Profile Manifest Radio
Term Respect Demo&Protests Chari_T Music Pot Limited Rude Ladies Line
Order Attention Infoshop
intelipunk ∞+∞=∞ HarpoBucho
HomeText > HarpoBucho: November 2008

HarpoBucho: November 2008

矛盾を生きる

まずい!

今日はADBUSTERSのバイ・ナッシング・デイだった!
これからTシャツを「反戦と抵抗の祭〈フェスタ〉08」に売りに行く という矛盾。みんなが反戦や抵抗を考えているときに、儲けることを考えている矛盾。そもそも冬にTシャツを売る矛盾・・・

▼ADBUSTERSのBND
http://www.adbusters.org

▼無買日
http://bndjapan.org

「Buy Nothing Dayはできるだけ多くの人に、お買い物について考えてみてほしい日です。この日は、私たちといっしょに、お買い物以外の何か楽しいことをして一日を過ごしてみませんか?」

▼イルコモンズのふた。
http://illcomm.exblog.jp/8956505/

休日に裏打ちを

ha-po.jpg

週末~休日はリズムが平日とは狂うので、就寝前日記書けず。なんだかバタついた三連休。友達が催しているパーティに顔出すもゆっくり腰を落ち着けることもできず、激しく腰を揺らすこともできず、なんだかねー。たいして忙しくもないくせして次から次へと予定をこなしていく休日はなんだか仕事みたいでいやだね。もっとバックビートな休日を過ごさなければ。

したまち映画祭のナマ小沢昭一に感動。久しぶりに観た『エロ事師たちより 人類学入門』のスブやんの業の深さに圧倒。翌日のマルクス・ブラザーズ講義のいとうせいこうとケラリーノ・サンドロヴィッチのトークにも昭一が話題に。オープニングセレモニーでの昭一の芸人っぷりに哀川翔がリスペクトの念を表明したのはなんだかいい話。

マルクスマニアの二人がハーポのことを褒めているのを聞くと、自分が褒められている気がして、いい気分だ。嘘。なんだか後ろめたい。ハーポはちょっと荷が重過ぎるのでゼッポくらいがいいや。目立たないけど、いいブレインだったらしいよ。

ハーポ・マルクスが素晴らしすぎるのは当たり前だが、今回、スクリーンで観てグルーチョの魅力に目覚めたかも。あのダンスのいい加減さは、そー真似できるもんじゃない。チコについてあまり言及がなかったのは寂しい。が、とにかく粋でキュートな三人組を堪能。

若い頃はジョニー・ロットン、老いてからはジャック・デリダ似なんだよ、ハーポ・マルクス。笑いにはパンクと脱構築が重要なんだ、たぶん。パンキーレゲエな裏打ちのリズムが。

Youtubeではモンティ・パイソン・チャンネル!
http://jp.youtube.com/user/MontyPython

作法の問題

テアトル新宿で勝新太郎監督『顔役』を観に行きました。過去に一回半観ているので今回で二回半目。あの体験をもう一度。たぶんDVDにもならないし、滅多に観れるものじゃないので興味のある方はぜひ観ておきましょう。いろいろと破格です。 サイケでコケインな作法。

11月20日 16:30~
http://www.cinemabox.com/wakakatsu/sakuhin.html#19

こんなご時勢にこの本は挑発的。

『ドラッグの社会学 ― 向精神物質をめぐる作法と社会秩序』 (世界思想ゼミナール)

マリファナ・覚醒剤・LSD・ヘロインなど薬物をめぐる作法はどのようなものなのか? それは、どのように形づくられてきたのか? 使用者自身のリアルな語りからその作法を浮き彫りにし、自由化運動と統制政策から社会秩序について考える。

目次

■第I部 ドラッグについてかんがえる
第1章 ドラッグをもってパーティに出かける
  ― 一九九七年八月、はじまり
第2章 これまでのドラッグの社会学
  ― ドラッグについてかんがえる方法
第3章 こんにちのドラッグ使用
  ― 使いつづけること、そしてその後

■第II部 ドラッグをとおしてかんがえる
第4章 ドラッグをめぐる運動
  ― ドラッグについて語る作法の同一性 
第5章 ドラッグをめぐる政治
  ― ナショナリズム、あるいは「彼ら」と「われわれ」
第6章 ドラッグ問題と秩序構想
  ― 非犯罪化・経済化・リスク管理

終章 ドラッグをめぐる作法と社会的思考
  ― 反復される語りと「社会的」領域

注・あとがき・初出一覧・参考文献・
ドラッグ名索引・事項索引・人名索引


「社会状態とは催眠状態と同じく、夢の一形態にすぎない~」とガブリエル・タルドの『模倣の法則』からのエピグラフで始まり、ウィリアム・バロウズの「麻薬とは刺激ではない。それは生き方だ」「麻薬をやめるとは、ある生き方をあきらめることだ」(実際にヘロインをやめた途端に死んだと記憶している)という台詞を枕にして、「それが悪いものであるからといって、それについてかんがえなくていいというわけではないだろう」と考え始める。マスメディアも少しは見習って欲しい作法ですね。

世界思想社の本、地味だけど好きなんだよなあ。
http://www.sekaishisosha.co.jp/

知性改善論

Spinoza.jpg

最近、本を読みながら気づくと寝ていることがあり、朝方の寒さで目が覚めて、だらしない自分を戒めながら二度寝をするというダメなスタイルを確立してしまった。二度寝は密かな愉しみであり、それ自体は止めたくないが、寒さはごめんだ。明日から冷え込むらしく、このままでは風邪をひいてしまう。よし、改善しよう。

★改善前

朝方のライフスタイルに適応してしまったため、夜中の読書は睡魔に誘われ、かけぶとんもかけずに寝てしまうことが多々あった。

★改善後

就寝前に姿勢をただしキーボードを叩くことで一日を振り返り、溜め込んだ毒や創造性をすべて吐き出すことにした。そうしたら充実した気分で布団にもぐることができるようになった。

ふむ。業務でやっている改善を日常生活に転用してみるとなんだか向上心のあるきちっとした人間になった気分が味わえてよい。善に改めるということは疑う余地のないくらい善い行いなはずだ。けど、日常生活で改善活動をしっかりやっている人間はいったいどのくらいいるのだろうか。誰もが不快だと感じている朝夕の満員電車がいっこうに改善される気配がしないのはなぜか。

と、以上が毎晩、何か書き捨てて寝ることにするための自己調教術。ちゃんと続くと自分が信じられていいな。暖かくして寝よう。

などと宮崎駿がアジってます。かなり直球で。
http://www.ghibli-museum.jp/animal/comment/miyazaki/

『崖の上のポニョ』大ヒットの宮崎駿お墨付きで、ジョージ・オーウェル原作のこの『動物農場』のアニメーションも大ヒットか!?

「ポーニョ、ポニョポニョ♪」と興奮して歌っていた子供たちが、今度は不穏な言葉を狂ったようにリピートしだしたら面白い。

パソナの新しい就農支援
http://www.pasonagroup.co.jp/pasona_o2/vision/message.html

たしかに今、豚は太っていない。
より賢い鼠になろう。

平井玄 × 崎山政毅「音楽の貧困/哲学の貧困」
http://www.seidosha.co.jp/index.php?news

いるといら、ニューヨークへゆく。
http://irregularrhythmasylum.blogspot.com/2008/11/blog-post_12.html

曲がったタイヤ

先日、自転車から転倒する。前に止まっていたタクシーのドアが急に開き、という初歩的な事故。幸い無傷だったのだが、アスファルトに叩きつけられた自転車の具合がよくない。自転車屋に行って診てもらったら後輪が重傷のようだ。走行可能ギリギリなほどの曲がり具合だそうだ。今のところ走ることに支障はないので、手負いの熊みたいな強気な気持ちで乗り続けよう。まあ、買ったばかりでタイヤ交換が勿体無いってのが本音。とにかく金がない。

ペダルを漕ぐ度に右へ左へと微妙なブレのバイブレーションを感じながら、防衛省前。毎日、この前を自転車で走って帰る。68年に突き破られた正面の門の両隣に右翼陣営と左翼陣営がシュプレヒコール。田母神俊雄前航空幕僚長の問題の論文をめぐり、門を挟んで左と右が綱引き状態。左からは呪文を唱える坊主と一緒に「あの論文の歴史認識はけしからん!」、右からは日章旗を掲げ「正しいことをいってる田母神航空幕僚長を解任するのはけしからん!」と。そこを割り込むように自転車で突破する。

top
ラフターこと、Harpo Bucho

ラフターこと、
Harpo Bucho

コンセプト・メーカー。プレ・モダニスト。
エピソード・ハンター、もしくは見立て狂いの偏集者。情報剽窃と文化混淆と概念捏造と逸話収集が我がライフワーク。その他のことは印象操作と半笑いで別になんでもいいアナルコ・スーダラスタ(スピノザ派)。基本的に従いながら命じるスタイル。趣味はレアな考え事と身勝手な歓待。ハーポ・マルクス譲りの手癖の悪さでエピグラフ窃盗常習犯。「私は娼婦がドレスを脱ぐようにしてものを考える。永遠なのは、いずれにしても、そのドレスのフリルの方であって、イデアではない」(ベンヤミン/バタイユ・ミックス)、「歓待は撹乱的なもの、反時代的なものである。それは痴愚、狂気として、いたるところであらゆる分別、理性に抵抗する。歓待はまず何よりも国家理性に抵抗するのである」(ルネ・シェレール)。