二木信

『砂漠』Vol. 3と「砂漠の思考」、『eclipse 気流舎通信 別冊』とPLANET OF TUNES

ご報告がおくれましたが、intellipunkも同人として参加しているzine『砂漠vol.3 特集=揺れる、悶える、遊ぶ』が過日3月に出ましたね。巻頭は鈴木創士さんインタビュー。RLLはビフォのインタビューをremoで行いました。∞もコラムで参加しています。はっきりいって濃い!

sabacu3 砂漠 Vol.3 特集 揺れる、悶える、遊ぶ

●インタビュー 鈴木創士 同時代パルス
●インタビュー 竹熊健太郎 システムの外にシステムを作る
●インタビュー フランコ・ベラルディ(ビフォ)
●デイスカッション NDS 映画の作り方なんて教わってへん!
●写真 間部百合 
●日記 石井理恵
●グラフィック knzdp
●エッセイ 鶴見済 「脱資本主義」と生き物としての喜び
●小説 死体の学校 タンタン
●写真 河西遼
●小説 ナラーティッププラパンポン・ユミ 訳:長谷川弓広 どしゃぶりのバッターボックス
●エッセイ 内田るん おんなとおとこのそぞろごと
●エッセイ 関本欣哉 仙台でギャラリーを運営する日々
●レビュー 高橋政宏/寺川賢士/間宮賢/二木信
●マンガ ムトウマサヤ まーくん
●音楽 Repose sounds for Sabacu Nobuyuki Tada/武田吉晴/Casey/奥山太海/thugras/Masahiro Takahashi
●エッセイ 動物委員会 空隙と呼ばれる運動によって心に魔が差したとき




そして出版記念イベントとしてディスクユニオンの新しい書籍販売店「BIBLIOPHILIC & bookunion新宿」で鶴見済×二木信トークイベント「砂漠の思考」を行うことになりました!

対談:鶴見済×二木信 arrangement by zine『砂漠』
[日時] 2013年5月28日(火)19:00〜21:00
[場所] BIBLIOPHILIC & bookunion 新宿

入場無料 予約受付:bbs@diskunion.co.jp
※当日は、『脱資本主義宣言』、『しくじるなよ、ルーディ』、zine『砂漠』Vol.3をご購入頂いた方を対象に、出演両氏のサイン会も併せて開催予定。

zine『砂漠』が贈るトークイベント「砂漠の思考」。第1回目は、グローバル経済を批判的に検証しオルタナティブな生きかたを提唱する『脱資本主義宣言』の著者・鶴見済氏と、00年代以降の日本のヒップホップ/ラップをドキュメントした『しくじるなよ、ルーディ』の著者・二木信氏が登場。ともに原稿を寄稿したzine『砂漠』Vol.3のインプレッションを起点に、デモ、サパティスタ、ヒップホップ、逮捕、自律スペース、宮下公園、ダンス、農業……縦横無尽に横断する対話のリズムにのって、ぼくたちは檻のなかから脱出する。

・出演者プロフィール
■ 鶴見済(つるみ・わたる)1964年東京都生まれ。フリーライター。ぼくらは経済の奴隷じゃない!と宣言し、既存の経済システムからの逸脱を謀る『脱資本主義宣言──グローバル経済が蝕む暮らし』(新潮社)をはじめ、著書に『完全自殺マニュアル』、『無気力製造工場』、『人格改造マニュアル』、『檻のなかのダンス』(以上、太田出版)、『レイヴ力』(共著、筑摩書房)、編著に『ぼくたちの「完全自殺マニュアル」』(太田出版)がある。

■ 二木信(ふたつぎ・しん)1981年茨城県生まれ。音楽ライター。たまにDJと酔いどれラップ。ヒップホップアーティスト14組のインタビューも収録し、00年代以降の時代の証言集とも呼べる評論集『しくじるなよ、ルーディ』(Pヴァイン)をはじめ、共編著に『音の力 ストリート占拠編』(インパクト出版会)、『素人の乱』、『ゼロ年代の音楽――壊れた10年』(以上、河出書房新社)などがある。

・ zine『砂漠』とは?
テレビや新聞やネットにあふれている言葉。それらはいまいち身体になじまない。どこに足場を置いたらいいのだろう。手探りで新しいことばを見つけたいと思った。2011年4月にzine『砂漠』Vol.0特集「誰にも見えない」を刊行後、現在までに、Vol.1特集「食べる」、Vol.2特集「WHO’S SPACE?」、Vol.3特集「揺れる、悶える、遊ぶ」を刊行。WEBサイトにて、VOL.0、Vol.2 1/2が無料閲覧可能。Vol.3 1/2がこのイベントのタイミングでリリース予定!

砂漠の思考_

そしてこちらは、HarpoBuchoが共同運営に参加している気流舎のzine『eclipse 気流舎通信別冊』が出ます!
zine『砂漠』のデザイン様式を踏襲してintellipunkがやエディトリアルデザインしました。編集はハーポプロダクション、装幀はRLLというTシャツと同じ組み合わせ!!! これから『SOMA 気流舎通信』も出る予定です! ご期待下さい。

eclipse気流舎通信 eclipse 気流舎通信 別冊
Eclipse 2012 皆既日食の旅  写真 Jiroken (Alternativeworld)
●旅のはじまり、日食と風  文 しおり
●日食たべものがたり  文 のぶ a.k.a. Bongusta kitchen
●アンケート 皆既日食、それぞれの瞬間  協力 ECLIPSE2012参加者の皆さん
●悲しき日食  文 ホリム・ベイ
●太陽と月と地球のトリップ  インタビュー とうめいねこ(SPACE-NEKOKINOKO PROJECT)
●DUST MESSAGE  写真 Jiroken (Alternativeworld)


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そして『eclipse 気流舎通信 別冊』のお披露目は今週末の下記パーティーで!

PLANET OF TUNES - After The Eclipse -
日時:2013年5月10日 (金)
開場:18:30 / 開演 19:00 / 終演24:30 (禁煙)
料金:ドネーション (要ドリンクオーダー)
会場:SuperDeluxe
地図:東京都港区西麻布3-1-25 B1F

2012年11月14日にオーストラリアで起こった皆既日食をコンセプトにしたフリーパーティーを日食の夜に開催!地上から皆既日食をはさむ成層圏までの幽体離脱的な旅を撮影した「SPACE-NEKOKINOKO PROJECT」が、宇宙色の黒い空に浮かび輝く「青い地球」の姿を公開します。再会、出会、旅へのキッカケ……太陽と月と地球による宇宙の物語へ!

【Official Information】http://space-nekokinoko.info/
【告知Movie】http://www.youtube.com/watch?v=oQcmL_sBnBc
【出演】
ARTMAN (Qooki Records)
DJ YOGURT (Upsets)
DJ Shhhhh
SAORI KANDA [SAORI`An]×DRESSION
【Movie】SPACE-NEKOKINOKO PROJECT
【Candle】AKARiYA
【Decoration】カムナ葦船プロジェクト
【香りの空間演出「INCENSeffect」】SANGA
【パン曼荼羅】PARADISE ALLEY
【 FOOD 】Bongusta Kitchen
【宇宙マッサージ】プリミ恥部
【Book / Zine】気流舎
【Travel Photography】
JIROKEN (ALTERNATIVE WORLD)
MOMOTSU TETSUYA
NAKAMURA TAICHI
Razy (宇宙メガネ)
Sandy
TAKASE MASANOBU
And more…



remoとBifo

Bifo1 本日二日目

120316_MediaGym2011dm
Document Media Gym — 来日不可のおわびとクロージングパーティのご案内
http://www.remo.or.jp/ja/2012/0323-375.html

Document Media Gym — 来日不可のおわびとクロージングパーティのご案内
このたび4年ぶりに招聘計画を進めてまいりましたフランコ・ベラルディ(ビフォ)氏の来日でしたが、健康上の理由から主治医により長距離飛行は不可能と判断されました。remoとしてもぎりぎりの交渉を試みましたが、最終的には当初の予定をキャンセルせざるをえませんでした。来日不可となりましたこと、また皆様に直前のお知らせとなりましたこと、重ねてお詫び申し上げます。

つきましては、本事業「Document Media Gym」の締めくくりにあたり、心機一転、remoの総力をあげてゲスト講師に集まっていただく機会を設けることといたしましたので、以下のとおりご案内いたします。また、フランコ・ベラルディ(ビフォ)氏にはインターネットを通じて、ご自宅よりご登場いただく時間を設ける予定です。

当日は、ゲスト講師がさらに増える可能性もありますので、皆さんお楽しみに。ぜひDocument Media Gym/農民車ショー最終の週末にご参集ください。

*日時:2012年3月24日(土)・25日(日) 15:00〜
*場所:コーポ北加賀屋
*アクセス: 大阪市営地下鉄 四つ橋線 北加賀屋駅 4号出口より徒歩約5分
参加費無料

24日(土)
15:00 翻訳者とよむ『プレカリアートの詩』/ 櫻田和也 + 内田聖良 + Silvia Siberini
17:00 ビフォ公開インタビュー 01 / RLL + Franco Berardi(bifo)

25日(日) Media Punks! (仮)
15:00 アウトノミアの現在 / 酒井隆史 + 二木信
17:00 ビフォ公開インタビュー 02 / RLL + Franco Berardi(bifo)
18:00 インフォショップとストリートアート / 成田圭祐 + Silvia Siberini
19:00 ポストパンクの現在 / ROGUES’GALLERY + 稲田光造

ゲスト:
Silvia Siberini (哲学者)
映像史的にも画期的なウォールペイントのストリートアニメーション作品により世界を驚かせたBLUをはじめ、ボローニャで自費出版・自主制作を実践するARTSH.itをはじめ沢山のアーティストたち、またラテン系諸国各地の小集団と協働してきた編集者でもある。

RLL(カルチャージャマー)
RとLとL’の3人組。「wearable
ideas」というコンセプトで、哲学・政治・文化といった知の視覚的転用(Détournement)によるTシャツやzineを制作。サウンドデモやネットラジオ「素人の乱」などでも活動中。http://www.rll.jp/

酒井隆史 (社会思想)
大阪府立大学人間社会学部准教授。主な著書に『自由論』(青土社)、『暴力の哲学』(河出書房新社)、訳書にジジェク『否定的なもののもとへの滞留』(太田出版のち筑摩書房)、ネグリ+ハート『帝国』(以文社)など。昨年末、大阪20世紀の底流を描ききった大著『通天閣–新・日本資本主義発達史』(青土社)を上梓、深くしずかにおおきな反響をよんでいる。

二木信 (音楽ライター)
おもに日本のヒップホップ、アンダーグラウンド・ミュージックの紹介、批評、パーティのレポートを行う。2011年、素人の乱が呼びかけた「原発やめろデモ」に関わる。共編著に『素人の乱』(河出書房新社)、共著に『音の力–ストリート占拠編』(インパクト出版会)、『ゼロ年代の音楽–壊れた10年』(河出書房新社)などがある。現在、『WEBRONZA』や紙版『ele-king』などで連載中。近く『すばる』で連載開始予定。

成田圭祐 (IRA)
国内外のカウンターカルチャー・社会運動から発信される情報、物、そして人が集まるインフォショップ「イレギュラー・リズム・アサイラム(IRA)」を運営。アナキズム文献センター運営委員。デザイナーとしても活躍。

稲田光造 (実験音楽)
「実験音楽の作家としてヨーロッパを中心に作品を多数リリースしています。また、対極に企業創業者として会社をいくつか立ち上げて経営しています。果たして両方を共存させる事はできるのでしょうか。」
_____
文化庁委託事業「平成23年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」
制作: remo[NPO 法人記録と表現とメディアのための組織]
協力:NPO法人淡路島アートセンター/AIR大阪/大木自動車/クボソーコ/窪田航平/豊田達也/中村隆行/南野佳英/RESULT]

Bifo2



もれた報告

もれた、といってもI-131やCs-137やSr-90やPu-239やU-234ではございません。
311以後のアクション、雑誌やzineなど微妙な露出のお知らせが漏れがちです。タイミングを逃してしまいましたが、今更ながら、いくつかご報告。311以後、ビビる→逃げる→帰って毎月デモ!ってな感じで、まったく日常が戻っておりません!さっきも長めの余震がありましたが、正直ビビってますよ。


DU_1 http://diskunion.net/book/ct/detail/DU-2011SS
従来の『ディスクユニオン・カタログブック』を、誌名、デザイン、そして内容も大幅にリニューアル! 企画ページを増量し、様々なジャンルを横断する新機軸のディスクガイドに。もちろんディスクユニオン・バイヤーによる独自の新旧ディスク紹介ページも併載。

◎濃厚内容の一部をご紹介!!!

◎総特集:【音楽×○○】
あらゆるカルチャーとクロスする音楽の可能性をさまざまな切り口で紹介。

緊急企画・対談:宇川直宏×磯部涼
×ラジオ 文化系トークラジオLife
×デザイン 横尾忠則
×ブック 中川敬(ソウル・フラワー・ユニオン)/J・ケルアック『オン・ザ・ロード』/numabooks
まだまだ盛りだくさんのその他コンテンツ
×旅(文化人類学者・今福龍太)×映画(大谷能生「ゲンズブールと女たち」公開記念)×マンガ(「全ポ連」描き下ろし)×CM(博報堂ECD・永見浩之)×革命(RLL) ×公園(サイファー)×ファッション(シアタープロダクツ・阿部海太郎・蓮沼執太)×BAR and more!!!!!

DU_2 『DU』さんに「音楽×革命」という放談を載せさせております。311前の取材記事を校正段階で311後に書き換えるってな荒技発揮しております。4月中旬発売でもう店頭にないかもですが、もし読みたい方いましたら声かけてください。



jinbun_1 http://bookweb.kinokuniya.co.jp/bookfair/jinbun2010.html
発表!!紀伊國屋じんぶん大賞2010
この度、「今こそ!人文書宣言」企画第20弾として、読者の皆様に“2010年に刊行された「人文書」ベスト3”についてアンケートを募集致しましたところ(2010年12月10日〜31日)、短期間にもかかわらず多数のご投票を頂くことができました。誠にありがとうございました。頂戴しましたアンケートをこちらで集約、1位を3点、2位を2点、3位を1点としてカウントし※、「紀伊國屋じんぶん大賞」およびベスト 30を選定させて頂きました。

jinbun_2 たんにアンケートに答えたら(しかもRLL 2010′S BEST BOOKSの原稿のまま)載っちゃったってだけですが、河出の名編集者Aさんと被ったってのが嬉しかったったですね。
皆さんもいい本いっぱい出てるので人文書よみましょう!
最近のお勧めは、アラン・カイエ『功利的理性批判』と篠原雅武『空間のために』ですが、両方以文社だったね! もうすぐ『VOL エピステモロジー』も出るみたいで楽しみ☆



sabacu0_1 http://twitter.com/#!/sabacu2011
http://www.scribd.com/doc/55459453/%E7%A0%82%E6%BC%A0%EF%BC%90%E5%8F%B7-read
「砂漠Vol.0 誰にも見えない」
目次:○なぜ東京に 二木信○震え 中里勇太○3.11/4.10雑感 一色こうき○1975→2011→2046→ 高橋政宏○LIFE IS COMIN’ BACK 長谷川弘
表紙:intellipunk(RLL) 本文設計・写真:東高円寺文庫

sabacu0_2 砂漠というzineで装丁をしました。メンツは非常に馴染みある信頼出来る書き手の仲間です。0号はフリー、次号からは分厚くなって販売します。自分の企画もやるかも!




それと4/10と6/12の「かくめい生活研究所」のログが素人の乱HPに上がってます。
http://www.shirouto.org/archive/
どちらもデモ後の放送ですが、印象は全然ちがう!
放送中のおいらの酔っぱらい方もほろ酔いと絡み酒!
関係各位、リスナー、出演者にほんと悪い、これから気をつけます!



緊急トークイベント「震災前後—地揺れするバビロンにて」

毎月1・3金曜日@なんとかバーの美食倶楽部(ペペ長谷川&intellipunk)は毎回好評!
集われる方はペペさんの握り寿司目的が多いんですが(あとペペさんの人徳!)、このタイミングで魚! しかし福島第一の海への放出とは関係なく(?)近海魚の品薄により握りは中止。先週は緊急にスペシャル餃子メニューでした。
行者大蒜をニンニクに代用したスペシャルな餃子は、修験行者由来の滋養とニラ生姜ネギのブレンドした独特の風味が美味い!おまけに蕨揚げ、筍ご飯と、春の山菜づくしってことで中々でした。春の山菜はすぐに消えちゃうので一回限りだね。秋はキノコ山菜つくししよう。


さて地震より前、過日の美食倶楽部、カルスタ界のイケてる兄貴たち小笠原センセイと山本センセイがいらっしゃった折、今年のカルタイに「来いよ!」と強く勧誘。カルチュラル・スタディーズの日本最大の祭典(かつ学会)であるカルチュラル・タイフーン(http://cultural-typhoon.com/2011/)には、毎年お店は出してますが、今年は神戸。行こうか迷ってたんですけど、震災の折に偶然に大阪や神戸に知己を得たりして、今年は関西づく感じな様です。行くかも!って伝えていたらTwitter経由で山本センセイから企画相談がーーRLLさんやりませんか?」




と思ったら、カルスタ事故波紋、もとい自己破門の上野センセイの話を聞くって企画でした。
今、仙台出身の上野俊哉が何を感じているのか? 震災以後そして原発被曝以後のこの世界で何を考えているのか。これは気になる期。
メンツはイアン・コンドリーを囲んだ11月のトークイベント“Cultural Action, Fronteer or Archipelagoes?”と同じだけど、あれ好評だったからだね。
つうことはアフターパーティーあるのかな?
http://www.rll.jp/hood/action/20101119132348.php
http://togetter.com/li/73043








緊急トークイベント「震災前後—地揺れするバビロンにて—」のお知らせ
3月11日の震災がすべてを変えたのではない。もともとこの世界に存在していた様々な矛盾を、震災という出来事が誰の眼にも明らかにしてくれたのではないか。けれども、水脈はあった。震災前の世界で、その水脈を掘りつづけてきた論客たちを招いて、地揺れするバビロンから、この間に起きたこと、「例外状況と日常性」、「理性と放射線のエコロジー」、「原発災害の攻勢下でヒューマニティーがなしうることはなにか」といったテーマ群について語り尽くしたい。震災以前の世界、そして震災後の未来について——

423BABYLONE
■日時 2011年4月23日(土)
    17:00〜19:00(16:30開場)
■場所 早稲田大学16号館305教室
■地図 http://www.waseda.jp/jp/campus/waseda.html

■パネリスト 上野俊哉(和光大学/マギル大学)
       RLL(カルチャー・ジャーマー・グループ)
       二木信(ライター/編集者)
■コーディネーター 山本敦久(筑波大学)+田中東子(十文字学園)

[EN]
On 23 April (Sat), 17:00-19:00@Waseda University,
building 16,room305,talk event will be held.

The subjects would be ‘Earthquake Lightning from Babylon’, ‘State of Emergency
and Everyday Life’, ‘Ecology of Mind and Radioactivity’,’What Humanities could
do under the siege of Nuclear Disaster’,etc.

Panelists, RLL, Shin Futatsugi and Toshiya the tribal
Moderator, Atsuhisa Yamamoto &Touko Tanaka

http://babylon77.blog94.fc2.com/blog-entry-2.html





前日も面白そうなイベントあるよ!

アースデイ・トーク 『三つのエコロジーと東電福島原発事故』
エコロジーとはあくまで「生態学」のことであって「環境問題」のことだけを指しているのではありません。エコロジーを「環境問題」のみに限定してしまうことは、かえってこの世界の生態系を歪んだものにしてしまいます。

福島原発を含めたこの小さな島国にある17カ所・54機の原発の先に、わたしたちはどのような未来を見ていたのかということを考えてみましょう。私たち日本の社会は、オール電化という名の下に、原発が環境を良くするものであるかのような、有害なエコロジーというものをつくり出してしまいました。そして現在、それが有害であることを誰もが認めるであろう、深刻な事態「東電福島原発事故」による被害が進行しています。

1989年にフェリックス・ガタリが世に問うた、環境・社会・精神の『三つのエコロジー』という思想をいまこそ再考し、現実の世界に緊急に応用していかなければならないのです。

アースデイ、4月22日の阿佐ヶ谷ロフトAのイベントでは、環境のエコロジー、経済のエコロジーの実践を行ってきた「未来バンク」の田中優さん、有害なエコロジーをつくり出してしまうような、資本主義の問題点を考察してきた社会学者の毛利嘉孝さん、そして、自殺対策支援に関して精神のエコロジーといえる行動を始め、今回の東電福島原発事故によって、環境や社会のエコロジーにまでその活動を広げようとしている松田美由紀さんをゲストに、3.11以降の『三つのエコロジー』についてのトークを行います。

【出演】
田中優(未来バンク理事長、天然住宅共同代表)@tennenjutaku
毛利嘉孝(社会学者、東京藝術大学准教授)@mouri
松田美由紀(女優、写真家)@MATSUDA_MIYUKI

【進行】上岡誠二(芸術活動家、アースデイJP世話人)@earthdayjp

日 時:2011年4月22日(金) OPEN18:30/START19:30
会 場:阿佐ヶ谷ロフトA
東京都杉並区阿佐谷南1−36−16ーB1
JR中央線阿佐谷駅パールセンター街徒歩2分
http://www.loft-prj.co.jp/lofta/map.html
前売り:¥1,500/当日¥1,600(共に飲食代別)
前売りチケットはローソンチケット【L:38046】ウェブ予約にて発売中!!
ロフトA web予約ページhttp://www.loft-prj.co.jp/lofta/reservation/reservation.php?show_number=638



Cultural Action, Fronteer or Archipelagoes?

明日のイベントの告知です。遅くなってごめんなさい。


トークイベント“Cultural Action, Fronteer or Archipelagoes?”
11月20日
早稲田大学3号館102教室
18:00~20:00

パーティー
20:00~終電
茶箱(Sabaco)


発表者
田中東子(早稲田大学)コスプレやゴスに見る文化の身ぶりについての発表
山本敦久(上智大学)長野のスノボのトライブについて
二木信(ライター)最近のアクティヴィズム(?)
RLL(HarpoBucho、Intellipunk)Culture Jammingの今後(?)

司会/コメント
イアン・コンドリー(MIT)『日本のヒップホップ―文化グローバリゼーションの〈現場〉
上野俊哉(和光大学)『アーバン・トライバル・スタディーズ パーティ、クラブ文化の社会学




トークショウが終わったら、早稲田の小箱のクラブで イアン・コンドリーと 上野俊哉でDJやるので、文化研究者で音楽好きな人はきた方がいいかもね。この二人と知り合える絶好のチャンス?!

トークショウはおそらく、「島宇宙化をどうこえるか?」「トライブ間の孤立をどううちやぶるのか」「そのことに意義があるのか」ってテーマのようなんですが、具体的には僕らも導先が予想がつきそうにない! ってことで昨夜までRLLはミーティングして思案したんですが、振り回されても仕方がないので、やっぱり好きなようにやること決定。ラジオをサボタージュ中のハーポ部長のトークは、多分ここでしか聞けません。RLLと二木くんはセットで、文化研究や人文系の知の崩壊状況に対する外部からの介入を担当なんで、割と自由にやらせていただきます。
それ以外の発表者と司会者は『日本のヒップホップ―文化グローバリゼーションの〈現場〉』の著者/監訳者/訳者なんですね。著者紹介を転載↓

【著者】
イアン・コンドリー(Ian Condry)
1965年生まれ。マサチューセッツ工科大学(MIT)外国語・文学部 日本文化研究准教授。専門は、文化人類学、現代日本の文化研究。特にポップカルチャー、メディア、言語、グローバリゼーションに焦点を当てている。

【監訳者】
上野俊哉(うえの・としや)
1962年生まれ。和光大学教授。社会思想史、文化研究、メディア論。
著書に『アーバン・トライバル・スタディーズ』(月曜社)など多数あり。

【訳者】
田中東子(たなか・とうこ)
1972年生まれ。早稲田大学他非常勤講師。博士(政治学)。戦後イギリス政治、ジェンダー論、文化研究、メディア論。

山本敦久(やまもと・あつひさ)
1973年生まれ。上智大学講師。文化研究、メディア論、スポーツ社会学。





★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

昨日のあかねでの「サワの旅話し」の様子をマイミクsonodaさんがあげてくれました!

サワの旅話し01
http://www.youtube.com/watch?v=-B66WSmUyS4

サワの旅話し02
http://www.youtube.com/watch?v=zvAPVLdrjZA

サワの旅話し03
http://www.youtube.com/watch?v=XaR-_PxJRvk

雨の白山 巡礼する
http://www.youtube.com/watch?v=ceKO79lGmLY

ものすごく貴重な話を聞けました。



語りと騙り

昨晩は東大でアンヌ・ヴィアゼムスキーを囲む会、その後早稲田あかねでヒッピー界の大御所サワさんの旅話を聴く会を自転車ではしご。

ジャンルまったく違えども濃く長く生きてきた人の話はいちいちおもしろい。女優も旅人も日常生活においてさりげなく演じることの達人なので、話をいつまでも聴いていたいと思わせる技をもっている。それにしてもサワさんのトークは引き出し多すぎで話があふれ出るかんじ。誰か聞き書きして本にまとめてほしいと思うくらい。

アンヌ・ヴィアゼムスキーは小説家でもあるから、自分で本にする人である。未読だけど『少女』は、17歳のアンヌとロベール・ブレッソン監督の「関係」を小説にした作品らしい。かわいい孫娘を心配する祖父フランソワ・モーリヤン(ノーベル賞作家!)にブレッソンから変なことをされそうになったら日記に書いておけ、と言われたそうだが、小説にするにあたり、彼女はその日記を見返すことを禁じて記憶を頼りに書くことを自分に課したという。だから小説。

記憶は現実を作り変えるからね。これは旅話などのトークにもいえることで、そういう意味ですべての「語り」は「騙り」なのかもしれない。

明日、早稲田大学のトークイベントにRLLの役で出演。ボクらのは芸のある「語り/騙り」ではなく、本当に「ごまかし」のような気もするが、まあ、なんとかがんばります。イベント後、あかねの近くにある茶箱でパーティ。『アーバン・トライバル・スタディーズ パーティ、クラブ文化の社会学』の上野さんや『日本のヒップホップ―文化グローバリゼーションの〈現場〉』のイアンさんがDJをやりますよ!

11月20日@早稲田大学3号館102教室、18:00~20:00
トークイベント“Cultural Action, Fronteer or Archipelagoes?”
パーティー20:00~終電 @茶箱(Sabaco)
喋る人=上野俊哉(和光大学)、イアン・コンドリー(MIT)、山本敦久(上智大学)、田中東子(早稲田大学)、二木信(ライター)、RLL(HarpoBucho、Intellipunk)


今夜のこれは気になるね。

11/19金>■19:00−??:?? 3面マルチ3次元中継!!「神聖かまってちゃんLIVE@渋谷WWW」スペースシャワーTV&ニコニコ生放送&DOMMUNE同時ライブストリーミング!!



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