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BLACK MACHINE MUSIC

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LINER NOTES

「ここ五年ぐらいのあいだ、デトロイトのアンダーグラウンドではテクノロジーを使っての実験が繰り広げられていた。それはテクノロジーの使用を拡張しようとするものだった。シーケンサーもシンセサイザーも安くなっていたし、何よりもおれたちは”恋に落ちた”とか”ふられた”とかの、古めかしいR&Bのシステムにはうんざりしていた。そこでおれたちはプログレッシヴな音楽を創出した。そしておれたちはそれをこう呼んだ。テクノ!」ホアン・アトキンス

「おれには過去がない。たった70年前かそこらのことしかわからないんだ。おれのお祖父さんが憶えていること、それがおれの過去のすべてだ。自分の故郷も知らないし、インディアンの言葉もアフリカの言葉も話せない。過去を持たない人間は未来を見るしかないだろう。それが希望だからさ。テクノは希望なんだ」マイク・バンクス

「そこにいる100パーセントが黒人だった。パーティは基本的にゲイのものだったけど、女の子もそこにはいたし、おれのようなストレートな男も多かった。正直言って、おれはそのときほどスピリチャルな体験をしたことはない。すべてが素晴らしかった。音楽、そこにいる人間たち、ダンス、雰囲気、サウンドシステム、それは未知のパワーのようなものだった。もう『ワーオ!』って、おれはもう、そこで何か摑んだ気がした。なんて言うのかな、例えば、おまえは何故、音楽を聴く? 明日を生きたいたいと思うからじゃないのか。だとしたら、そういう類のものすべてがそこにあったんだ。」
デリック・メイ

「政府はぼくたちの音楽がひとびとを勇気づけることを恐れておる。彼らにとってこの音楽は邪魔だ。何故ならぼくたちのような音楽が売れてもやつらに何の利益を生まないからだ。今ではこの音楽は、ゲイもストレートも聴くし、上も下も前も後ろもだし、セクシーなものも、ファンキーなものも、知的なものも、哲学的なものもある。ぼくたちはずっとDIYの精神でやってきた。メディアを利用していないと忠告するひとがいるけど、ぼくたちは自分たちが心から伝えたいメッセージにうなずいてくれるひとたちを大事にしたい」セオ・パリッシュ

「ただレコードを出すのではなく、みんなに何かに気が付いて欲しかったんだよ。すべてのことは目的があった。それがURだ。ただ曲だけを作ることはしなかった。曲を作る前にまず話し合って、そのコンセプトを決めてから、ぼくたちは曲作りに入った。そういうことはそれ以前のダンス・ミュージックにはなかった」ジェフ・ミルズ

「アンダーグラウンド・レジスタンスとは、ある運動に冠せられた名称である。それは、音響革命による変化を求める運動である。このレジスタンスにぜひ参加してほしい。そして地球人に供給されている平凡なオーディオ・プログラミングやヴィジュアル・プログラミングと闘うわれわれを支援してほしい。テクノとは、実験にもとづいた音楽だ。サウンドを通じて簡潔なコミュニケーションをとるテクノによって、国籍の異なるひとびとすべてが一堂に会し、ひとびとは自分たち自身で楽しむようになった。アンダーグラウンドのブラザーよ、シスターよ、機材がどれだけ原始的であろうと、自分たちの音色や周波を作ったり送ったりしようではないか。そうした音色を送って、プログラマーたちをこっぱみじんにしてやるのだ!」UR

野田努の名著『ブラック・マシン・ミュージック ディスコ、ハウス、デトロイト・テクノ』(河出書房新社)Tシャツバージョン。ボディの色はゴールドイエローとライトグレー。

ギャラクティック・ソウルを胸に秘めて。



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