酒井隆史

ネグリ祭チュードなリンク集

アントニオ・ネグリ春の来日キャンペーン!?
ネット上で、日本語で読めるネグリ関連の文献を集めてみました(順不同です)。


『コモンウェルス――を超える革命論』書評。 とりあえず旬なので
朝日読売日経


アントニオ・ネグリの言葉 ハートも
◉インタビュー〈新しい民主主義へ〉(全文)朝日新聞<12(H24).1.4>
◉3.11文明を問う「グローバル時代の大震災」47NEWS
◉哲学クロニクル「ハート/ネグリの討論会」中山元 氏翻訳 その一 その二
◉マイケル・ハート『野性のアノマリー』英訳者序文「権力/力能の解剖学」小野俊彦 氏訳


知識人によるネグリ本の書評 じつはあまりない…
『構成的権力――近代のオルタナティブ』評
◉市田良彦 氏「絶対的民主主義からの出発
◉山の手緑&矢部史郎 氏『文藝』(99年秋号、河出書房新社)掲載の書評
◉大杉重男 氏「スタジオ・ヴォイス」(99年8月号)での書評
◉姜尚中 氏「憲法制定権力と構成的権力
◉松岡正剛 氏の千夜千冊

◉杉村昌昭 氏『スピノザとわたしたち』評
ネグリ思想の精髄——スピノザをポスト近代の思想家として定位する
◉柄谷行人 氏『マルチチュード――時代の戦争と民主主義』評 朝日新聞 書評欄掲載
◉中山元 氏『さらば、“近代民主主義”――政治概念のポスト近代革命』評「新しい概念の構築に向けて
◉小倉利丸 氏『野生のアノマリー――スピノザにおける力能と権力』評
スピノザにおける資本主義批判とは 『野生のアノマリー』と『神学政治論』の<あいだ>を読む
◉小倉利丸 氏『自由の新たな空間』評
マルクス主義第4の危機の時代に『自由な新たな空間』を読む」 
◉春永浩敏 氏「アントニオ・ネグリの『時間機械』」 これは既刊の『革命の秋』のことか?
◉ 書評空間 紀伊國屋書店スタッフ『ディオニュソスの労働―国家形態批判』評 官公庁営業部 林茂 氏
◉本が好き!編集部ナガタ 氏『戦略の工場――レーニンを超えるレーニン』評
レーニン思想の現代向けアップデートを目論むという『戦略の工場』


ネグリ諸情報と諸論考 おかげでネグリの周囲を見渡せる!
メルマガなどはもっと当時はあったかもね…
◉[本]のメルマガ■「ネグリから編集者への私信」+『マルクスを超えるマルクス』日本語版序文
◉[本]のメルマガ■「現代思想の最前線>第6回 イタリア帰還前後のネグリ
◉[本]のメルマガ■「韓国でアントニオ・ネグリはなぜ読まれているのか?
◉[本]のメルマガ■「韓国におけるネグリの翻訳事情
◉[本]のメルマガ■「『〈帝国〉』から『ホモ・サケル』へ
◉[本]のメルマガ■「臨時増刊号:『〈帝国〉』プレヴュー
◉ポリロゴス・ニュース第6号「ネグリ・リソース集」 
◉ウラゲツ☆ブログ「後日談:ネグリ来日中止をめぐる粉川哲夫氏と市田良彦氏の往復書簡
◉ウラゲツ☆ブログ「『マルチチュード』以後のネグリの新刊・再刊をおさらい
◉小倉利丸 氏「アウトノミアと拒否の戦略 21世紀のコミュニズムへ向けて
◉武藤一羊 氏
非物質的労働とマルチチュードの不思議 ネグリ、ハートのネガ・ポジ反転論を批判する」PDF
◉小倉利丸 氏「非物資的労働をめぐって―武藤論文への応答として」PDF
◉沖公祐 氏 欧米マルクス主義研究会報告「Negri, Antonio, Marx Beyond Marx, Lesson 2 “Money and Value”


アウトノミアとネグリへの政治弾圧について
◉酒井隆史 氏「〈運動〉以降
◉小倉利丸 氏訳・解説
イタリアにおける政治弾圧の実態 アウトノミアはどのように圧殺されたか
トニー・ネグリに自由を イタリアの「鉛の時代」に終止符を!


『〈帝国〉――グローバル化の世界秩序とマルチチュードの可能性』へのレスポンス
これがやっぱり一番多い。
◉中山元 氏「ハート/ネグリの『帝国』を読む
◉浜邦彦 氏「〈帝国〉とポストコロニアリズム―「移行」をめぐる覚書
◉水嶋一憲「〈新〉植民地主義とマルチチュードのプロジェクト」PDF
◉宇波彰 氏「『帝国』論」PDF
◉崎山政毅 氏「〈帝国〉とは何か」PDF
◉植村邦彦「新しい「帝国」概念の有効性――ハートとネグリの『帝国』をめぐって――」PDF
◉加藤哲郎 氏「マルチチュードは国境を越えるか? ネグリ=ハート『帝国』を政治学から読む
◉加藤哲郎 氏
グローバル情報戦時代の戦争と平和──ネグリ=ハート『帝国』に裏返しの世界政府を見る
◉八束はじめ 氏「遅ればせながら「21世紀の『共産党宣言』」を論ずる書評
◉田中純 氏「帝国と都市──方法の問題
◉北沢洋子 氏「新しい「帝国」の時代に入った
◉対談 降旗節雄・岩田弘「ネグリ・ハートの『帝国』と現代資本主義の諸相(一)
◉市田良彦・臼杵陽・浅田彰・柄谷行人「共同討議「帝国」と「原理主義」」(『批評空間』2002-2) 


〈書抜き書きメモ〉
◉西谷修、酒井直樹、遠藤乾、市田良彦、酒井隆史、宇野邦一、尾崎一郎、トニ・ネグリ、マイケル・ハート『非対称化する世界――『〈帝国〉』の射程
◉『さらば、“近代民主主義”
◉『マルチチュード 〈帝国〉時代の戦争と民主主義(上)
◉『マルチチュード 〈帝国〉時代の戦争と民主主義(下)

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カルチュラル・タイフーン+広島文化台風

今週末14日15日は、今年もやってきました文化研究の祭典カルチュラル・タイフーン!

RLLは、ある意味でカルチュラル・スタディーズから生まれた活動ともいえます。文化研究と文化実践の混じり合うなんだかよくわからない僕ら活動は、このカルチュラル・スタディーズの呪われた部分を表象するプロジェクトなのだと我々のIndependent Cultural Jammers(アカデミズムから独立した文化的攪乱者)という肩書きは物語ります。2006年下北沢で上野俊哉さんのセレクトでパネル「文化研究/文化政治の呪われた部分;エクスプレスウェイ(自動車専用道路)に抗して、表現的アクションのために」で発表して以来(かの肩書きは、そんとき付けられた!)、カルチュラル・スタディーズの外延を走り続け、研究からの逃走をしてきた幾数年ですわ。先端や前衛や切っ先に居るという自覚はないですが、退屈な研究をすればするほど文化そのものから乖離し、また参与観察を追求すればするほど学問ではなくなるという、カルチュラル・スタディーズの本質的な問題に、非研究者として文化研究のアカデミシャンに突っ込みを入れてきたつもりです(控えめに云ってそれは、09年の毛利嘉孝『ストリートの思想』、12年の五野井郁夫『「デモ」とは何か』で傍証されてはいないでしょうか?)。そしてその返報として研究者各位から911の僕への保釈金(求対カンパ)が奮発されたという理解であってますか? そういや09年のカルタイ打ち上げでホストみたいな五野井さんにはじめて逢って変な人だなーと注目し、昨年の神戸カルタイでウェルカムパーティーをRLL+横山純+五野井郁夫+鈴木慎一郎でやって、今年の状況にぴったしなデモの本で大活躍されているのが何かひとつの節目のような気もしてきますが、よく考えると彼は国際政治学者であって呪わしき文化研究者ではない! カルチュラル・タイフーンの10年の積み重ねの中から大きな成果が生まれると思ってはいますが、まだ著作として若手が台頭してきてはいないのかな?(カルタイ主催でも尽力されている田中東子さんの初単著『メディア文化とジェンダーの政治学―第三波フェミニズムの視点から』楽しみです!)期待してるぜ若手の文化好きアカデミシャンたち!



さて今年は、東琢磨フードジョッキー(食いしん坊万歳)とひろしま女性学研究所&シャリバリ(ダダオのグラフィティがやばい同じビル)が全面プロデュース?かどうかよくわかりませんが広島開催です! 昨年の311直後に山下陽光くんと広島に逃げた思い出の地ですね。RLLは外大・駒大・神戸・広島と4年連続の行商になります(仙台メディアテークにも行きゃよかった…)。会場は広島女学院大学ってじょしだい!
RLLは盟友山下陽光の「アトム書房」と同室505教室を高円寺部屋として居心地のいい空間を作る予定。いま必至でRLL広島カルタイzine作ってます。あと江畠香希監督作品「RLL MEGAPHONE PROJECT」「RLL 間宮の古本ハスリング!」「RLL ハーポのちまなこ接待」のRLL三部作もパソコンモニターで上映予定。
陽光くんのアトム書房はホントにヤバ面白いので、文化研究者も絶対に必見(ここでちらりとまとめられているが、研究はもっと進んでいる!)。ダダオ+高円寺組も遠征してくるし相当楽しみです。
そんで、江畠監督の映画『カレが捕まっちゃった』 ‘My Boyfriend was Arrested!’ も14日10時、15日13:30に人文館303号教室上映予定。高円寺部屋でトークもやります。
同じブース枠に『カレが捕まっちゃった』を福岡で上映していただいたSHE SAYS distroさんや「!」という謎ブースもあり、西の文化人と交流も出来そうです。


カルチュラル・タイフーン+広島文化台風
http://cultural-typhoon.com/2012/
karutai2012
マジヤバな発表を軽く紹介↓
http://cultural-typhoon.com/2012/panel.html
Main Panel
軍都広島からチョッケツ東アジア
7月14日 (土) 15:30-17:00 401
パネリスト2 行友太郎 (シャリバリ地下大学)
応答歌 富田克也(空族) 相澤虎之助(空族) 権鉉基 Kwon Hyon Gi


Panel Session
6.【音楽と/のアクティビズム】Music of/and Activism
7月14日 (土) 15:30-17:00 402
Panelist 1 大野光明 「沖縄闘争」における「文化」の位置――竹中労の島唄論再考
Panelist 2 五野井郁夫 社会運動のサウンドトラックとは何か?:出発のリトルネロをめぐって
Chair 酒井隆史


↑これマルかぶりどうするよ…

↓オーガナイザー力が発揮されている、この雑多な感じがたまらん。

Group Works
原発避難者による広島
7月14日(土)13:30-15:00
Organiser 行友太郎 シャリバリ地下大学
Panelist 1 神原将 ライター、「原発引っ越し」著者 呉在住
Panelist 2 羽鳥智裕 前衛華道家、豊平在住
Panelist 3 大杉聖児 quizkid ベーシスト、福岡在住
Panelist 4 小柳津まさこ SHE SAYS distro、福岡在住
Panelist 5 崔真碩 広島大学教員、東広島市で学校給食の放射能汚染問題に取り組んでいる
Panelist 6 山戸明子 祝島出身

原子力事故後を考える ― 計測運動、フェミニズム、テクノロジー
7月14日(土)15:30-17:00
Organiser 松本麻里 No nukes more feminism network
Panelist 1 水島希 東京大学 情報学環
Panelist 2 森元斎 日本学術振興会
Panelist 3 矢部史郎 未来につなげる東海ネット市民測定所

パイレーツ・ダイアローグ4:テクノ海賊、あるいは海賊のテクノロジーについて
7月14日(土)15:30-17:00
Organiser 小笠原博毅 神戸大学大学院国際文化学研究科
Panelist 1 塚原東吾 神戸大学大学院国際文化学研究科
Panelist 2 太田淳 広島大学大学院文学研究科
Panelist 3 栢木清吾 神戸大学大学院総合人間科学研究科博士課程

空族と魯迅
7月15日(日)13:30-15:00
Organiser 行友太郎 シャリバリ地下大学中国文芸研究会
発言  中国文芸研究会 シャリバリ地下大学
応答 富田克也 空族 相澤虎之助 空族
議論 会場全員


karuta_i2012
あ、最後に『年鑑カルチュラル・スタディーズ』のフライヤー作りました。当日主催者が配る予定です。
ARCS1 ARCS2



remoとBifo

Bifo1 本日二日目

120316_MediaGym2011dm
Document Media Gym — 来日不可のおわびとクロージングパーティのご案内
http://www.remo.or.jp/ja/2012/0323-375.html

Document Media Gym — 来日不可のおわびとクロージングパーティのご案内
このたび4年ぶりに招聘計画を進めてまいりましたフランコ・ベラルディ(ビフォ)氏の来日でしたが、健康上の理由から主治医により長距離飛行は不可能と判断されました。remoとしてもぎりぎりの交渉を試みましたが、最終的には当初の予定をキャンセルせざるをえませんでした。来日不可となりましたこと、また皆様に直前のお知らせとなりましたこと、重ねてお詫び申し上げます。

つきましては、本事業「Document Media Gym」の締めくくりにあたり、心機一転、remoの総力をあげてゲスト講師に集まっていただく機会を設けることといたしましたので、以下のとおりご案内いたします。また、フランコ・ベラルディ(ビフォ)氏にはインターネットを通じて、ご自宅よりご登場いただく時間を設ける予定です。

当日は、ゲスト講師がさらに増える可能性もありますので、皆さんお楽しみに。ぜひDocument Media Gym/農民車ショー最終の週末にご参集ください。

*日時:2012年3月24日(土)・25日(日) 15:00〜
*場所:コーポ北加賀屋
*アクセス: 大阪市営地下鉄 四つ橋線 北加賀屋駅 4号出口より徒歩約5分
参加費無料

24日(土)
15:00 翻訳者とよむ『プレカリアートの詩』/ 櫻田和也 + 内田聖良 + Silvia Siberini
17:00 ビフォ公開インタビュー 01 / RLL + Franco Berardi(bifo)

25日(日) Media Punks! (仮)
15:00 アウトノミアの現在 / 酒井隆史 + 二木信
17:00 ビフォ公開インタビュー 02 / RLL + Franco Berardi(bifo)
18:00 インフォショップとストリートアート / 成田圭祐 + Silvia Siberini
19:00 ポストパンクの現在 / ROGUES’GALLERY + 稲田光造

ゲスト:
Silvia Siberini (哲学者)
映像史的にも画期的なウォールペイントのストリートアニメーション作品により世界を驚かせたBLUをはじめ、ボローニャで自費出版・自主制作を実践するARTSH.itをはじめ沢山のアーティストたち、またラテン系諸国各地の小集団と協働してきた編集者でもある。

RLL(カルチャージャマー)
RとLとL’の3人組。「wearable
ideas」というコンセプトで、哲学・政治・文化といった知の視覚的転用(Détournement)によるTシャツやzineを制作。サウンドデモやネットラジオ「素人の乱」などでも活動中。http://www.rll.jp/

酒井隆史 (社会思想)
大阪府立大学人間社会学部准教授。主な著書に『自由論』(青土社)、『暴力の哲学』(河出書房新社)、訳書にジジェク『否定的なもののもとへの滞留』(太田出版のち筑摩書房)、ネグリ+ハート『帝国』(以文社)など。昨年末、大阪20世紀の底流を描ききった大著『通天閣–新・日本資本主義発達史』(青土社)を上梓、深くしずかにおおきな反響をよんでいる。

二木信 (音楽ライター)
おもに日本のヒップホップ、アンダーグラウンド・ミュージックの紹介、批評、パーティのレポートを行う。2011年、素人の乱が呼びかけた「原発やめろデモ」に関わる。共編著に『素人の乱』(河出書房新社)、共著に『音の力–ストリート占拠編』(インパクト出版会)、『ゼロ年代の音楽–壊れた10年』(河出書房新社)などがある。現在、『WEBRONZA』や紙版『ele-king』などで連載中。近く『すばる』で連載開始予定。

成田圭祐 (IRA)
国内外のカウンターカルチャー・社会運動から発信される情報、物、そして人が集まるインフォショップ「イレギュラー・リズム・アサイラム(IRA)」を運営。アナキズム文献センター運営委員。デザイナーとしても活躍。

稲田光造 (実験音楽)
「実験音楽の作家としてヨーロッパを中心に作品を多数リリースしています。また、対極に企業創業者として会社をいくつか立ち上げて経営しています。果たして両方を共存させる事はできるのでしょうか。」
_____
文化庁委託事業「平成23年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」
制作: remo[NPO 法人記録と表現とメディアのための組織]
協力:NPO法人淡路島アートセンター/AIR大阪/大木自動車/クボソーコ/窪田航平/豊田達也/中村隆行/南野佳英/RESULT]

Bifo2



【模索舎】『通天閣 新・日本資本主義発達史』発売記念! 酒井隆史トークイベント 新世界 Deep Digging

通天閣ちらし

新世界100周年!
『通天閣 新・日本資本主義発達史』発売記念!

酒井隆史トークイベント 新世界 Deep Digging

 塔のように聳え立つ大著『通天閣 新・日本資本主義発達史』を上梓した酒井隆史氏を関西から模索舎にお招きし、いろいろお話を聞いてみたいと思います。聞き手は音楽ライターの二木信、「Tokyoなんとか」記者ハーポ部長、新世界を愛するがあまり通天閣に就職してしまった女性、そして客席の皆さん。第二部は近所の飲屋に流れて新年会をやります。新年会からの参加も大歓迎です。

*******************************************
日時:2012年1月28日(土)

第一部 18:00~19:30 会場:模索舎 ※入場無料

勝手な奴らの運動ー借家人同盟/野武士組/素人の乱ー
出演:酒井隆史 (大阪府立大学准教授)

著作:『通 天閣 新・日本資本主義発達史』 青土社/ 暴 力の哲学 河出書房新社 /『自 由論 現在性の系譜学』 青土社   訳:『スラムの惑星』 (明石書店) 『政治的なものについて』 (明石書店) など

聞き手:二木信(音楽ライター)
ハーポ部長(ハーポプロダクション/RLL)
スペシャルゲスト:元通天閣観光株式会社準社員(予定)

**********************************************

第二部 20:00~ 会場:模索舎近所の飲み屋

新日本軽佻派結成 新年会
~密室対談「この重苦しい時代に軽佻であることは可能か」

ゲスト:ぺぺ長谷川と軽佻な仲間たち
※お酒が入るため、テーマは予告なしに変更になる場合がございます。

~お問合せは模索舎まで!~

tutenkaku
『通天閣』を片手に新年の新世界を歩いてきました!



関西オルタナティブスペース 京都と神戸

先週末にカルチュラル・タイフーンで神戸に行きましたおり、関西のカルチャースポット巡りをば敢行。
大定番のくびくびカフェオカバー(素人の乱京都店)とココルームは今回は行けず。。。
cocokamame あとは葉山でやってたのを見逃したモホリ=ナジ展「視覚の実験室」を京都国立近代美術館で鑑賞したのが蛇足かな。




まず京都のSocail Kitchenに廣瀬純レクチャー「BIGGER THAN LIFE 原発から蜂起へ」を聞きに訪れました!
ManthlySocialKitchen 公民館+台所ってコンセプトで意識高いイベント+健康的で美味しいカフェ。行ってよかった☆


GRLkyotoMag 『GRL KYOTO MAGAZINE』絶賛発売中→http://grlkyotomagazine.tumblr.com/

トークは『思想としての3.11』(河出書房新社)の廣瀬純「原発から蜂起へ」をベースに、本人が解体しながらトーク。簡単に云うと”疲れる”ってことですが、あの本の中で一番アクチュアル!自分の関わった「原発やめろデモ」の実体験とシンクロして面白かったんですよ。ポストフォーディズム/原子力都市/認知資本主義/環境管理(制御)型権力という近代以後のタームに”疲れる”って概念を挿入したことの大きさは計り知れないw
終わってからは洛北さん人文書院さんと憧れの京都人文出版社の方々にもRLLを営業? その晩のゲストハウス川勝邸も紹介してもらって、関西ツアー最高の滑り出し!


翌日は高槻市富田のコモンズカフェへ。ここは障害者自立支援法に基づく「就労継続支援A型」事業としてやっている、働くことのオルタナティブでもあるNPOが運営するお店。金曜夜はコモンズ大学もやっている!太陽も要チェック!!


神戸のカルタイは色々あり文化研究全部いいんですが、特筆すべきはやっぱオルタナティブスペースの釜山市にある自律的代案文化施設「Indie Culture Network AGIT」のパネルあそこに行きたくなる! あとは「移民/労働/貧困 蜂起:感性のイメージ」って酒井隆史さんの話に引きつけられ、ここでもまた「蜂起」話。

typhoonnight 夜のトークではハーポ部長を怒らせてしまったり。


そして会場ほど近い神戸元町の一見お洒落カフェModernark pharm cafe(モダナーク・ファームカフェ)へ。ここすごい!!!
Modernark まるでku:nel読んでる自然派志向の女性向けに見えるのに超ハードコア。癒し系の店内の壁には列島原子炉53基の地図がはってあり、入り口には死刑廃止動物実験反対等の署名があり、飲み物の下のコースターは反原発やNOプラスチックのメッセージ入り。祝島の資料も『自然のレッスン』も『地球の上に生きる』も各種自然食も、啓蒙的に置いてある。これは東京のどんなお店でもこんな上手に融合していない。



大阪でANTI NUKES サウンドデモ!!「ナツダツゲンパツ!何も言えなくてダツ!何か言いたくてナツ!」

このデモの前日まで関西にいるんだけどなあ・・・残念。
モブ・ノリオ × 酒井隆史 対談、面白そう!

ナツダツ [更新済み]

★7月31日(日)ANTI NUKES サウンドデモ!!

「ナツダツゲンパツ!何も言えなくてダツ!何か言いたくてナツ!」開催決定!!!

場所:大阪市・西梅田公園 午後2時~


★リレートーク! 

井戸 謙一 (弁護士、元裁判官)
平賀 緑 (Midori.info – 持続可能な食とエネルギー)
原口 剛 (Urban-Social geography)


★対談!

モブ・ノリオ(作家)×酒井隆史(社会思想研究)
司会 DJ Handa 

★LIVE

ORIGINAL KOSE (GREEN GREEN), MISON-B ,etc…

★午後4時~サウンドデモに出発!!!

DJ レンタル(1★狂/SOUL FIRE),DJ NICE★J ,
DJ 原発大往生 a.k.a. IDO , etc…

詳しい情報:http://osaka-antinukes.tumblr.com/
問い合わせ: 6.5antinukes@gmail.com
twitter : 7.31antinukes(antinukes)

※まだ、いろいろ調整中です。追加、変更ありまっす。西梅田公園の高架下でトークやパーティやりますので、暑さよけになると思いますー。各自、暑さ対策お願いしますー。家族連れ猛歓迎!!!デモ時、こども隊結成予定!こどもプール設置予定!!楽器、太鼓、プラカード、水鉄砲、プール、ビール、鳴り物準備集合でございます!!



Cultural Typhoon 2011 で神戸に

2月に、なんとかバーにいらっしゃった折、実行委員長の小笠原先生(ギルロイ弟子!)、委員の山本先生に「一緒に面白くしような!」と勢い強く勧められ、神戸のカルタイに出店となりました!
兵庫は原発怖さで逃げたときに知己を得た「神戸エンカウンタースクール」のVIJAYさんや黒パン文庫のameen’s ovenが居て、もう少し訪れたかった街。元町Modernark pharm cafeも行けるかな。Tシャツを卸している大阪のスタンダード・ブックストアにもご挨拶しにいきたいですね。

その前後で、京都のSocial Kitchenでの廣瀬純イベント「BIGGER THAN LIFE 原発から蜂起へ」や、高槻のカフェコモンズや西成のカマン!メディアセンターの「カマン!TVを見る会」なんかも覗く予定。官製のメビック扇町とか中之島デザインミュージアムとかも観てみたいが…ソーシャルからカルチャーからスピリチャルからデザインまで、よていいっぱいじゃんか!



Cultural Typhoon 2011
7月23日(土) 10:30〜19:30
7月24日(日) 10:30〜19:00
海外移住と文化の交流センター(神戸市中央区山本通3丁目19番8号)


RLLは、カルチャー・ジャーマーって変な肩書きで06年の下北沢で出演して以来、カルチュラル・タイフーンには関東では毎度Tシャツ屋さん出店しています。下北沢ではRLL3人が「文化研究/文化政治の呪われた部分」と「レイヴ以降/都市」で大放談して後々各方面から顰蹙も買ったっけ。
今回はRough Rareというクラブ(?)で23日の夜のウェルカムパーティーがあって、何故か脱原発デモ「think fukushima」主催の横山純くんとintellipunkがトークショウらしい!? 鈴木慎一郎先生のDJもあるよ!

とりあえず、酒井隆史さんのメインパネル「蜂起:感性のイメージ」も小倉利丸さん毛利嘉孝さんの「ストリートカルチャーの非犯罪化」、江上賢一郎さん「場所を開く/文化を開く(韓国における、独立文化空間AGITの試み)」も観たいべ!



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