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HarpoBucho: July 2007

嘘です。職場にいます。冷房が復活したので快適です。

しかし、この3日間で見かけたメンツが濃すぎる。ボクの日常生活は何かのフェスなのではないかと錯覚するほどに。フジロックにリー・ペリーが出たときに、「俺の人生がフェスティバルだ」と言ってたっけ。

ストレンジャー・コール、平岡正明、菊地成孔、康芳夫!、秋山祐徳太子、マイク・モラスキー、梁石日!、上杉清文、末井昭・・・・・いったいいつの時代だ!(菊地とマイクは今の人か、いや、平岡さんとかも現役なわけだけども・・・・・むにゃむにゃ)

ストレンジャー・コールのライヴがかなり良かった。正直、期待していなかっただけにこれはうれしい。プリンス・バスター以来のスカでウキウキ。真っ赤なシャツとネクタイに真っ白いスーツ姿のスレンダーなおじいちゃん。$マークの派手な帽子が、日本にマネー稼ぎにきたぜ!って自分の存在を笑い飛ばしてるかのようで粋。ダンスもかっこいい。歌ってるときの表情が素敵。

平岡×菊地対談は、某音楽雑誌編集長が言うように、持ちつ持たれつの八百長プロレスなわけだが、ボクはガチンコ格闘技よりも昭和プロレスが好きなわけで。菊地さんのトーク術が、馬場社長を相手にするときの実力派若手レスラーのようで、トーク内容よりもコミュニケーション形式を楽しんだ。んで、観客が前述したとおりのコワイ?メンツで、何気に後を振り向いたら、上杉清文さんがいたのはビックリした。

フェスのトリはデニス・ボーヴェル。今夜、新宿OPENの20周年記念でセレクターやるみたい。

拾う紙あり

彦馬呂風にナチュラル・レゲエ@グラスルーツを表現するなら、「音の宝石箱や~」だろうか。アックスマンのセレクトはいつもスペシャルで、音に何か魔法がかけられているような気もしてくる。そして毎回レゲエの新しい聴き方に気付かされる。来月からは第2週目の金曜日に変更になるそう。これからは、その週の土曜日は午後出勤にしてもらおう、と心に誓いつつ後ろ髪(心のドレッドロックス)をひかれながらも労働のための睡眠という労働をしに4時前には帰る。

土曜日、眠さに耐えて朝から仕事。夜は下北沢へ。路上解放講座。とんでもない映画の上映会に感動して、終了後、気流舎でみんなとおしゃべり。来週の土曜日にボクらもイベントをやるんだけど、あまりに下北を知らな過ぎるってことで、下北通の方の案内で朝まで飲み明かしコースへ。

ネオリベ批判(新自由主義に対する批判じゃなくて「ネオリベ」という言葉を前提に物事を考えることの自己批判)の話から、夜が深まっていくにつれ、恋愛先進国フランスのゴールデン街系映画青年も加わって、恋バナに発展。政治から性事へ。性的保守、性的ラディカル、性的プログレッシヴなど、謎の言葉が飛び交う。

朝方、自転車で環七を走ってると夏目漱石が「おはようございます」と。千円札を拾いテンションがあがる。最近、路上と仲が良い。そーいえばブルームーン(月に満月が二回あるありえないことが起こる日)の明け方にミックスマスター・モリスのDJブースの下で五円玉を拾ったときもテンションあがったなー。リキッドルームだっただけに、モリスの顔が「えびす」さん(漫画家じゃなくてね)に見えてしょーがなかった。

今朝拾った千円で、今、蚕糸の森公園でやってるフリーマーケットであやしげなおじさんから水木しげる趣味の木彫りのお面を購入。これは、どこのお面ですか?と聞くと、軽い沈黙の後に、沖縄かどっかのじゃない、とテキトーな答え。かなりあやしい。ボクにはアフリカやどこかの先住民族のものに見える。ボクは身元不明のあやしいものが好きなので、そのわけのわからなさに満足である。でも、やっぱちゃんと知りたいという欲求もあるのでお面カルチャーに詳しい人はウチに来て鑑定して。

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ラフターこと、Harpo Bucho

ラフターこと、
Harpo Bucho

コンセプト・メーカー。プレ・モダニスト。
エピソード・ハンター、もしくは見立て狂いの偏集者。情報剽窃と文化混淆と概念捏造と逸話収集が我がライフワーク。その他のことは印象操作と半笑いで別になんでもいいアナルコ・スーダラスタ(スピノザ派)。基本的に従いながら命じるスタイル。趣味はレアな考え事と身勝手な歓待。ハーポ・マルクス譲りの手癖の悪さでエピグラフ窃盗常習犯。「私は娼婦がドレスを脱ぐようにしてものを考える。永遠なのは、いずれにしても、そのドレスのフリルの方であって、イデアではない」(ベンヤミン/バタイユ・ミックス)、「歓待は撹乱的なもの、反時代的なものである。それは痴愚、狂気として、いたるところであらゆる分別、理性に抵抗する。歓待はまず何よりも国家理性に抵抗するのである」(ルネ・シェレール)。