Wearable Ideas RLL
2006′S 10 item & session & Books
今年2006年は itemとsessionとBooksリスト!
全部順不同ですけど、インパクト順かもしれません!
今年2006年は itemとsessionとBooksリスト!
全部順不同ですけど、インパクト順かもしれません!
●2006′S 10 item
1.MSC『新宿 STREET LIFE(DVD付)』
2.赤い疑惑『東京フリーターブリーダー』←∞セレクトなんで2005年が混じってました…
3.DJ NOBU MixTape
4.SEEDA and DJ ISSO編集『CONCRETE GREEN.3』
5.素人の乱9号店セピア
6.Youtube
7.リントン・クウェシ・ジョンソン『ドレッド・ビート・アンド・ブラッド』
8.チャベス←ベネズエラの猪木大統領
9.Banksy&Danger Mouse パリス・ヒルトンの万置きゲリラCD
10.抵抗食の会(仮)
●2006′S 10 session
1.5/26 ★ ギャザリング『スバラシキナカマ─ Come Together! Common Rockers! ─』@東京藝術大学
RLL主催イベント!!!! 野田努×RLL×毛利嘉孝+東方力丸+素人の乱
2.09/16日 ★ サウンドデモ『家賃をタダにしろ!中野・高円寺一揆』@中野→高円寺
主催:高円寺ニート組合、協賛:素人の乱・RLL・COSMO、デモ責・DJ:∞、動画:ハーポ部長、フライヤー:インテリパンク
3.7/1日 ★ シンポジウム『カルチュラル・タイフーン2006』@下北沢
上野俊哉セレクションのパネリスト、気流舎トークセッションとして参加!!!
4.11/26 ★ パーティ『コロガルカイ』@幡ヶ谷HEAVYSICK
主催:NOINONE、RLL出店、L?K?OやDeepThroat Xと競演!!!
5.8/13 ★ シンポジウム『オルタナティブ・スペースの思想と実践 〜00年代のムーブメント〜』@富山県利賀芸術村利賀スタジオ
主催:舞台芸術財団演劇人会議、パネリスト:∞・インテリパンク
6.8/29 ★ 高円寺阿波踊りのアフターアワーズのCOSMOと素人の乱セピアのお祭り騒ぎ!!!!
7. 4/9〜 ★ 『ネットラジオ素人の乱 日曜日 レヴォリューション・ポップ・ラジオ(RLL+二木信)』
パーソナリティーとして毎週日曜22時から放送開始!!
8. 春頃 ★ フランスのCPEデモ!
9.5/7 ★ イベント『マリファナ・マーチ2006in東京』@上野公園公園水上音楽堂
RLL出店、ランキン・タクシーに贈与!
10.7/29日 ★ 演芸『下流芸術の華ーー平岡正明・酒井隆史・平井玄による冗談思想3人会』@planB
主催:「3人会」実行委員(五所純子・ハーポ部長・二木信 and more)RLL出店
●2006′S 10 BOOKS
1.『ブラック・アトランティック—近代性と二重意識』ポール・ギルロイ
訳者の上野俊哉、毛利嘉孝、鈴木慎一郎の三氏はRLLにはスペシャルな存在! 出版した『月曜社』さん公認!!! 黒い思想をDigしろ!
2.『神の裁きと訣別するため(文庫)』アントナン・アルトー
「身体は身体だ。それはただそれ自身であり、器官はいらない。身体は決して器官ではない。器官は身体の敵だ」 文庫復刊記念でブートTシャツを製作!
3.『フーコー・コレクション〈6〉生政治・統治(文庫)』ミシェル・フーコー
ハーコーなスキンのフーコーのコレクション登場! B-boyはBiopolitics-boyだ! またもTシャツを製作でアゲアゲ!!! 今が旬!!!!!
4.『アンチ・オイディプス(上)資本主義と分裂症(文庫)』ジル・ドゥルーズ&フェリックス・ガタリ
『アンチ・オイディプス』新訳が出たので、僕らRLLがまたTシャツを作った! ∞のバイブル!
5.『平岡正明のDJ寄席』平岡正明
思想界のリー・ペリーこと平岡正明をDJに迎えた伝説のイベントをコンパイル!(ハーポ部長仕事!!!)
6.『愛と暴力の現代思想』矢部 史郎、山の手緑 著
中央線マルチチュードの先輩、高円寺ネグリ派の新刊! 鋭い抵抗線を新たに爪弾くグルーヴ!!!
7.『エレクトロ・ショック』ロラン・ガルニエ
RLLは「スバラシキナカマ」で野田努の語りからセカンドサマーオブラブを日本で政治=文化的に読みかえた。この本はその枕として読める名著。
8.『カネと暴力の系譜学』萱野稔人
すごく読みやすい。カネと暴力の話、略してカネボウ。歌舞伎町のキャバクラあたりでこの思想家のD&GとブランドのD&Gの接点をネタにトークしてもモテそう。
9.『ニューヨーク烈伝—闘う世界民衆の都市空間』高祖岩三郎
雑多なゲイやレスビアン、アフリカ系やプエルトリコ系などのマイナー人種、娼婦やホームレス、スクワッターのアクティヴィズムの多彩極まりない戦術には心底ワクワクする。しばらくは高円寺をニューヨークだと思って過ごそう。
10.『VOL 01』
VOL二軍の二木信の原稿の中にRLLと素人の乱がほんの少し登場!!
次点『さよなら、消費社会—カルチャー・ジャマーの挑戦』カレ・ラースン
訳がカッコ悪いのでいまいちだけど、一応RLLが日本のカルチャー・ジャマー第一人者として。
2007年RLLも動きますどうぞよろしく!!!!
- Action
- By intellipunk / Dec 31, 2006 9:35 pm
素人の乱ラジオ大晦日特別プログラム
12/31(sun)
★素人の乱ラジオ大晦日特別プログラム
RLLのインテリパンク、∞+∞=∞企画で、今年のカルチャーシーンと素人の乱の怒涛の一年を振り返りつつ、忘年会と新年会を兼ねて、どんちゃん騒ぎをするといった感じ!
大晦日はこれを聞くしかない!! 『06→07カウントダウン特別番組』
ネットラジオ「素人の乱」パーソナリティー全員集合!? 行く年来る年増刊号!! おまけに朝まで生ラジオ!?
06年、「素人の乱」はニートやフリーター、インディーズにろくでなし、正体不明の外人やひとくせもふたくせもある輩、その他もろもろの梁山泊として大活躍。有象無象の底力を結集、YouTubeでも40000PVのお笑い法令遵守「三人デモ」、国会議員までも引っ張り出した伝説的「PSE法反対サウンドデモ」、金持ちどもを心底から震撼させた「家賃廃止サウンドデモ」等々の大勝利を引っさげて、朝日新聞からオーマイニュース、NHKから赤旗まであらゆるメディアに露出した。高円寺北中通りの加盟店10号店までの出店によって高円寺の「素人の乱」化を着々と進め、そして路上居間や週間素人の乱や日刊NOPPIN配布や革命ランチや居酒屋セピアや週間動画や素人大学を、路上から芸大からインターネットから心の片隅まで、あらゆる場所に癒しと喜びと笑いを供給してきたのだ。
第一部【聞け、語れ、叫け、06年素人の乱の怒涛の奇跡の軌跡!!】
今、この国の若者を覆い尽くしている、無意味で展望のない低賃金労働から来る重度のストレス→うつ病発症→職を転々→年収200万円割れ→借金 →結婚できない→年金ももらえず家族のいない孤独なホームレスになる→路上で餓死。だれにでも起こり得る下層社会下降スパイラルの恐怖。もはやこの恐怖から逃れるには路上に出て暴れまくり、むかつく金持ちどもをやっつけるしかない!!! 混沌、貧困、右翼、犯罪が氾濫する07年日本を生き残るために、大晦日はこの地下放送にアクセスし、素人の乱に参加せよ!!!
第二部【激論! 異論、反論、オブジェクション! どーなる? どーする? 07年「素人の乱」化する高円寺と右傾化格差化する日本!!!】
第一部参加予定パーソナリティー
松本哉
山下陽光
小笠原瓊太
ミヤタハジメ
伊藤君
YOYO
内田るん
すっちー
∞+∞=∞
インテリパンク
他
ネットラジオ「素人の乱」
『06→07カウントダウン特別番組』
22:00〜28:00(朝の4時くらいまで!! )
高円寺北中通り・素人の乱9号店セピアより生放送!!
下記のリンクをクリックすれば聞ける!!
http://trio4.nobody.jp/keita/
- Action
- By intellipunk / Dec 29, 2006 7:31 pm
アソコのポジショニング問題
いきなり不謹慎なことを書いちゃいますが、芸能人の訃報というものは、退屈な日常生活にサプライズをもたらすエンターテイメントだと思ってます。芸能に携わるということは死までも見世物にすることではないか、と。葬式は彼ら/彼女らの最後のショーであり、テレビを通じて、一大スペクタクルとしてお茶の間に届けられるわけです。勝新の葬式のワイドショー映像、誰か持ってない?
丹波哲郎や岸田今日子の死がボクたちにとってショックなのは「大霊界」や「ムーミン」といったかたちで幼少時代に刷り込まれ、自分のイメージの中に入り込んだ何かを失ったことがショックなのであり、要は自分が想像以上に年齢を重ねてしまったことに対する驚きでしかないのです。
しかし、訃報で久々にヘコむ気分を味わいました。カンニング中島の死は、全盛期の虎ノ門を観ていたテレビっ子のボクにとっては、知人の死のように、フツーに(=とても)ショックなわけです。中島の死は葬儀のスペクタクルを生み出さないし、誰のノスタルジアも刺激しません。芸能人としては無駄死にです。まったく無念でなりません。
相方の竹山は、これから「かわいそうな人」というカテゴリーに分類されてしまうでしょう。これは汚れ系コメディアンにとってはタレント生命にかかわる大危機です。コメディアンにとっては、味方(ファン)と敵(逆ベクトルのファン)の視線のみが重要なのです。同情の眼差しほどキツいものはありません。竹山は、これを振り払うために、タレント生命をかけて相方の死をネタにする可能性がなくもありません。あるいはタレント生命を自ら絶つかもしれません。あんがい何事もなかったようにタレント活動を続けているかもしれません。今後の竹山の動向に注目です。
で、やっと本題なのですが青島幸男が死にました。ボクが嫉妬心で呪い殺したのかと思いました。ボクは青島幸男を妄想の中でライバル視していました。彼の芸風が好きなわけじゃありません。都知事としての仕事は全く知りません。ただ彼のポジショニングのみに嫉妬していたのです。
高度経済成長絶頂期に、サラリーマン経験もないくせに「サラリーマンは気楽な稼業と来たもんだ」と作詞して『ニッポン無責任時代』を演出した立役者が彼なのです。スーダラの思想家なのです。スーダラスタファリズムにとっては、ラスタファリズムにおけるマーカス・ガーヴェイのような存在なわけです。
スーダラとか無責任男とか聞くと植木等のことを連想しがちですが、彼はいたって真面目な性格だったらしいです。青島幸男が作詞した『スーダラ節』の歌詞の不真面目さに悩んだあげく、郷里の父に相談したくらいです。有名な話ですが、浄土真宗の僧侶である父は、その歌の歌詞を聞いて、「この歌詞には浄土真宗の教えがある」と言ったそうです。そして「スーダラ節」が生まれ、「スーダラスタ節」が生まれました。スーダラスタファリズムの思想的側面に影響を与えたのが青島幸男だとすると、情動的な側面に影響を与えたのが、植木等の父、植木徹誠だったのです。
青島のポジショニングのうまさの話をしようと思ったのですが脱線ついでに植木徹誠のいいエピソードを記しておきましょう。
世の中の戦争熱が高まっている頃、招集令状を持って壇家の人が挨拶にやって来た時、徹誠はこう言ってのけました。
「戦争というものは集団殺人だ。卑怯といわれても生き帰って来い。そして、なるべく相手も殺すな。」
今なら誰でも言えますが、あの時代にこんな言葉が言えるなんておったまげたものです。もう感動して、青島幸男のポジショニング問題はどーでもよくなりました。もう書くの疲れたし。
が、本題を書かないで終わる日記も寂しいので、簡単に要約しておきます。
クレイジー・キャッツ期における青島幸男のポジションはものすごくおいしい。あの位置にあこがれる。平成の無責任男こと、高田順次のあのポジションも同様にものすごくおいしい。あのポジションはただ待っていても獲得できない。楽勝に見えて、実は、かなり複雑な力に関する交渉事が必要とされる。それは密かに水面下で進行する。日々、ちょっとずつズラしていく。その結果があのポジションなのだ。
ボクの職場でのポジションもいい感じです。なんと今年の仕事納めは明日!怒涛の18連休です。同僚はもっと年末まで働いているんだけどね。これは単にボクの境遇がラッキーなのではなく、日々の地味な交渉術のなせる高度な技(アート)なのです。楽するためなら努力しますよ。
こんないいかげんな発言が周囲に許されるようになれば、そのポジショニングは大成功です。いい加減です。ボクはまだまだですねー。
↓
高田純次 発言集1000選
- HarpoBucho
- By harpobucho / Dec 21, 2006 4:21 am
文化と社会〜アートパスの発表を評しながら
東京芸術大学のこのイベントにひっそりと参加します。大学の授業の一環みたいなイベントなのでTシャツの販売はできないんだけど、今まで作ったTシャツを展示します。耳元でこっそと囁いてくれれば、裏の方でバレないように取引にも応じますよ。
「トーク&シンポジウム:文化と社会〜アートパスの発表を評しながら」
日時:12/17日(日) 14:00〜18:00
場所:東京芸術大学千住キャンパス第1講義室
ゲスト:バーナード・クリッシャー(元「ニューズウィーク」東京支社長、「カンボジアデイリー新聞」発刊者)
粉川哲夫(批評家、東京経済大学教授)
小田マサノリ(元現代美術家、民族誌家)
川上典李子(デザイン・ジャーナリスト、エディター)
司会 :インゴ・ギュンター(アーティスト、本学客員教授)
毛利嘉孝(社会学者、本学助教授)
- Action
- By intellipunk / Dec 16, 2006 1:58 am
サンタ
先日、地下鉄車中で5つぐらいの女の子とそのお母さんの話を聞いてしまいました。
女の子「サンタさんは本当はどうやってくるの?」
お母さん「ソリに乗ってくるんだよ」
女の子「ソリに乗ってくるの? サンタさんって人間?」
お母さん「サンタさんは人間だよ」
女の子「本物の人間がくるの?」
その後はお母さんが、プレゼントの方向へ話を逸らしました。
これは、その女の子の中でサンタクロースという存在の初めての疑問が生まれた瞬間でした。もしかしたらお母さんのいっている世界の説明は間違っているのではないかしら、とどこかで思ったのではないでしょうか。
これがサヨクの考え方です。世界が在るという状態を整合性をもって認識するということを、どう解釈するのかべきかできるのか。哲学的には認識論、もしくは存在論そしてフッサール現象学的思考です。う~ん、というかこれに関わらない哲学は哲学ではありませんね。それが今でも命題ですし、その哲学的な考えを現実に世界に引き戻すのがサヨクです。理不尽なことがあるなら、その問題を解決して世界を円滑に理解したい、という思考です。根拠のない世界のことわりを許しがたいという態度です。ですからそれらの哲学的思考がないのはサヨクではありません。
ってなヨタ話はおいといて告知。
「ヒップホップ塾 Lesson One」
@素人の乱 セピア
12月9日(土)start18:00
http://mixi.jp/view_event.pl?id=12732261&comment_count=10&comm_id=1210472
高円寺北中通り商店街にある飲み屋〈素人の乱・セピア〉にて、「ヒップホップ塾 Lesson One」を開塾!!豪華講師陣集結!!!!
上記パーティのフライヤー作りました。Bling-Blingなのを試してみました如何でしょう。
楽しそうなイベントなんで皆さん来るべし!
- Intellipunk
- By intellipunk / Dec 03, 2006 5:24 pm
GUCCIから飛び出してきたナマハゲを取り囲む公安警察官をロリィタメイドがヴィデオ撮影する@表参道
もはや何が言いたいのかわからないのだが、もともと言いたいことなんかあっても大して伝わらないのだから、適当に誤魔化してウヤムヤなことをやるよりは、思いっきり外側と内側をかき回して楽しむ方が生真面目にやって落ち込むよりは100倍マシってことに、ようやくみんな気が付き始めたのだった。サウンドデモが始まってからまだ数年だが、高円寺で生まれた滅茶苦茶な、だけど決して投げやりでも諦めでもない、むしろ確信犯的な悪戯心ってやつの新鮮で猥雑で堪えられない空気が、渋谷へと伝播し、ほんの少しズレつつ、以前の生真面目さをちょろっと引きずりながら、それでも、笑いと諧謔とハプニングで路上を満たし、僕達は爽快な足取りで空間をジャックしつつある。
時は満ちた。円は一瞬だけ閉じ、そして掻き消える。
表参道に入りかかったサウンドカーからはペペ長谷川氏のめちゃくちゃな前口上が始まっていた。曰く「日本の伝統行事ナハマゲが、今日、ここに降臨する!!」だとか、「貧乏人を搾取するネオリベはいねえがぁ、フリーターをいじめる悪い資本主義はいねえがぁ。」だとか。クリスマスを予感させるイルミネーションに飾られた木々や人通りが静かに舞い降りてきた闇の中に浸り輝き、そっと忍び寄った夕凍みが、光や歓語や夕餉の匂いなんかを引き立てるような時。デモ隊は表参道に雪崩れ込んでいった。そんな奇妙な一群が警察の先導者に導かれ、ピカピカの表参道に入っていくのはどことなくパレードのようにも見えた。
そういった意味でものめずらしげに通行人やらハイソなビルから僕らを見下ろしていた人々は、一体これはなんなのだろう?と、ニコニコしながら観ていた。そんな中、いきなり、ペペさんの「アーーーー!!ナマハゲだ!!キター!!!」の一言で表参道のGUCCIから飛び出してきた二体のナマハゲが包丁を振りかざして車道や歩道を見境無く走り回ると、もう、公安警察も制服警官も真っ青になって、リアル鬼ごっこが始まったのだった。そしてそれを撮影するロリィタメイドさん。アガる音楽に、デモ隊。歩道からはいつにもまして携帯で撮られる撮られる。走り回る鬼を追いかけて取り囲んだ公安警察官とナマハゲがもみ合い、怒鳴りあい、問答になるが、もはやその光景はシュールの一言。観ている誰もが笑顔を絶やさない。特に、公安警察官はフツー?の親父の格好(チノパン、もしくはケミカルジーンズにチェックのシャツにベストに野球帽)なので、そんないい親父が5人も6人もナマハゲを囲み、説教している光景自体が普通の通行人には異常なものだ。(おそらく、公安警察の存在さえ知らないのだろう。そして、だからこそこの光景が面白いのだ)
スペクタクルな勝利を僕らは勝ち取りつつある。
ちなみに、以前の高円寺家賃廃止サウンドデモでも登場し、大盛況だった路上居間も今回のデモで登場したのだが、残念なことに警察官の弾圧によって人が乗れなかった。高円寺では乗れたにも関わらず・・・・ それだけは残念だった。さて。高円寺では最後に神輿が合流するというハプニングがあって、今回はナマハゲだった。伝統行事というか、お祭ネタのハプニングデモが流行り出しているというのは、「デモ=祝祭」であり、「蕩尽」であるというバタイユ論を援用しているRLLとしてはますますサウンドデモから目が離せない。逃亡の想像力がサウンドデモを通してどこまで広がっていくのか?その答えはこれからのサウンドデモのデザインをどこまで快楽に結び付けていくことが可能か?という問いにあると思う。音楽やパフォーマンス、ファッション、メディアの路上実験として、サウンドデモがもっとめちゃくちゃになってくれればいい。
PS 今回は前日に買った機材を使用したために、2回も音を止めてしまったのが本当に無念。やっぱ緊張したらダメだねえ。ほんと。
あと、12月3日にもあるらしい。サウンデモパレードって何だよ!!デモかパレードかどっちかにしてほしい。主体は・・・
http://www.kyokiren.net/_info/profile
小森陽一や高橋哲哉。リベラル左派ですな。個人的にはクラブ活動で体育館や教室をクラブに!!運動場をレイヴに!!にして欲しい。これはめちゃくちゃな提言ではなく、初期ヒップホップが生まれたのは学校の運動場で勝手にDJブースを出して皿を回してた黒人達なんだから、運動場でパーティーするのはクラブカルチャーでは正統派だ!!
▲▼▲▼サウンドデモパレード詳細▲▼▲▼
♪【日時】12月3日(日)
12:50~13:00 オープニング☆
13時~14時 パレード
14時~15時 駅前宣伝
♪【場所】宮下公園出発→渋谷1周パレード→宮下公園着
その後、渋谷駅駅前で街頭宣伝
♪【参加対象】40歳くらいまでの若い人、及び気持ちが若い人。
♪≪サウンドデモパレードとは≫・・・車の荷台にDJと音響機材を乗せて
音楽を流しながら、その後ろを歩くデモパレードのことです。
心地よい音楽に身をゆだねて、街を歩くのは楽しいですよ。
♪ 【その他】
着ぐるみ、変装大歓迎!
楽器、鳴り物、もちろんOK!
派手におしゃれに表現しましょう!
街を歩く人に届くようなメッセージをプラカードにして
持ってくると、アピール効果大です!
【問合せ先】
<問い合わせ先>教育基本法の改悪をとめよう!全国連絡会
〒113-0033 東京都文京区本郷5-19-6坪井法律事務所内
Tel&Fax 03-3812-5510(平日午後2時~5時半以外は留守電の場合あり)
メールinfo@kyokiren.net
<ホームページ>
http://www.kyokiren.net/
- ∞+∞=∞
- By ∞+∞=∞ / Nov 28, 2006 6:08 pm
ぞろ目の指向と偶然の思考と混沌の嗜好
hiphopをいかに聴いて解釈するか。
匿名性と快楽性のエレクトロニカやハウスの様に聴くか、大時代ロックや大文字のジャズの様に聴くかは重要だ。
物語では読めない音響の叙事、徹底したトラック主義か。それとも実存の張り付いた叙情、主人公の独白としてか。
計算され計画された精巧なデザインか、狂気をはらむ真実である私小説か。
また、例えば越路吹雪や美空ひばりや勝新太郎の様な芸能や演芸、つまりネタのあるエンターテイメントとしてとらえるか。それともアートやジャズやシネフィル映画や大時代ロックの様に、人間の世界の芸術概念の新しい提出と更新という歴史的意味を持つベタと捉えるか。
音の意図か音の意味か。
どのようにして撮るかがカメラマン。何を何故撮るかがフォトグラファー。さてラッパーはどうか、トラックメイカーはどうか。聴くものと作るものの意図はどうズレているのか?
とかを考えると、ロックはある時代の流れに乗って生成して衰退したんだとわかる。
50年代[芸能(叙事)]→60年代[芸術(叙情)]→70年代[芸術(叙事)]→80年代[芸能(叙情)]→解体
と。ひとりでくだらなく考えていたりします。
ドゥルーズ曰く差異を見つめて概念を創出することが哲学の仕事らしい。んじゃ哲学的な妄想は好きなんだな。
RLLのハーポ部長が駄ジャレ好きで、似ている所を見つけたり、無理矢理似せて結び付けたりして考えるタイプで面白い。僕は区切りを付けたり、系譜や流れの道筋をたどったり、それによる物のジャッジをしたりする裁きのタイプだから。真逆の思考を絡めて物を作っているので、表現の幅があってRLLには可能性感じる。
例えば、ひとりで区切りを妄想。
餡トーストはご飯か? おはぎはお菓子か? ホットケーキは?
ダンスとスポーツの境界はどこに? フィギアスケート/シンクロナイズドスイミング/新体操は? そしてそれぞれのジャンルのダンサーの境界範囲は?
近代とはどこからか? 18世紀後半のフランス革命とナポレオン? 18世紀のイギリスの産業革命? 17世紀オランダ海上帝国の株式資本? 17世紀の神聖ローマ帝国衰退とウェストファリア体制? 16世紀ドイツのプロテスタンティズム? 15世紀イタリアのルネサンスと金融? 15世紀スペインのレコンキスタ(イスラム再征服運動)と異端審問? それとも15世紀ポルトガルの大航海時代?
いやそれは順序があるのかな。レコンキスタでユダヤ人がヴェネチアへ行き、そこで金融が栄えルネサンスが開き、大航海時代で文化が混ぜ返され、ギリシアローマ文化の復興から印刷が発明され宗教改革が興り、三十年戦争で主権国家体制を作った西欧に文化の中心が移り、政治と宗教が分かれ、東インド会社貿易で株式からブルジョアが生まれ、国民国家の市民革命と産業革命が帰結される、と。
中世から合理主義と啓蒙主義と人文主義と国民国家と資本主義と民主主義が順次弾け飛んだわけだ…近代は歴史の流れの中の偶有性の帰結か。で、その先は…
- Intellipunk
- By intellipunk / Nov 26, 2006 5:06 am
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2010.2.27 反新宿署!高円寺路上大パーティざまあみろデモ 【予告編】-
覚せい剤撲滅プロパガンダ 東映編 -
2006/9/16 家賃をタダにしろ!中野→高円寺一揆!予告編
家賃廃止要求デモ!
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