レイヴカルチャーよ、死ぬな!我々はお前が必要だ!

 もう、いい。我慢できない。なぜ誰も何も言わない。なぜ黙ってる? いつからイイ子ぶってるんだよ? ふざけんな。言いたいことを言えよ。人生で最高の瞬間(そして時に最悪の瞬間)をこれでもかって与えてくれたパーティーカルチャーとドラックが酒井法子と押尾学に関するクソ報道とクソ愚民によって潰されかかってるってのに、なぜ誰も何も言わない? 何、コソコソヒソヒソ話してるんだよ? わかってるだろ? 「ドラッグの無いレイヴは気の抜けたコーラと一緒」だって。レイヴにはSやブリブリな大麻のバッヅや×(MDMA)が入ったパケやら炙ったスプーンやらが落ちてたり、ヨレて死体みたいになったヤツがスピーカーに何時間も張り付いてぼけーっとしたり、真っ白な顔していきなりドボドボ嘔吐したり、真っ青な顔してズボンの股間がジワーってなって、なんだ?って思ったらションベンもらしてるじゃん!コイツ!ウゲーって思うのは10年以上前から普通? にあった光景だろ。(ファーストサマーオブラブから計算すれば50年以上前!)いや、さすがにそこまで見たときはオレも引いたけど、さ。(てか、10年前は普通にマジックマッシュルームを売ってるキノコ屋とか路上に出てたじゃないか。代々木公園で。なぜ誰も止めなかった。ドラッグやらないやつらも子供が「パパこのキノコなーに?おいしいの?」って聞いて「さあ、なんだろうねえ」って笑って観てたじゃないか、妙にほほえましい感じで。)



 Ok。わかってる。海外じゃもっと酷いことになってるって。







インドのゴアじゃ毎年何十人もドラッグで外人旅行者が死亡して、レイヴが禁止に・・・

http://www.higher-frequency.com/j_news/february05_i/18/2.htm

ゴアの新政府がレイブ・パーティーを全面的に禁止する方向へ

>新たに選出されたゴア政府が、インド西部に関する新たな規制事項を発表し、Anjuna-Arporaビーチ一帯におけるレイブを全面的に禁止することを明らかにした。観光大臣のDr. Wilfred de Souza氏は、「レイブが地元の人たち、とくに学校にとってとても迷惑な存在である」と述べ、今後はレイブに関しては一切を禁止するように地元警察に指示をすぐさま下したようだ。Anjuraといえば、長年にわたってゴア・サイケのコミュニティーにとってのメッカとして知られてきたところであるが、地元の新聞が伝えたところによると、その近辺に暮らしている修道女たちの中には、ノン・ストップで繰り広げられるパーティーのせいで、三日三晩眠れない人もいたと言う。騒音の問題だけでなく、最近多発しているドラッグの過剰摂取による外国人旅行者の死亡事件も、今回の一連の動きに何らかの影響を与えていると思われる。警察によれば、過去1年半で少なくとも59人が不審な死に方をしており、そのうち28人はイギリスからの旅行者だったようだ。






イギリスではクリミナル・ジャスティス・アクトと条例697

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%96%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%96
>しかしレイブの隆盛をドラッグ禍の問題や社会の不安定化の観点から危険視した政府・警察によりたびたび圧力を受け、最終的にはレイブを行うことを取り締まる法案、クリミナル・ジャスティス・ビル(「反復するビート(repetitive beats)」に対する規制)が成立することとなる。


http://www.higher-frequency.com/j_news/june09_i/02/1.htm
http://www.higher-frequency.com/j_news/july09_i/31/1.htm
>条例696が、イギリスの政治家達に可決されたことにより、今後ロンドンのクラブに出演するDJ達は本名、生年月日、そして、住所を警察に提供しなければいけないことがついに決定した。






そしてアメリカじゃ完全武装の軍隊が催涙弾を使ってレイヴ会場を急襲

http://d.hatena.ne.jp/ziprocker/20050829
>100%合法だったパーティーに迷彩服を身にまとい、ライフルやマシンガンで武装された警察が現れ、令状無しで無抵抗のパーティーピープルに殴る蹴るの暴行、並びに催涙ガスの使用、そして証拠となるビデオテープの没収といった行為を行ったということ。






日本じゃ去年くらいからレイヴの一斉摘発が・・・

http://d.hatena.ne.jp/ziprocker/20080818
>県警は17日、高崎市の無職少女(17)と20歳代6人、40歳代1人の計8人を麻薬取締法違反(使用)、大麻取締法違反(所持)などの疑いで逮捕した。発表によると、8人はいずれも16日夜から17日朝にかけ、みなかみ町粟沢のキャンプ場での「レイブ」と呼ばれる屋外音楽パーティーに参加、合成麻薬「MDMA」を使ったり、乾燥大麻を所持したりした疑い。レイブは、夜を徹してダンス音楽を演奏する若者中心のイベントで、同キャンプ場では地元のラフティング業者の一部が「フルムーンパーティー」と称して8年ほど前から開催。インターネットなどで呼びかけ、夏季の年6回、満月の日にあわせて開き、この日は約400人が参加していた。県警幹部によると、「参加者が薬物を使用している」という情報が数か月前から寄せられ、この日は約200人態勢で捜査していた。
(2008年8月18日 読売新聞)





そしてまたまた酒井法子と押尾学騒動を受けての違法摘発!!よりによってGOAGILのパーティーかよ!


http://illcomm.exblog.jp/10166219/
▼「レイブ」に向かう6人、大麻所持容疑で逮捕」

▼「GOAGILへご来場下さった方へ」
http://yamauto.jp/goagil_chuushi.html
「2009 年8月29日。警察の検問によりGOAGILのパーティへ来られる方より数名の逮捕者が出ました。それによって、警察より山水人代表者が呼び出され「”レイブ”を中止にしない限りは会場内での一斉捜査を行う」という通告を受けました。弁護士に相談した所、執行はありえるという事でした。純粋に音楽と自然を楽しみに来られている中で大変不本意ではありますが、山水人運営者たちでの話し合いの末、GOAGILにも理解を得た上で、4時間半程のプレイの後に、中止とせざるを得ませんでした。






ついにはレイヴだけじゃなくて薬物に関する言葉を歌詞に入れるな!とレコ倫による言葉狩りまで!!
http://twitpic.com/fj7fp
recorin.jpg






そんな今じゃ嫌われもののレイヴも05年には堂々と流行現象ってことで日経新聞に取り上げられていた過去!!


日経MJ新聞05年8月15日より。
http://www.nikkei.co.jp/mj/
>DJが流すテクノなど電子系の音楽に合わせ、エスニック調のファッションに身を包んだ若者が一晩中踊り明かす―。「レイブ」(英語で大騒ぎの意)と呼ばれる野外イベントの人気が高まっている。この夏全国各地で開催されるレイブの数は昨夏比2倍の100程度と見られる。個人や中小のイベント会社が主催する数百人規模の集まりが中心で、大規模な野外コンサートにはない手作り感と自由な雰囲気が売り物だ。レイブのDVDや音楽CD、グッズの売れ行きも伸びており、ブームはさらに加速しそうだ。


(グッズの中にいろんなドラッグが入ってるのは当然だよね!!!)







6月で代々木公園野外ステージにおけるレイヴが前面禁止に!
http://d.hatena.ne.jp/ziprocker/20090619
に、書かれた感想


>こんな事実があったなんて知りませんでした。

レイブに参加したことは無いですが、この措置には甚だ疑問を感じずにはいられませんね。

私は極度のアンチドラッガ、アンチスモーカですが、同時に極度のクラブミュージック好きです。

そんな人も少なからずいると思います。

警察や警備だらけのレイブがあってもいいと思います。

逆に安心して大音量の中音楽を楽しめるのにと思います。

よくクラブで迷惑な客がいますが、そういうのが嫌なクラブミュージックファンもいるんです。

不良品が1000個に1個入っていたからといって面倒だから箱ごと捨ててしまうんではなく悪い部分だけ取り除く監視の努力もしてほしいです。

内部と外部の人々が共存していけることを願ってやみません









 いや、もう、アホかと、バカかと。はっきりと言おう。そもそもレイヴカルチャーのレイヴという言葉自体が「バカ騒ぎ」を意味しているのだ。聖なるオージー、つまり、何の役にも立たないお祭り騒ぎのことだ。御乱交なのだ。そしてそれは日常ではなく、非日常的な祝祭空間に他ならない。そこは日常的なルールや秩序からはみ出した、カオスの統治する空間だ。クラブやレイヴが持っている輝きというか、空間的なアウラ、アジールとしての特性はいかがわしさの持つ聖性、なんでもありということに尽きるに決まってる!! (インドじゃその祭で死ぬと天国に行けるって祭があるように、レイヴは生が充実しているがゆえに死に近い場所だ)重要なのは危険性があるからといってそこが権力や法によって統治されるのではなく、参加者それぞれが自由勝手に楽しみつつ、自発的に自治する空間ってことだ。(早い話がアナキズムで、これは金を払えば後はなんでも揃ってるパーテフィーやフェスじゃない。全部てめーのことはてめーでやる原始的なパーティーの話をしている。)それでも、個人ではどうでもならない部分に協働/協同関係が生まれ、つまり、いいパーティーにはいい助け合いがあり、暗黙のルールとその場を埋める共有感覚がある。それは決して警察や警備だらけの不信と不安が空気を支配するレイブでは生まれない。(欧米じゃドラッグでバッドになった人間を助けるための自助組織がレイヴ初期からあったように・・・・)


 個人的には薬がある、無しに関わらず、共有できる空気の密度こそが重要で、それは外部の権力やルールの押し付けで生まれるものじゃない。安心というのは退屈とほぼ同義だ。危険や不安がドキドキさせてくれるのを楽しんでいけないって誰が決めた? 冒険のないパーティーのどこがパーティーなのだろう? 山に登って人が死んでも法律で登山を禁止しろとは誰も言わない。自動車レースや公道であんなに人が死んでるのにレースや自動車を法律で禁止しよう!ってだれも言わない。(もちろん、免許制度やプロ、アマに限らず訓練や知識の伝達は重要だ)なぜ、ドラッグだけはちょっと死んだくらいで、すぐに禁止!!禁止!!となるのか? レイヴにおけるドラッグの使用で何人も廃人になったりくたばってはいるが、その何倍、何十倍、何百倍もの人間が、レイヴと薬のおかげで生き続けている、つまり、常に、小刻みに、死に、生まれ続けること=活き続けることができてるんだって!! 別に薬がなければ最高のパーティーじゃないとは言わない。でも、いい場所にはいいモノがあるよね、蓋然的に、と、言おう。そしてその場所にはアナタが何かキメてブっとんでも必ず最後まで助けてくれたり、何をどうすればどうなるのか?無料でちゃんと教えてくれる先輩やら友人が高確率でいるのだと。ショボイ個人の経験だが。(その逆にダサくて高いパーティーにはクソネタをぼったくり価格で売るクソプッシャーしかいないのだ。そしてそいつらはキミが薬でバッドになったら一目散に逃げ出すに決まってる。)もし、絶対安全で薬も酒もタバコも無い、健康的でまったくいかがわしさの無い安全なパーティーやレイヴが欲しいなら、保険にでも入って、部屋の中に引き篭ってクラブやらレイヴのDVDでも見ながら一人でシコシコとAVを観てオナニーするように踊っていればいい。しかし、性病を恐れるあまり1センチも厚みのあるコンドームを使って、それは本当のセックスだと言えるのだろうか?



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