模索舎イベント二発開催!

僕らRLLがお世話になっている模索舎関連のイベントで興味深いのが連続開催。




フランコ・ベラルディ(ビフォ)の 『プレカリアートの詩』を今読んでますが、かなり面白いです。
ベルナール・スティグレール、ミーツ、パオロ・ヴィルノって感じで、認知資本主義
説明1 説明2 の基本文献ですね、マストです!
「抑鬱、パニック、不安、孤独感、そして実存的な苦難。しかし、こうした個人の症候を無期限に隔離したままではいられない。精神病理学はこれまでそうしてきたのであり、経済権力もそうしておきたいと望むのだが「疲れ果てたなら地中海クラブに行ってヴァケーションをとりたまえ、薬を飲んで癒やされて、地獄からすっかり離れた精神科で治してもらって、自殺すればいい」などと言うことはできない。そんなことはもう無理なのだ。問題は成長しつつある実存的苦難の塊である。
これが社会システムのど真ん中で爆発しようとしているという決定的な事実を忘れてはならない。今日、資本に必要なのは精神的エネルギー、心理的エネルギーなのである。まさにそこにこそ吸い取るべき能力があるのだ。だからこそ精神病が社会的シーンの中心で爆発しようとしている。」

「左派政党は二〇世紀を通じて労働者階級の理想と期待とを裏切り霧散させて、階級もろとも消滅することを避けたのだったが、今日また同じ途を新世代とともに歩もうと死にものぐるいで試みている。しかしレーニン主義と社会民主主義の後継者たちにはもはや新しい社会的現実の兆候を分析する能力もなく、リベラルなハイパー資本主義に服従する「改良主義」と古いイデオロギーを防衛的かつ残余的な形で再提起しようとする「抵抗勢力」の立場を振り子のように揺れている。」




そこにタイムリーにこんなイベントが!
当時イタリアのビフォらのやっていた自由ラジオを紹介し、80年代に自由ラジオラジオホームランらを広めた粉川さんがトークするよ!


〈座談会〉フランコ・ベラルディ(ビフォ) 『プレカリアートの詩』をめぐって
とき: 3月14日(日)
開場18:00 スタート18:30

【座談会】
フランコ・ベラルディ(ビフォ)『プレカリアートの詩』をめぐって

スピーカー
粉川哲夫(批評家)
藤井光(美術家/remo*TOKYO)


場所:素人の乱12号店
参加費:500円
当日は模索舎から多数書籍の出張販売あり。

フランコ・ベラルディ(ビフォ)
一九四九年ボローニャで生まれる。七〇年代イタリア・アウトノミア運動の中心で活動。
七七年、パリへ逃走し、以降、ガタリと協働する。メディアと労働をめぐるラディカルな
思考と実践を展開しつづける。
http://www.mosakusha.com/voice_of_the_staff/2010/02/3-3.html




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模索舎は40周年なんですね!僕らもずいぶんお世話になってます。
で、ブラックパンサーも率先した黒人の店で買おうムーブメント「バイ・ブラックhttp://www.buyitblack.com/」の様に、僕らも模索舎で本を買おう!ムーブメントを興したいものです。

RLLはこの日、新作『ニーチェ』Tシャツリリースいたします!!!!



もちろんこのイベント外せません。
『原子力都市』(以文社)を献上したばかりの矢部史郎さんやいつも饒舌な廣瀬純さん、最近始めたブログが超ヤバい五所純子さんなど、多数参加!!!!





模索舎40周年記念イベント
とき: 3月22日(月・祝)
12:30開場 13:00開始

第1部 13:20〜14:50
模索舎の時空間をめぐって
<出演者>
五味正彦(模索舎元代表) 
平井玄(音楽批評家) 
矢部史郎(模索舎元舎員)

第2部 15:20〜16:50
勝手に生きよ/人生!
<出演者>
廣瀬純(映画批評家)
1971年生まれ。パリ第3大学映画視聴覚研究科博士課程中退。現在、映画批評家、龍谷大学経営学部教員、仏映画批評誌『Vertigo』編集委員。著書に『シネキャピタル』(洛北出版)、『闘争のアサンブレア』(月曜社)、『闘争の最小回路』(人文書院)、『美味しい料理の哲学』(河出書房新社)。訳書にパオロ・ヴィルノ『マルチチュードの文法』、トニ・ネグリ『芸術とマルチチュード』(月曜社)、『未来派左翼』(NHK出版)などがある。

五所純子(文筆業)
1979年生まれ。文筆業。初の自著『スカトロジー・フルーツ』をbccks「天然文庫の100冊」より発売中。
http://bunko.bccks.jp/

アサダワタル(日常編集家)
1979年大阪出身。アートを軸にメディア、地域政策、福祉、教育など領域横断的な表現活動を行う。02年〜09年まで「大和川レコード」名義で活動、10年にソーシャルクリエイティブユニット「事編 -kotoami-」を立ち上げ。異なる背景を持つコミュニティを繋ぐための「文化的装置」をプロジェクト形式で発案実行。「住み開きアートPJ」主宰。「築港ARC」ディレクター。「NPO法人cocoroom」副代表理事。
http://yrecord.exblog.jp/

ところ:大久保地域センター 
東京都新宿区大久保2丁目12−7
JR新大久保駅徒歩8分 地下鉄副都心線東新宿徒歩5分 地下鉄大江戸線東新宿徒歩8分

資料代:500円/カンパ歓迎!
主催:模索舎/模索舎再建実行委員会


<40周年イベントに際して> 

 模索舎は今年で創立40周年を迎えました。 1970年に「情報センターへのシコシコ・模索舎」として設立され、これまで存続してこられたのも、皆様の温かいご支援の賜物です。謹んで感謝申し上げます。

  しかしながら現在、模索舎の経営は逼迫しています。 オンライン通販や大型書店による寡占化、未曾有の出版不況が加速度的に進むなか、売り上げの落ち込みは深刻であり、40年にあたる今年の10月に果たして存続できているか、確約できない状況です。

 3人の舎員で話し合いを重ねましたが、もはや舎員だけの経営努力では存続は困難であり、抜本的な改革が必要だ、という結論にいたりました。そこで舎外にも協力を求め、有志により再建実行委員会を結成し、組織運営や活動のあり方に関して何度も協議を重ねて参りました。

 模索舎は通常の書店とは異なり、取次(卸業者)を経由せず、出版社や制作者の方々と直接取引し、一般書店では置かれない少部数の出版物やミニコミを、原則無審査で店頭に置いています。小流通と無審査にこだわるのは、商業的な流通システムから弾かれる出版物も貴重な民衆の財産であり、表現の自由を保障する場であることを、その理念に掲げているからです。

 出版の世界は激動期にあり、創立40周年は模索舎にとって非常に厳しい試練の年となると思われます。そこで、まずは40周年を乗り切り、再出発を図るため、当イベントを開催することとしました。第一部では、世の中や暮らしのあり方を捉え返す場としての模索舎の実践を振り返り、第二部では現下の時代・社会状況のなか、模索舎がいかなる場=メディアであり得るのか、率直に討議できる場にできればと思います。

 またイベント開催後も、運営のあり方を見直し、より多くの方々の参加を得ながら、再生のための動きを作り出していく所存ですが、そのためにも皆様の後押しがどうしても欠かせません。カンパのお願い、サポーターズクラブの開設、イベントの開催など、追ってブログ等でご案内させていただきたいと思います。

 改めてこれまでのご愛顧に感謝申し上げますとともに、いま一度のご支援をお願いいたします。
http://www.mosakusha.com/mosakusha40/




今夜22時の素人の乱ラジオ「かくめい生活研究所」も夜露死苦!!!!!!!
ラジオ→ http://trio4.nobody.jp/keita/
UST→ http://www.ustream.tv/channel/rll-revolutionary-lifestyle-laboratory


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  • Tag:
  • By intellipunk / Mar 07, 2010 1:23 am

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