乱(意識や信仰に対する大きな揺れ)についても触れられないわけにはいかないでしょう。平静を装っている人のなかにも大きな揺れがあるはず。いったい何を信じ、どのような心持ちでいるべきか。

こんなときこそ、いろんな人の話を聴いて、身の振りを真剣に考えてみたいものです。

場所は素人の乱12号店

1)3月25日 20時から
「レヴォリューション・ナウ!───千のタハリールへ」
イルコモンズ(文化人類学、映像アクティヴィスト)+木下ちがや(政治学)

2)4月28日 19時から
「ついに帰ってきた〈黒いアテネ〉───その思想史的地殻変動」
佐々木中(理論宗教学、小説家)+平井玄(半径1キロの思想家)  
       
3)5月(日時など未定) 
「タハリール広場からアズハル大学まで───エジプトの人びと」
山本薫(アラブ文学)+本山謙二(南島史、音楽論) 

▶お立ち会いの皆さま、お久しぶりです。

「非正規労働者のための、非正規教員による、非正規大学──地下大学」を再開します。

西山雄二さんを呼んで映像『哲学への権利』を観る会を催したのが2010年の1月、その前ブランクの多い半年も含めて既に2年近く経っています。失職、移動、病気、雇い止め、とプレカリアな人間たちに相応しい非恒常性ですが、再びこうした「アンダーグラウンドな学び」の場が必要な時が来ました。

フリーター運動やオルター・グローバル運動が停滞し、喧しいストリート右翼が現れたこの2年間が「民主党時代」だったのは偶然ではないでしょう。菅直人は「小泉化」したというより、アメリカ戦争追従+新自由主義の遅すぎた「トニー・ブレア化」した。温いNPO型新福祉+ソフト・ネオリベによるギデンス的「第三の道」が有効に見えた時は完全に過ぎたということです。オバマも同じこと。こうして全世界でnext movementが模索されている中に私たちはいます。

チュニジアやエジプトに始まる「アラブ大騒乱」もそのひとつの反応でしょう。もちろんアメリカの操作はある。インテリジェンス機関は「反グロ」の10年間から多くを学んでいる。「富裕なカイロ・アメリカン大学生による欧米志向の運動で、ナセル以来のアラブ主義に対する世代間闘争」という報告もある。しかし、それだけでタハリール広場に100万人も人びとが集まるというのか?

たしかにこういう動きを、表面的なアラブ主義やイスラム主義で説明するのはもはや月並みなクリシェです。だが事実としてチュニジアやエジプトこそ、この地域における新自由主義のモデル国家とされたのがこの10年でした。石油資本とIT資本の諍いを超えて、その底流にオルター・グローバル運動への応答が潜んでいるのは間違いありません。

それとともにマーティン・バナールのいう「黒いアテネ」が逆流してきたのではないか。西欧精神の起源とされるギリシアの社会を造り出したのは、北アフリカやアラブに囲まれたレバント(東地中海圏)だったと捉える思想地理の書き換えの中から、こうした変動を見つめる必要がある。

アラブ、アフリカ、ヨーロッパ、アジアという分割を超える思想史的な含意とオルター・グローバル運動、その両者の絡み合いの中から考えようという3回連続討議です。吉野家の牛鍋丼は280円、地下大学は500円。ワンコインで、大きく深く抉り出す思考と運動が緊急に要請されているのは間違いないでしょう。



余計なお世話

病人と乞食は三日やったらやめられない、なんて言葉がありますが、あれ、違うか、医者と乞食か、まあいいや、どっちも医療に関わる者だからね、そう、確かにやめられないのでございます。

神経麻痺ってものは三日やそこらで治るようなポップな病ではないので、気長に待つ必要があるのですが、そんなことではなく、もっとメンタルの問題なのであります。病人はおいしい。みんなやさしい。人のあたたかい施しを享受する身分であるという点では、やはり病人と乞食をセットにしてしまうのは間違っていないと思うのですが、病人からも乞食からも怒られそうですね。ともかく、病人で居続けたいという危険思想が自分の中にあるのを発見したときに、とても恐ろしい気持ちになりました。

おいしい生活

これは自然治癒力というものを鈍らせます。「治りたい!」という強い気持ちがないと病気は治らないというのはアンドルー・ワイル先生(入院中、ペペ長谷川氏から『ナチュラル・メディスン』暗示CDブックを頂きました)が口を酸っぱくして言ってることです。気をつけます。

日々みなさまからのご好意をありがたや、ありがたや、と受け入れているのですが、なかには余計なお世話というのもございます。これは「労働」という形態のなかから出てきます。先日こんなことがありました。

ブルース・リーの師匠の葉門(イップマン)の映画を観にいこうと新宿武蔵野館に向かう途中、まずは日常のスクリーンを奇麗にしようと思い、眼鏡屋さんの外に出ている眼鏡洗浄機に立ち寄りました。自分で洗浄していると店員の方がお店から出て来て、私にやらせてください、というのです。人の仕事を邪魔しちゃいけないと思い、どうぞどうぞとお任せすることにしたのですが、コミュニケーション労働の時代ですから、世間話という労働が彼に課せられていたのです。

「花粉症大変ですよねえ」と店員さん。顔を冷やしてはいけないので外出時は常にマスクをするようにしています。そして麻痺で瞼が鈍っているので常に涙目なので店員さんは勘違いをされたようです。

「違います。顔面神経麻痺です。」とボク

「・・・・・・・」

気まずそうな店員さんはさらに攻めに出ました。
「これからお仕事ですか?」

「無職です。」ときっぱり。

「・・・・・・・」

麻痺で愛想笑いができないのでちょっと相手にきつく響いてしまったかもしれません。それは申し訳ないことです。しかし、まったく余計なお世話です。現代の労働は余計なことばかりしているように思えてなりません。これからは眼鏡は自分で洗うようにします。



君も出世できる

前々から観たかった須川英三監督、フランキー堺、雪村いづみ出演のカルトミュージカルが今日から1週間(日、水、木、金)、神保町シアターで公開。木曜か金曜の平昼に行こうかと思います。平昼動ける方で興味あればご一緒に出世物語というファンタジーを堪能しに行きましょう。 マサラムービー気分で。神保町は美味しいカレー屋いっぱいあるしね。

昭和おしゃれ大百科 女優とモード 美の競演
女優とモード

未見の川島雄三作品(『あした来る人』『銀座二十四帖』『女であること』)もこの機会に観ておきたい映画。

また次の企画がそそるそそる。わがハーポシアターのプログラムの参考にしたいくらい。「色男」はファンタジーですが、「金と力はなかりけり」はリアルな話でございます。

【次回特集のお知らせ】次回特集は「華麗なるダメ男たち~色男、金と力はなかりけり~」―昭和を代表する男優たちの夢の饗宴、どうぞご期待ください。

中村登監督『夜の片鱗』(桑野みゆき・平幹二郎主演)ニュープリント上映!
他、森繁久弥『暖簾』・池部良『恋化粧』・上原謙『晩菊』・森雅之『女ごころ』・佐田啓二『しのび逢い』・東宝オールスター『団地七つの大罪』・藤山寛美『色ごと師春団治』・田宮二郎『裏階段』・山城新伍『喜劇 特出しヒモ天国』・三橋達也『愛と炎と』など、5週間35作品。



金のなる缶

再度お礼を申し上げますが、この度のわたくしめの病のために、カンパに協力してくれた方、本当にありがとうございました。

集まった金額を書くのも下品なので書きませんが、これまた奇跡的に入院費用とほぼ同じ額で大変助かりました。というのも3週間ほど嫌々働いた派遣労働で稼いだお金が入院費用とほぼ同じ額で、入院費用を稼ぐために働いてその結果、病気になってしまったのではないか、という気がしてならなかったのですが、皆さんのおかげで気が晴れました。

ハント症候群はウイルス性の病なので、ストレスと直接は関係ないのですが、ストレスによる免疫力低下によって引き起こされるものなので、遠因ではあるわけです。世の中には、嫌なことでも我慢してできる人間(そもそも何も疑わない人間もいるね)と、好きなことしかできない人間がいて、ボクは後者なのだと、この歳になってやっと病に気づかされた次第です。そして働くと貧しくなり、遊んでいると豊かになるという逆説を今現在生きているわけですが、これもみなみなさまのおかげです。まあ、感謝感激を繰り返すのも芸がないので、ひとつ物語でも紡いでみましょう。

P1230005

入院する数日前に和田堀公園で金のなる木を拾いました。金のなる木を拾うなんて縁起がいい、今年はお金がいっぱい舞い込んでくるぞ、と鉢から引っこ抜かれ無造作に放置された捨て木を家に持ち帰りました。拾って来た木のために鉢を買うのは癪なので、鉢を拾うまでとりあえずそのままベランダに放置してるうちに入院。退院して家に戻ると、病による散財を象徴するかのように、葉が全部枯れてしまっていたのです。

P3040009

回復のために、ハワイのティキドールをぶらさげてみました。ティキは古代からハワイ・ポリネシア諸島で崇められている精霊の総称で、それぞれ異なる姿と意味をもっているらしく、これはずばり金運に効くといわれています。金のなるティ木。なぜにハワイかというと、ポリネシアの文化と日本の文化の接点についてその昔、岡正雄という民族学者が『異人その他』で興味深い考察をしており、その影響であります。

余談ですがうちの近所の大宮八幡宮は精霊(小人)目撃情報が多いパワースポットして最近注目されていますが、テレビで小人発言を繰り返す的場浩司も頻繁に訪れるらしいです。小人目撃は無理だとしても的場目撃のチャンスはありそうです。

P3030007

金のなる缶も3つに増えました。これは金のなるティ木効果でもなんでもなく、同じジャスミン茶の缶をカンパの金から2つ購入しただけです。

入院費はすでに支払い済みなので、カンパのお金は誠に勝手ながらボク(ら)の道楽のために使わせていただくことにします。それは道楽のヒーリング効果を試す実験になるでしょう。完治するまでにすべてをきれいに使い尽くしたいと思います。お金の使い方についてはいろいろ悩みましたが、このお金を愉快に使い切らないと、生活のための新しいお金が入ってこない気がするのです。

まだまだ顔面麻痺は続きますが、三半規管麻痺に伴う平衡感覚の狂いはだいぶ治ってきました。麻痺が治ったというよりも数週間かけて脳が左右のバランスをチューニングし直した結果のようです。



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