プロテスト・ソング・クロニクル 反原発から反差別まで

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デモやらなにやらやっていて、告知をすっかり忘れていてすいません。
この『プロテスト・ソング・クロニクル 反原発から反差別まで』の執筆に参加しました★
鈴木孝弥さんのまえがきの「<3・11>を体験した今こそ味わいたい<闘いの歌>」が熱くてここだけでも読んで欲しい!

多くの人、特に若い世代の読者にとって、<プロテスト・ソング> は <ラブ・ソング> <ノヴェルティ・ソング> のような、観賞用ポピュラー・ソングのいちカテゴリーに過ぎなかったかもしれない。しかし<3.11>以降、この <プロテスト・ソング> という語の語感が、みなさんの中で何かしら変化してはいないだろうか? あの事故以来、新旧の反原発ソングを自宅で、携帯プレーヤーで、デモの現場で、クラブで耳にしたとき、<音楽を楽しむ> という感覚の内部に、過去未体験の、文字通り”リアリティ”を伴う、胸の奥が軋むような共鳴を感じなかっただろうか?心当たりのある人は、そのとき <プロテスト・ソング> が鑑賞の対象物から初めて自分の道具になったのだと思う。共鳴は同感であり、その <プロテスト> はすなわち自分の感情の代弁である。そして、その楽曲は自分の叫びの拡声器である。実際に具体的な抗議アクションを起こせば(それを促すことこそアーティストの作曲意図であるはずだが)、その曲は抗議に集まった市民の旗印にもなる。そしてその場においてのみならず、インターネットを介して敵を狙い撃つ闘いの武器になる。そしてさらなる共鳴を波及させ、賛同者を引き寄せて運動を拡げるツールにもなる。

ホント俺の原稿なんて読まなくていいから、でもすごく興味深いたくさん抵抗の歌が紹介されているのでYouTubeで聴きながら読むとアガリマスよ。
色んな有名な執筆者の読み応えがある記事の中で、ちょっと変なバランスのとれないことを書いてるのが僕です。
書いたのは以下の3曲!

[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=yaqQYetCH8U[/youtube]
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=X-MSQQwy-AQ[/youtube]
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=fNUbKdkPQBk[/youtube]

いずれも名曲。
ホントはマニックスの「Nat West–Barclays–Midlands–Lloyds」とプライマルの「Come Together」とローゼスの「Elizabeth My Dear」の政治性について書くつもりだったんだけどな。おかしい。
孤独のダンスの911の話とシップビルディングのサッチャーの話は、プロテスト・ソング本に欠かせないと思ってねー

9月18日放送のTBSラジオ『高橋芳朗HAPPYSAD』で鈴木孝弥さんがこの本の紹介と、いい話してるんで、よかったら聞いてみて!
http://www.tbsradio.jp/happysad/2011/09/-20110918-2.html
ポットキャスト→http://podcast.tbsradio.jp/happysad/files/0918happysad_goodfriends.mp3

孝弥さんがかけた曲
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=7cSAKlu0OlU[/youtube]
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=0WxgeYXCjM8[/youtube]



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