高祖岩三郎

ライターズ・フォー・ザ・99% 『ウォール街を占拠せよ』大月書店

装幀しました。発売直後です!
Occupy Wall Streetも9/17に一周年で復活!
らしくないデザインですが、いかがでしょうか?
写真がたくさん入った、わくわくする感じに仕上がってます。

↓上がオビで「民主主義を見よ。」99%の字はウォール街の壁に投射したもの。
OWS99_1
『ウォール街を占拠せよ はじまりの物語』
ライターズ・フォー・ザ・99% 著
芦原省一 訳
高祖岩三郎 解説
大月書店
四六判 272ページ ISBN 9784272330782

世界各地の蜂起に呼応し、資本主義の中枢を震撼させた「占拠(オキュパイ)」運動。新たな民主主義のあり方を創造し、さらに展開する運動の担い手自身が語り記したインサイド・ストーリー。

OWS99_2
たぶん絶対に今までとは違ったアメリカが観えてくる本です。新しいアメリカ、新しいNYを発見してください。
背の「反核」の写真は素人の乱の松本くんたちがOWSに参上して、ズコッティパークのテントに掲げたプラカード。
たくさんの掲載写真から、そして新鮮な言葉から、ムーブメントの息吹を感じてください!



都市論の現在形のために ― 戦術、築層、メトロポリス ―

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高祖岩三郎さん+co-op/tってことは、『死にゆく都市、回帰する巷』(以文社)の組み合わせ。
中身は高祖岩さんでカバーグラフィックはco-op/t。
そして装丁はintellipunk(RLL)に写真はユウジ・アゲマツさんなんだな。
kaikisuruchimata http://www.rll.jp/hood/text/intellipunk/20100913122909.php


「都市論の現在形のために ― 戦術、築層、メトロポリス ―」
http://cp.rikkyo.ac.jp/news/news_fc_2.php?id=130
 いまだ記憶に新しいウォール街占拠に見られるように、“occupation(占拠)”は、今日の社会運動の中心的な戦術となっている。この“occupation(占拠)”を都市空間論的に捉え返し、都市における集合的表象と集合的身体の今日的な結合を分析している翻訳家・批評家の高祖岩三郎氏と、2名の若手建築家からなるユニット「co-op/t」、いずれもニューヨーク在住の3名をお招きして講演いただく。

【日時】 2012年8月26日(日)14:00~17:00
【場所】 新座キャンパス6号館 N636教室(ロフト2)
【講師】 高祖岩三郎氏(1955年生まれ、ニューヨーク在住)
     ラミア・ベンスーダ氏(モロッコ生まれ、ニューヨーク在住)
     エッサン・バンダイ氏(イラン生まれ、ニューヨーク在住)

内容 《プログラム概要》
14:00~15:30 講師3名によるプレゼンテーションおよびレクチャー
15:30~17:00 質疑応答および討論

【対象】 学生、教職員、一般 (申込み不要、入場無料)
【担当者】 田崎英明(司会、現代心理学部映像身体学科教授)
【問合わせ先】 現代心理学部事務室 TEL:048-471-7149


講師
高祖岩三郎氏(翻訳家・批評家)
1955年生まれ、ニューヨーク在住。1982年ニューヨーク大学芸術学部修士課程修了。柄谷行人氏の著書の英訳などの他に『ニューヨーク列伝―闘う世界民衆の都市空間』(青土社・2006)、『流体都市を構築せよ!―世界民衆都市ニューヨークの形成』(青土社・2007)など著書多数。
co-op/t(ラミア・ベンスーダ氏、エッサン・バンダイ氏)
ニューヨーク在住の2名の建築家からなるユニットで、建築家としてのキャリアの傍らGlobal Justice運動などに実践的、理論的に関与してきた。



大阪での講演はこちら:
http://urbanculture-osaka.tumblr.com/



お仕事:高祖岩三郎『死にゆく都市、回帰する巷』

遅ればせながら、ご報告

私intellipunk お仕事で、6月下旬に以文社から出版された高祖岩三郎さんの『死にゆく都市、回帰する巷――ニューヨークとその彼方』を装丁しました。

shiniyukutoshi
kaikisuruchimata
高祖さんの概刊の青土社からの2冊『ニューヨーク列伝――闘う民衆の都市空間』と『流体都市を構築せよ!――世界民衆都市ニューヨークの形成』は割とがっしりとした、高祖さんの体型から想像されるようなイメージの本でしたが。今回は初のエッセイ集ということで軽くポップに、かつ先鋭的で刺激的な造本を目指して、装丁もマットながら蛍光ピンクとシルバーインクを使いco-cp/tの挿画を仕上げ、アゲマツユウジ氏のNYの巷写真をふんだんに使用しました。

高祖さんの「巷としての都市」論は軽く読めるのに、この10年のジェントリフィケーションを知り、今の都市(例えばバビロン感強まる東京やファスト風土な地方都市)を考えるのに最適。難しい本をあまり読まない人にもお勧めできるPOPな一冊です!

—今まさに世界は大変動期に入った—

ニューヨーク在住の気鋭の批評 家による、初のエッセイ集。00年代末、激動のアメリカ—その渦中から垣間見えた「世界変革」の可能性とは?「世界民衆」たちが響かせる豊穣な鼓動に耳を 澄まし、「死にゆく都市」への眼差しのもと、来るべき「巷としての都市」への夢想をここに開始する。

◆帯文より:00年代末、激動のアメリカで「世界民衆」の鼓動を聴いた。都市のモデルたる役目を終えたニューヨークから、来るべき「巷としての都市」への夢想を開始し、世界民衆たちの希望を未来へと解き放つ、著者初のエッセイ集。

◆帯裏より:今まさに世界は大変動期に入った。だが制度の設立の前にその土台として必要なのは、人々の心の中の「諸価値の価値転換」である。それはすでに始まっている。一部の「英雄的な」若者は、ニーチェが哲学的になしたことを巷で実践しはじめた。(本書より)



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