存在のフリークス性

M-1

朝起きると、仕事さぼりの達人のハタくんから「仕事が暇なのでM-1グランプリの予選を観にいこう」とメールあり、自転車で渋谷の電力館へ。仕事をさぼってまでのお誘いを無業者が断るわけにはいかないだろう。

向かう途中の環七沿いのドンキホーテの前に小汚いアヒルがギャーギャー鳴きながら歩き回っていて(主人が買い物中の飼いアヒル?だった)、こんな風景滅多にないだろうと動画をまわしていたら遅刻。

お目当ての山下陽光氏が結成した漫才コンビ、スマンコッテすでに終っていてがっかり。第1予選はキャンセル者が多くて、巻きで進行していたみたい。まあ、こんな機会は滅多にないだろう、としばらく楽しむことに。

持ち時間2分の漫才のオンパレード。30組ぐらい見ただろうか。印象に残ってるのは「統合失調症」という自分のディープな病名をカミングアウトしてからはじまる漫才。相方の存在は、幻覚と幻聴ということで無視され進行する奇妙な世界。なんか時空歪んでたな。東映ヤクザ映画へのオマージュ感があった「兄貴と舎弟」のコントもかなりよかった。

なかには面白いものもあるけど、漫才の中身は退屈なものが多かった。退屈という表現を使うと芸人さんたちに失礼だとしたら「常識的」と言いなおそう。ボクが笑うタイミングはだいたい規格を逸脱した瞬間だから、真面目に「お笑い」をされてもそんなには面白くない。笑いはもっと不真面目なものがいい。不気味なものがいい。みんながドッと笑うポイントは、ネタの内容よりも存在のフリークス性にあるような気がする。テレビのギリギリをせめて欲しい。

MJ

MJという存在はいったい何だったのだろうか、ということが最近気になっている。MJがアポロシアターではじめてムーンウォークした動画をYoutubeにアップしているせいで世界中からマイケル崇拝のコメントが今でも頻繁にメールでボクのもとに届く。

公開時には興味のなかった『THIS IS IT』を観てみたのだが、いまいちぴんとこない。ボクが気になっているマイケルの姿が映っていない。最近、Youtubeにアップしたこの動画は、ボクの気になっているマイケルをしっかり捉えているように思う。

THAT IS IT
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=ce8sq9y60as&feature=player_embedded[/youtube]
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=A16rvIpH8Xk&feature=player_embedded[/youtube]
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=7bqEBxJ_jb4&feature=player_embedded[/youtube]

キムタクのTシャツのメッセージがMJ的!



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